企業のグローバル化が進み、海外との技術情報の交流が増加傾向にある昨今、これらに付随する技術英語の品質向上が重要課題となっています。技術英語を使用する場は相手がネイティブとは決して限らず、しかも「英会話は何とか通じるが、英文のメールや仕様書は苦手。自信がない。」という技術者・生産部門担当者の声を多く聞きます。また、正しい文法を使い正確に訳しているにも関わらず、伝えたいポイントが不明瞭な仕様書や製品マニュアルが多数存在しているのも事実です。

技術分野の英語は、ただ訳すだけでは正確に内容が伝わりません。自社から発信する製品・技術情報が海外から高い評価を得るためには単なる英会話力の向上ではなく、より実践的な技術情報のスキルを駆使しなければなりません。

そこで日本能率協会では、こうした課題を鑑みて「自信を持って使える」「相手に伝わる」「的確で簡潔な」実践ですぐに使える技術英語習得するセミナーをお届けいたします。

技術英語とは?

技術情報の伝達に特化した英語です。素早く、適切な形で、正確に伝達することを目的とします。別名はテクニカルライティングといいます。もともとは英語圏の産業界で発達した手法で、「シンプルでわかりやすい」ことが大前提。英語が国際語として認知された現在、ネイティブ・非ネイティブの区別なく確実に情報のやりとりができる手法として、注目されています。

技術文書には仕様書・指示書・解説書等々の様々なものがあり、それぞれの目的(想定される読者)によって適切なスタイルは変わります。しかし、どんなスタイルであっても「わかりやすさ」は最優先。簡単な英語を適切なスタイルで使い確実に情報を伝えるのが、技術英語という手法です。

英語が苦手な方には、国際語としての英語に最低限必要とされる能力を知り、基礎から効率よく学ぶきっかけとなるでしょう。英語が得意な方には、英語力以外の面で、技術情報の伝達のために必要とされるポイントに気付いていただけるでしょう。「万人のための情報伝達」を目指す英語だからこそ、現在の英語力に関係なく、学ぶことで得られるものが必ずあるのです。