開催概要
対象
・管理職、マネジャー、職場リーダーの方々
・人事・人材開発部門の方々
・ご自身のリーダーシップをさらに高めたいとお考えの方々
リーダーシップ・チャレンジ・ワークショップとは
リーダーシップ研究の第一人者であるジェームズ・M・クーゼス、バリー・Z・ポズナー両教授は、リーダーシップは卓越した一部のカリスマ的リーダーによるものではなく、ごく普通の人が普通でないことをやり遂げていることに注目し、彼らを対象に「最良のリーダーシップ経験」を数百人以上のインタビューと数千人以上のアンケート調査をした結果、5つの共通点を見出し「模範的リーダーシップの5つの実践」としてまとめました。
本ワークショップは、この研究成果をもとに両教授が著した「The Leadership Challenge(R)」(邦題『リーダーシップ・チャレンジ』海と月社)をベースにしたリーダーシップ開発プログラムです。
ワークショップに参加することで得られること
1.リーダーシップ行動において、ご自身のどこに課題があり何を伸ばす必要があるのかが明確になります。
2.日々のリーダーシップ行動を振り返るための型を得ることができます。
3.リーダーシップに磨きをかける参加者同士が、ワークショップ後もお互いを刺激し合う仲間になります。
特長
【1.体験型ワークショップ】
様々な体験型ワークと自分の仕事においてのリーダーシップ行動を紐付け、身体と頭で納得しながら、現在の仕事にどのように活用していくかを考えていく体験型ワークショップで進めます。
【2.リーダーシップを体系的に整理】
30年以上にわたり繰り返し研究されてきた実証データをベースに、リーダーシップの要素を網羅的に捉え、さらに、理解しやすく学べるよう体系的に整理されています。
【3.質の高いファシリテーターが担当】
日本能率協会では、長年にわたりリーダーシップ・チャレンジのコンテンツの質の維持と向上に努めてきました。その成果と力量が認められ、日本で初めてファシリテーターの頂点であるマスターの称号が付与されました。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 9:30~17:30 |
■オリエンテーリング(Orienteering) |
・リーダーシップ・チャレンジの基本的な考え方
・自己の最良のリーダーシップ経験を振り返る
・「模範的リーダーシップの5つの実践」を理解する
・LPIセルフ診断と結果の確認
※LPI(R)(Leadership Practices Inventory)は、「模範的リーダーシップの5つの実践」の具体的な行動ぶりを把握するための評価ツールです。1985年に開発され、これまでに40万人以上のリーダーが体験しています。
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■実践(1) 模範となる(Model the Way) |
・LPI診断結果の振り返り
・称賛されるリーダーの特性とは
・個人/組織の価値の明確さが、組織へのコミットに与える影響
・自分自身の価値を明確にする
・リーダーは、いかに価値と行動を合致させるか
・単元の振り返りと今後の実践の検討
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■実践(2) 共通のビジョンを呼び起こす( Inspire a Shared Vision) |
・LPI診断結果の振り返り
・ビジョンを構成する5つの要素を理解する
・理想的で独特な将来を描くには
・ビジョンに命を吹き込む
・自分自身のテーマについてのビジョンを発表し、フィードバックし合う
・単元の振り返りと今後の実践の検討
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2日目 9:30~17:30 |
■実践(3) プロセスに挑戦する(Challenge the Process) |
・LPI診断結果の振り返り
・外部に目を向け、改善のアイデアを得る
・リスクをとり、過ちから学ぶことの大切さを考える
・一歩ずつ進む、小さな勝利を積み重ねる
・単元の振り返りと今後の実践の検討
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■実践(4) 人々を活動できるようにする(Enable Others to Act) |
・LPI診断結果の振り返り
・力がある/力がないと感じさせる言葉と行動
・リーダーとして、いかに人々を力づけるか
・メンバーの実行能力をいかに伸ばすか
・メンバーの協働を促すためにどうするか
・単元の振り返りと今後の実践の検討
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■実践(5) 心を励ます(Encourage the Heart) |
・LPI診断結果の振り返り
・メンバーにとって意味のある評価行動とは
・心を励ますうえで大事な4つのこと
・リーダーとしてどのようにメンバーの心を励ますか
・単元の振り返りと今後の実践の検討
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■コミットする(Committing) |
・自分自身のビジョンと価値を再確認する
・自分自身のリーダーシップ開発目標を設定する
・職場に戻ってからの行動計画を決める
・行動計画について相互に語り合い、コミットする
・ワークショップ全体の振り返りと各自の成果の共有
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:30~13:30を予定しております。
※LPI®は、自己診断のみ対応しております。360度診断は、個別にカスタマイズする“社内研修”において対応することが可能です。
ご案内
ファシリテーター
日本能率協会
講師陣 (敬称略)
中島 克紀 (なかじま かつのり)
【大阪】
日本初 「The Leadership Challenge®」認定マスター
社団法人日本能率協会に入職後、マネジメントとリーダーシップの機能、チーム変革の研究と理論・実践のバランスを追及するセミナー開発に従事。アメリカの財団法人との次世代リーダープログラム共同開発後、企業・自治体での管理者教育に従事。
鈴木 健一 (すずき けんいち)
日本マクドナルド㈱人材育成機関(ハンバーガー大学)の副学長として、インストラクター育成、管理職対象プログラムを開発し、日本マクドナルドのV字回復に人材育成面で貢献。
☆「The Leadership Challenge®」の米国マスターファシリテーターより特別トレーニングを受けたファシリテーター陣がご対応いたします。
定員
各回とも定員24名(1回あたり1社4名まで)
・5名に満たない場合は延期する場合があります。
・参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。