このような課題をお持ちの方にお勧めします
✔顧客のサービス活用度を把握したいと考えているが、どのような方法で行うのがBestなのか良く分からない
✔業務で調査に携わることが多いが、体系的に学んだことが無い
✔OJTばかりでコンセプト構築や企画の立て方が正しいか不安だ
✔市場調査結果を活用し、アイディアをブラッシュアップする力が不足している
✔インタビュー対象のインサイトをどう引き出すか、また、定性調査の企画、実行、結果のまとめ方を学びたい
✔提案したソリューションが顧客に合致していたか明らかにするインタビューを行いたいが難しさを感じている
開催概要
参加対象
・商品開発部門に新たに配属された方や、まだ経験が浅い方
・企業のブランド・マネジャー、商品企画・新商品開発担当者の方
・生活者研究や市場調査に関わる方
・本テーマにご関心のある方々 など
セミナーのねらい
①インタビュー調査をどのように企画・設計したら良いのか、アンケート調査or定量調査と比較しながら学ぶことができます。
②橋本講師によるグループ・インタビューを"その場"で見学し、結果の活用アプローチを体得することができます。
③アイディアやコンセプトにつながる“気づき”方、発想の勘所を学ぶことができます。
参加のおすすめ
商品・サービスの飽和など市場の成熟化を背景に、生活者の“生声”からニーズを探るインタビュー調査は注目を集め続けています。
しかしながら、インタビューを通して革新的なコンセプトを継続的に生み出す仕組みが構築できている企業は多くありません。
本セミナーでは、実際に対象者を呼集してグループ・インタビューを実施しながら下記のポイントについて学んでいきます。
①生活者が発する貴重な“生声”から新商品・サービスのコンセプト開発につながる「気づき」を得るために、どのようにインタビュー調査を活用したら良いのかを体系的に学びます。
②インタビュー調査の活用経験豊富な講師による講義に加え、グループ演習を通してインタビュー調査の企画やインタビュー・フローの作成、コンセプト・ワークを体得していただきます。
③コンセプト構築のニーズ探索によく活用されるグループ・インタビューといった代表的な手法はもちろんのこと、「観察調査」、「コミュニティ・リサーチ(MROC)」などの他の定性調査の活用方法も紹介します。
受講者の声
✔橋本講師のインタビューを実際に見る、を含めて、体験できたところが良かった。
社内に戻ってからは、企画推進者に対して、インタビュー設計についての指導、指示で活かしていく。
✔自身でインタビューを行うことが多いので、研修の最後に聞き方、分析方法まで確認させていただいたのは、これからの業務で活用できそうです。
早速自社に戻って、グループインタビューや一対一のインタビューを実践してみます。
✔1日目に企画→フローを作成したグループインタビューを2日目で見ることができ、そこからコンセプト構築まで演習で体験できるので、全体の流れをつかむことができた。
企画を立てる際に、はっきりとした調査課題を設定することをまずは実践したい。
✔実習した内容で、実際にグルイン体験ができます。まさに活きた教育!グルイン以外の部分も、アイディアのブラッシュアップに活用していきます。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
1.コンセプト構築の「勘所」を学ぶ |
(1)コンセプト=ターゲット×ベネフィット
・コンセプトの構成、生活価値に置き換えた提案
(2)Point of Parity+Point of Differenceのバランス
・商品カテゴリが備えるべき基本ベネフィット、差別性・独自性のバランス
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2.インタビュー調査の「基本」を学ぶ |
(1)定性調査が適したリサーチ課題
・開発プロセス、育成プロセス、通常時
(2)”定性”調査と定量”調査の違い
・対象者の選定
・インタビュー技術
・分析力(推察力)
(3)定性調査の各手法の特徴
・グループ・インタビュー、デプス・インタビュー、観察調査、他
・定性調査の特性、活用時の留意点
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3.インタビュー調査の「企画」を学ぶ |
(1)インタビュー調査の企画のたて方の勘所
・インタビュー調査における企画の立て方
・コンセプト構築に活用する際の留意点
・企画書の事例
(2)インタビュー・フロー作成のポイント
・インタビュー・フローの役割
・インタビュー・フローの作り方
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4.コンセプト構築のための「調査企画」と「インタビュー・フロー」を作成する
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数名のグループに分かれ、演習課題に対して実際にインタビュー調査の「調査企画」と「インタビュー・フロー」を作成します。これをベースに、翌日のグループ・インタビューが行われます。テーマは、参加者にとって身近な食品・飲料など具体的な新商品のコンセプト開発です。
-企画・フローの発表(各グループ)、Q&A
-講師総評~講師が作成した企画・フローの紹介
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5.インタビュー見学の「勘所」を学ぶ |
(1)対象者をリクルートする際の勘所
(2)インタビュー中の対象者チェック・ポイント
(3)インタビュアーのチェックポイント
・本音や潜在的な思いを引き出すインタビュー技術
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2日目 10:00~17:00 |
6.グループ・インタビューを実施して「発見事項」をピックアップする
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グループ演習で作成したインタビュー・フローに基づき、プロフェッショナルである講師がインタビュアーを務め、本セミナーのためにリクルートした、演習課題に適した対象者に、実際にグループ・インタビューを実施します。セミナー受講者の皆様には調査依頼主の立場で、見学しながら「発見事項」をメモしていただきます。
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7.新商品のコンセプトを構築する
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グループ・インタビュー見学で記入したメモをベースに、実際にコンセプト構築を行います。
-構築したコンセプトの発表(各グループ)、Q&A
-講師寸評
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8.定性調査を有効に活用するコツとポイントを学ぶ |
(1)講師作成の分析レポートの紹介
・同日に実施したグループ・インタビューの分析事例の紹介
(2)インタビュー調査のまとめ方の勘所
・「発言と発言」の行間を読む
・選別した情報の構造化
(3)定性調査の外部機関選定ポイント
・外部の調査機関へ委託するときのポイント
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9.クロージング |
(1)新しいアプローチの活用方法
・ビジュアル活用
・「観察調査、エスノグラフィ
・MROC
(2)セミナー全般の質疑応答
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
小田 宜夫 株式会社インデックス・アイ 代表取締役社長
芝浦工業大学 大学院 工学マネジメント研究科 非常勤講師
橋本 紀子 株式会社クロス・マーケティング R&D事業本部 ゼネラルマネージャー
定員
20名
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。