開催概要
参加対象
品質改善、管理者、製造、生産技術部門の実務者の方
ご参加のおすすめ
本コースでは、ヒューマンエラー対策、製品立ち上げ時の品質作り込みを演習を通して体得いただきます。
特にご好評いただいているのは、
・ ヒューマンエラーの再発ゼロ対策の早急対策
・「見える化標準活用法」を駆使した有効な未然防止
というテーマを豊富な事例とともにノウハウを演習し、体験学習していただく点です。
1年に1回の開催ですので、この機会をお見逃しなくご参加ください。
参加された方の声
・ヒューマンエラーに起因するミスの発生割合を減らしてゆくヒントを得たいと考え参加しました。3現主義に立たないとヒューマンエラー対策は成果が出ないことを認識しました。メリハリの効いた講義をしていただき、事例やトピックスも興味深かった。(品質管理・保証部門 リーダー)
・ポカミス、ヒューマンエラーが毎年、同程度、発生することから根本対策のヒントを得たいと思い参加しました。応用できそうなツール(ヒューマンエラーチェックリスト、ヒューマンエラー発生原因と対策技術MAP、KYTを利用した不良防止につなげるカード)があって良かったと思います。メリハリの効いた講義であり、また、事例も豊富でイメージが掴みやすかった。(品質管理・保証部門 課長)
・あってはならないヒューマンエラーをおこさない手段を勉強するため参加しました。自分でも気づかない事を勉強できました。事例を交えての講義はわかりやすかった。(製造部門 リーダー)
・社内の品質保証レベル向上、不良対策とヒューマンエラーの違いを明確にしたいと思って参加した。ヒューマンエラーを無くすことは非常に難しいことであるが、わかりやすく、実例や問題を解きながらやっていただき、良かった。(品質管理・保証部門)
・繰り返し発生する類似仕損をいかに防ぐか、ヒューマンエラー対策を学びたかった。意識の持ち方として心に残したいのは、「ゼロをめざすべき」「合意を得てから進める」など。(品質管理・保証 部長)
・他の参加者の方々との話合いの場をもてて勉強になった。(製造部門 リーダー)
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
ヒューマン・エラー(HE)ゼロ生産具現化アプローチ |
1.10年ピッチで整理したHEゼロ対策の歴史努力に学ぶ |
(1) 国際的にリードする企業が進めたHE対策の変遷
(2) HE対策の前提として欠かせない標準化100%順守対策の実務
(3) ダントツ品質づくりに向けた生産環境の整備
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2.HEゼロ対策の手順化 |
(1) 信じがたい疑似HE(違反行為)ゼロ化を進める具体策
(2) 5M段階改善法で既にあるHE対策を一覧表示
(3) 21世紀にふさわしいポカヨケ適用法
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3.HEの97%を占める個々人別・作業手順上のゼロ化対策 |
(1) ハインリッヒの原則を実務展開に有効なハザードMAP活用対策の実務
(2) QC工程分析利用による作業手順ハザード極小化対策
(3) 「目で見るJIT標準化」適用対策の成果
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4.ハインリッヒの原則を徹底利用したQTAT+HEゼロ対策の実務 |
(1) ダントツ品質維持企業に見る不良1:30ヒヤット管理の実務
(2) 不良発生を1/5の手間で撲滅へ向ける「3現主義+QTAT」の展開実務
(3) HEゼロ生産アプローチ事例紹介
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5.大脳生理学の実践利用によるHEゼロ対策訓練の成果 |
(1) 大脳生理学による200余の事例に対するHE対策の一覧化
(2) 大脳生理学チェックリストの実務活用法
(3) 航空機一流パイロットの実用・CRMに見るHEゼロ防止訓練の活用法
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6.まとめとQ&A |
(まとめとQ&A)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
中村 茂弘 JMA専任講師
定員について
15名
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
関連リンク
「不良ゼロ対策」無料文献はこちらからご覧いただけます。
http://qcd.jp/