開催概要
対象
・生産技術・生産管理系のスタッフ、リーダー、マネジャー
・データ解析の初心者、基礎をおさえたい方、独学で学ばれている方
・実務でデータ解析をはじめなければならない方
ねらい
今やビッグデータの利活用は職種、業界問わず必要になっています。
小会がビッグデータの利活用に関するアンケートを実施(2016年10月実施)した際、生産技術・生産管理に携わる方が回答率の40%を占め、最も多くのご回答をいただきました。生産技術、生産管理のご回答の中で「データ活用の必要性があるが業務で活用できない」、状態推定、品質検査、最適化、ファクトリーオートメーションなど様々な所で「解析手法や基礎的な知識の面で課題がある」ということが挙げられ、その課題意識の持ちようは、いまだ変わりません。
データ解析について手探り状態の方、何となく知っている気になっている方が不完全なスキルで業務に実装することにはリスクが伴います。
本コースはデータ解析を必要としている方に対して『確実におさえなければならない内容』になっており、受講後、自社のデータが「数字の羅列」から「新たな価値を生む宝の山」であることを認識し、講義とワークを通じてビッグデータ解析をする上での「視点」「思考」「手段」の基礎を習得します。
特長
ご参加にあたって
・
各自でPC のご準備をお願いします。(ご準備できない方はお気軽にご相談ください。)
・PC には
エクセルの分析ツールの事前インストールをお願いします。(※バージョンは2010 以降)
・エクセルで初歩的な関数計算ができ、エクセルの分析ツールの起動までできるようにお願いします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 9:30~17:30 |
■オリエンテーション・アイスブレーク |
(オリエンテーション・アイスブレーク)
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■ビッグデータの概要とデータ解析手法の遷移 |
・ビッグデータとは?
・データ解析をはじめる前に
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■データ解析で持つべき「視点」 |
・データ解析の“基礎知識”と“持つべき視点”
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■データ解析に必要な「思考」 |
・データの得かた、見方、考え方
・データの増やし方、選び方 など
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■データ解析の基礎的な「手段」 |
・手法を学ぶ
・結果を検証する
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■ケーススタディ
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生産技術・生産管理における確率的な解析と検証を内容にテーマを選定
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■まとめ |
(まとめ)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
浦野 昌一 明治大学 総合数理学部 ネットワークデザイン学科 准教授 博士(工学)
1.略歴
東京電力株式会社(現東京電力パワーグリッド株式会社)に入社後、研究所にてスマートグリッドの進展による電力系統への影響解析や電力系統の観測データを用いた系統解析技術の研究開発,計画部門にて周波数変換設備に関する系統解析などの業務を経て、現職に至る。
現在は、明治大学にて統計学を用いたデータ解析、予測手法に関する講義科目を担当している。
2.兼務
電気学会 会員、電子情報通信学会 会員、米国電気電子学会(IEEE) 会員
3.主な業績
・電気学会論文誌、John Wiley & SonsなどAランク論文誌に掲載
・第56回電気科学技術奨励賞受賞
4.研究分野(キーワード)
大規模データ解析、データマイニング、多目的最適化、統計的データ解析、需要予測、スマートグリッド、エネルギーネットワーク、シミュレーション
定員について
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。