開催概要
ワークショップのねらい
「ビジネスの世界にも絵心が求められています。」
先行き不透明な未来を前に、企業は単に未来を予測するだけではなく、
自らが明るい未来、ビジョンを描きイノベーションを起こすことが求められています。
そのために、メンバー一人一人が自走し、多様な価値観を持つ人たちと力をあわせて、
これまでよりも軽いフットワークで早く未来へ進んでいかなければ間に合いません。
AI時代の到来を前に、「感情」や「感性」「価値観」といった「目に見えないけれど大事なこと」
を真剣に議論する企業が増えてきました。
しかし、バックグラウンドの違う人たちを集めて、未知なる世界観を話し合っても、
これまでの話し合いの進め方や問題の解き方のままでは
何が本当に正しい選択なのか測りかねる・・・そんな議論の袋小路に陥っていませんか。
このような左脳的な議論や思考に行き詰まりを感じる場において
右脳を刺激するグラフィックファシリテーションの考え方(絵巻物思考)は、とても有効です。
グラフィックファシリテーションは、単なる絵で描く議事録はありません。
説得するための、図解でも挿絵でもありません。
自分のためだけのノートの落書きでもありません。
グラフィックファシリテーションは「本当の問題」をあぶりだし、
未来に向かってみんなを1つにし、自発的な決断・実行力を促進する、
ビジネスのさまざまな問題解決のために導入されている手法です。
本体験ワークショップは、グラフィックファシリテーションの方法論を
学びながら、問題解決ファシリテーションに有効な”絵巻物思考”
を身につけていただくことをねらいとして開催します。
こんなビジネスの課題に悩む方に有効です
【組織&人材開発】
● 働き方改革、女性活躍推進 ダイバーシティ
● チームビルディング
● 未来志向リーダーの育成
● ES(従業員満足度)を上げるには
● 他責・指示待ちから自責・自走する組織にするには
【ビジョン策定・浸透 中長期戦略】
● ありたい姿を描くには
● 存在意義とは、ミッションとは
● 社内外へ浸透させるには
【新規事業の創造 イノベーションを生み出す組織とは】
● 社会課題を自分事として解決するには
● デザイン思考
● 人間中心設計
● フューチャーバックキャスティング
【会議の進行 プロジェクトマネジメント】
● 共通認識が持てない。思いがバラバラ
● 解決策が見えてこない。決まらない。
● 周囲を巻き込めない。立ち消えになる。
【マーケティング ブランド コンセプト 新しい価値づくり】
● 生活者・顧客視点になるには
● インサイト、感情価値とは
● 未来の理想シーンを描くには
【地方創生 まちづくり】
● 産官学、市民協働プロジェクト
● 地域連携
● 持続可能な取り組みとは
※自分は「絵心」がない、と思っている方も大歓迎です。ぜひご参加ください。
ワークショップの特長
・ 現役のグラフィックファシリテーター®を講師に迎え、右脳的な発想への転換のトレーニングを通じて、
グラフィックファシリテーターのフレームワークや思考法(絵巻物思考)を習得します。
・ 自社課題を題材に「絵で解く」演習に取り組んでいただきます。
・ 講義を交えながら、参加者ご自身が手を動かし、対話を重ねていくワークショップ形式です。
ワークショップのゴール
問題解決ファシリテーションに有効な、絵巻物思考を身につけていただきます。
・ 生活者インサイトや価値観のような「うまく言葉や文できないこと」、未来ビジョンやブランドコンセプトのような
「はっきり目に見えていないこと」、未来行動を妨げているメンバーのモヤモヤ感といった「曖昧なもの」などの共有方法
が習得できる。
・ 会議などの参加メンバーに新たな気付きや問題を提起して、本質的な対話を促進し、チームを1つにできる。
・ 「まさにこんなものが欲しかった」といった未開拓の需要や新しい価値観を提案する未来シーンを探るプロセスが習得できる。
・ 自社としての意志をチーム内で確立・共有できる。
事前準備
(詳細はお申込後、ご案内します。)
1. 「グラフィックファシリテーション入門セミナー」をご受講いただきます。
(インターネットブラウザでご覧いただけます。動画時間はおよそ2時間です。
オンラインセミナー視聴料は、本ワークショップ受講料に含まれています)
2. 上記 入門セミナーで紹介される「事前設計3枚シート」を使って、
皆様が日頃実際に「何とかしたい」と考えている会議・議論を題材に、
記入したものを初日に持参していただきます。
プログラム
1日目 10:00~17:00
【ワーク1】 ビジネスの問題を絵で解くとは?
【ワーク2】 聴くとは
● 聴かないと描けない。何をどう聴くのか。
手を動かして耳を開く練習。
● 実践 グラフィックフィードバック&ダイアログ
【ワーク3】 描くとは
● 何をどう描くのか。感情を表現する練習。
● 上手になんでも絵にできるのは逆効果。
文字だけの議論を変える絵の練習。
● 描くから聴ける。
「絵に描ける話」と「絵に描けない話」
【ワーク4】 演習
● ワークショップの話の中身を絵にする練習。
● 相手の気持ちを汲み取り絵にする練習。
● 経営者の話を絵にする練習。
● 自分の思いを絵にする練習。
2日目 10:00~17:00
【ケーススタディー】 引き出すとは
絵空事に終わらせない絵巻物を描くための事前設計の方法とは。
【ワーク5】 引き出すとは
事前課題「事前設計3枚シート」を全員で検証
● 左脳的な議論から抜け出すために、どんな問いを立てるのか。
【ワーク6】 演習
自社課題「何とかしたいこと」を題材にワークショップを事前設計。
【ワーク7】 気持ちを汲み取るとは
ビジネスの現場にグラフィックだからできること
【ワーク8】 振返り だれのために、何のために
会社に戻ってグラフィックファシリテーションのノウハウをあなたはだれのために何のために使いたい?
具体的にどうしたい?
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
【グラフィックファシリテーター®】
やまざき ゆにこ
株式会社ユニファイナアレ
「グラフィックファシリテータ― graphicfacilitator」は
やまざきゆにこの登録商標です
【実績】
400を超える現場で、あらゆる業界のさまざまなテーマを、絵筆で支援。
共通するのは、多様なメンバーが集まり、未来志向な対話に取り組む場。
各種会議・研修・プロジェクトの議論を「絵空事に終わらせない」ために
事前設計から関わっている。
定員について
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。