開催概要
行動観察や記述式アンケート・インタビューなど言語・定性的情報には改善・イノベーションのヒント・アイデアが埋もれている!!
【参加対象】
・管理監督者、現場改善リーダーの方
・企画開発・設計、品質管理、生産管理・技術の改善リーダーの方
・全業務・職場全般の改善活動に言語・定性的データや新QCツールを役立てたいとお考えの方
【ねらい】
行動観察をはじめ、アンケート調査、インタビュー、クレームなどの言語・定性的データは、集計・数値化・分析が難しいために、改善や意思決定に活かされていないケースがよく見受けられます。
また、発現している問題・課題の全てが定量的データで数値化できるとは限りません。
作業者・ユーザーなど被験者の声(質的データ)である言語・定性的データからは、新たな発見・アイデアが得られ、よりよい改善・イノベーションや意思決定に活かされることが期待できます。
本セミナーでは、言語データや定性的問題・課題への分析に有効なツール・手法(新QC7つ道具)を事例研究や演習を通じて習得するとともに、有効な改善・解決策の発見、策定と意思決定の質を高めることを目指します。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1 言語・定性的データとは・特徴(定性的データと定量的データの違い) |
言語データを定性的に分析する
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2 定性的データを整理・可視化する |
新QC7つ道具を理解し、使いこなす
(1) カードを用いて意見を発散・集約する親和図法
(2) 連関図法で相互作用的要因を追究する
(3) マトリックス図法で要素間の関連性を見つける
(4) 系統図法でヌケ・モレを予防する
(5) アロー・ダイヤグラムで重点管理対象作業を明確化する
(6) PDPC法で阻害要因への対処を検討する
(7) マトリックスデータ解析法で関連するデータの特徴・傾向をつかむ
(8) まとめ
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3 定性的データの「分析」から「新たな発見・アイデア」を創る |
改善の場づくりと改善ボードのつくり方
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4 まとめ |
定性分析(発見型)と定量分析(仮説検証型)で改善・意思決定の質を高めよう
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
石川 秀人
コンサルソーシング株式会社
エグゼクティブ・コンサルタント
一部上場大手メーカー勤務後、(社)日本能率協会、(社)中部産業連盟、トーマツコンサルティング(株)などを経て、2005年にトヨタグループOBらと現コンサルティングファームを設立し、現在に至る。
TPSベースの現場改善、5Sなどのテーマで国内外のコンサルティング、および、後援会・セミナー等で活躍中。
【著 書】
「最新トヨタ式の基本と実践がよ~くわかる本」、「最新5Sの基本と実践がよ~くわかる本」、
「製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本」(以上 秀和システム)等。
定員について
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。