開催概要
セミナーのねらい
本プログラムでは、研修を企画する際のニーズ分析の重要性とその具体的な方法について2日間で学びます。
課題解決をする際には、表出している事象の確認はもちろんですが、そこに潜む本質的な問題を明確に特定することも不可欠です。
つまり、とても良い研修を開発したとしても、それが解決につながらなければ意味がありません。結果を導く効果的な人材開発プログラムの設計と実施には、ニーズ分析に焦点を当てることが必要となることに着目し、そのための知識と実践的なスキルを習得します。
学習内容
・計画的なプロセスで、ニーズ分析を実施する。
・パフォーマンスニーズを特定し、そのニーズの元を特定する。
・個人、組織が結果を出す学習ソリューション、その他提案事項を決定する。
・ニーズ分析の一環として、評価戦略を説明する。
・効果的にデータを収集する。
・ニーズ分析の実施に対する抵抗に対処する。
・上司や現場からの信頼を得て、協力関係を構築する。
◆「自社内で課題解決」「外部にコンサルを依頼する」両方に使える知識!
組織や人材開発の課題を解決するスキルを基礎から学べます。
◆ 海外へ行かなくても日本で学べる!
ATDが提供する人材開発部門のための「Needs Assessment Certificate Program」を日本語で学べます。
◆ATDの修了認定証を取得!
修了者にはATDによる「修了認定証(Certificate of Completion)」が発行されます。
対象
・ 人事、組織・人材開発担当の方
・ 人材開発のプロフェッショナルとしてスキルアップしたい方
・ 人材開発課題に対し的確な研修を実施したい方
参加者の声
・豊富な事例や他参加者の事例を知ることができたので、カリキュラム以上の学びがあった。
・「研修ありき」になっている人にはハッとさせてくれる内容だった。
・トレンドや実例を交えてアドバイスをいただけた。
・研修に限らず、組織の問題探索に有効だった。
参考セミナー
コンサルティング・スキル習得セミナー
プログラム
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項目 |
内容 |
2日間 9:30~18:00 |
■ はじめに |
・効果的な人材開発プログラムを設計するためのニーズ分析とは
・ATD「ニーズ分析スキル」の概要
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1 ニーズ分析のプロセス(Needs Assessment Process - What & How) |
・組織、パフォーマンス、パフォーマーのニーズを見極める
・課題解決の方法を探る
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2 データの収集方法(Common Data Collection Methods) |
・個人インタビュー、観察、グループインタビュー、調査の方法
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3 ニーズ分析を行う上での課題と対処法(Addressing Resistance to Needs Assessment) |
・想定される課題と対処法
・ニーズ分析ができない場合
・信頼と協力体制の構築
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■ まとめ |
・ニーズ分析による効果的な人材開発プログラムの設計を目指して
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:30~13:30を予定しております。
ご案内
講師
中原 孝子 ATD 認定CPLP
株式会社インストラクショナルデザイン代表取締役
国立岩手大学卒業後、米コーネル大学大学院にて、教育の経済効果を学び、外資系製造販売会社、金融機関、IT企業にて人材戦略部門のマネージャーを歴任する。2002年5月に株式会社インストラクショナル デザインを設立し、人材育成計画全般や効果的な研修設計と効果測定実施のためのインストラクショナル・デザインの支援、パフォーマンスコンサルティング(Human Performance Improvement、翻訳書「HPIの基本」)、グローバルタレントマネジメントの企画運営支援なども行っている。
ATD(米国人材開発機構)インターナショナルジャパン理事(副会長)も務める。
ATD認定CPLP(Certified Professional in Learning and Performance)
定員について
20名(5名に満たない場合は中止することがあります)
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。