開催概要
本セミナーのポイント
昨今、多くのコンプライアンス違反が報道され、製造業における品質管理、保証体制に対する疑問が相次いでいます。これらの内容は日本のものづくりの根幹をゆるがし、早急に対策を打つ必要があると考えています。そこで、本セミナーでは、この種の問題に対し、すでに、対策と顧客信頼を進めてきた事例と比較しながら、各社の品質改善・保証体制にお役立ていただきたい事例の紹介と演習などを通して、予知・予防策を紹介していきます。
対象
コンプライアンス・CSR対策、品質管理・保証、製造現場管理者ご関係者
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1 各種コンプライアンス事件の解析で判る品質管理・保証問題
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(1) 繰り返し起きてきたコンプラインス事例に見る品質管理・保証体制の脆弱点(演習)
(2) 問題防止に欠かせない品質コストの明示(コスト、納期優先、品質無視の対策:演習)
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2 成果を挙げてきた事例に見る標準化活用法 |
(1) 事例に見る品質管理・保証の徹底対策の成果(GEの6シグマなど対策事例紹介)
(2) ISO9001など制度の限界を対策するQTAT(Quick Turn Around Time)
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3 見直し~強化ポイント:品質管理・保証責任体制(制度) |
(1) 演習で整理する標準化の運用(標準化の不順守時の対処と防止策)
(2) 性悪説・犯罪環境学利用の成果(事例紹介~演習)
(3) 管理責任の制度化
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4 品質管理に欠かせないハザードMAP活用法 |
(1) 品質管理・保証責任的確化に欠かせないハザードMAP管理
(2) 全員参画品質改善・管理対策~有効な監査
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5 Q&Aとまとめ |
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要点
2018 年 JMA・経営課題実態調査の生産部門では、品質管理・保証体制と、ものづくり(製造技術)と人づくりの強化が第一番目でした。今回、この対策に、お応えし、
1.重大コンプライアンス事件の解析から品質管理・保証の脆弱さの整理
2.逆に、成功事例から品質管理・保証の性悪説対策を組み込んだ強化点
の紹介
3.目で見る管理によるリスク領域を少ない管理工数でスムーズ展開する方式を紹介
させていただきます。
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
中村茂弘
JMA・専任講師
某大手企業にて、新製品開発担当、IE/QC/VE/JIT/CIMなど改善・管理技法を駆使した各種プロジェクトに参画し、その指揮にあたる。うち、米国AAP St-Mary社に3年間赴任。1990年日本能率協会TPマネジメント・コンサルタント、TP賞審査委員の担当を開始。多数にわたるプロジェクトの立上げ経験に裏付けされた実践的で明快な指導には定評がある。
QCD革新研究所 所長、ISO9001、ISO14001審査員補。
【著 書】
『現場改善に役立つ経営・財務入門』『技術・技能伝承術』
『不良・クレームゼロ対策テキストブック』『現場管理者育成マニュアル』他多数
◆ 講師開設サイト
こちらで関連情報がご覧いただけます。
定員について
30名
(開催地域により、定員が異なる場合があります。参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)
会場(名古屋)
日本能率協会・研修室(名古屋)
〒450-0002
名古屋市中村区名駅4丁目26番25号 メイフィス名駅ビル6階
TEL:052-581-3271
交通アクセス
JR名古屋駅 広小路口徒歩7分
名鉄名古屋駅 より徒歩5分
ミヤコ地下街4番出口すぐ前
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。