開催概要
対象
・現場改善・意識改革を推進しているリーダー・管理者
・生産部門、製造部門、製造現場関連のリーダー・管理者
・現場リーダー、第一線監督者
本ワークショップのねらい
環境変化に対応すべく、ものづくり現場の効率化が進められてきた今、ものづくり現場から聞こえてくる悩みごとの一つとして、ものづくり現場の“改善意識の低下”があります。
・ものづくり現場を運営・経営する方々と現場にいる若手・中堅メンバーと意識を高めていく機会、方法は同じでしょうか?
・同じものを聴いても受け取り方は同じでしょうか?
・改善をしていくうえで大事にしていることは同じでしょうか?
・様々な改善手法を学べば改善への意識が変わり、意欲が高まるでしょうか?
本ワークショップは、ものづくり現場を運営・経営する方々とものづくり現場メンバーの意識を変えるきっかけとして重要な“自覚”することを増やし、広げ、高める (※右図参考)ための関わり方や心構えなどを一緒に考え、気づき、学ぶ場です。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:30 |
1 ものづくり現場の目指す姿の見える化、共有化、構造化 |
(1) ものづくり現場の目指す姿の見える化
・改善意識向上への目指す姿の要素の吐き出し
(2) ものづくり現場の目指す姿
・吐き出した内容を共有による気づきを深める、広げる
(3) 目指す姿の構造化
・吐き出した内容を循環として捉え、描く
改善促進チームの目指す姿“天使のサイクル”を描く・語る
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2 現場改善リーダーに求められる役割『メンバーの改善意識づくり』意識を変える、つくるための“自覚促進力” |
(1) “視点の増加”自覚することを増やす
・自分が意識していないもののみ方(視点)で気づく
(2) “視野の拡大”自覚することを広げる
・自分が意識していない価値観で気づく
(3) “視座の高上”自覚する目線を高める
・自分が意識していない立場から気づく
現場長・上司の視座に立つ“共感MAP”で視座を意識する、言語化する
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3 改善意識を変える、つくる“自覚促進力”の実践体験スキル |
(1) 仲間を人として“関心を向ける力”
(2) 現場の状況・状態を“可視化する力”
(3) 現場で起きていることに“介入する力”
改善チーム・職場の関係性に意識を向ける“コンステレーション”で見える化する
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4 ふりかえりと現場実践宣言 |
(1) ワークショップ内容を活用した内省
・気づき、発見、学びの見える化
(2) 内省からの現場実践内容の可視化
・ものづくり現場改善意識向上の実践内容の見せる化
(3) ものづくり現場改善意識の向上促進への実践宣言
・ものづくり現場改善意識向上への実践ファーストアクションの共有と相互フィードバック
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※プログラム内容は変更される場合があります。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
笠井 洋
株式会社日本能率協会コンサルティング ラーニングコンサルティング事業本部
組織開発ソリューションセンター長 シニア・コンサルタント
電気・電子機器製造メーカーで構造・機械設計を担当し、日本能率協会コンサルティングでものづくり現場など様々な業種での現場改善・意識改革活動の支援を実践中。
特定の企業へのコンサルティングに加え、複数のものづくり企業の中核メンバーとのものづくり人材の育成に向けた対話・議論を促進する“ものづくりリエゾン(関西)”など多数のコミュニティーへの支援も積極的に行っている。
定員について
30名(10名に満たない場合は、中止または延期することがあります。)
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。