開催概要
対象
・管理職、マネジャー、職場リーダーの方
・部下、メンバーの育成を見直したい方
・リーダーとしてメンバーを巻き込み成果をあげることを期待されている方
・プロジェクトリーダー、プロジェクトマネジャーの方
参加のおすすめ
日本能率協会では、箱根・ポーラ美術館を舞台に、アートを観て感じて伝える、
体験型アートワークショップを新規開催することになりました。
職場のある環境から離れ、箱根のポーラ美術館という非日常の環境に身を置き本物のアートを感じながら、自分を知り、多様性を知ることで、
受容力と発信力の大切さを認識することのできるプログラムとなっております。
今までの知識と経験に、感性をつなぎ合わせ、マネジメントの実践を向上する機会としていただきます。
ところで、美術館で感性を研ぎ澄ますことがビジネスとどのような関係があるか、イメージしにくい方もいらっしゃると思います。
アートを鑑賞する際に事前に「●●の作品だから素晴らしい」 「作風が●●らしい」
といった受け止め方、評価をする方も少なくないのはないでしょうか。
また、作品の事前知識や情報も必要ですが、ご自身が「ありのまま」に感じる感性が後退している可能性もあります。
ビジネスのシーンでも、同様です。
日常のシーンで「彼らしい意見だ」「彼女ならこういう企画をまとめそうだ」など、
人の発言・スタイルを固定的にとらえたり、今までの経験から思い込みや
凝り固まった見方を知らず知らずのうちにしているかもしれません。
本セミナーにご参加いただくにあたり、
作品名や作者名などの知識は不要です。
自由な発想で芸術を鑑賞し、凝り固まった考え方や
専門性に寄りすぎた見方からの脱却を図ります。
また、他者の解釈に耳を傾けながら芸術鑑賞をし、
自分の解釈との違いや様々な価値観に触れることで多様性を活かすことにつながり、
管理者としてメンバーの個性を引き出すマネジメントの実践に繋げることが期待されます。
アートワークショップでの観る、聴く、話す、気づく体験で、感性を研ぎ澄まし、自分を知り、多様性を知ることで、受容力と発信力の大切さを認識し、マネジメント力を身につけていただきます。
ポーラ美術館とは
ポーラ美術館は、2002(平成14)年9月に箱根・仙石原に開館いたしました。
「箱根の自然と美術の共生」をコンセプトに掲げ、美術館の建物は地下を活用して、周囲の森に溶け込みつつも光に満ち溢れた空間を実現しています。
総数約1万点におよぶコレクションは、ポーラ・オルビスグループのオーナーであった故鈴木常司氏が、40年余をかけて収集した美術作品です。
コレクションの核となる作品は、モネ、ルノワール、セザンヌ、シャガール、ピカソらの19・20世紀の西洋絵画約4 00点であり、また、日本の洋画、日本画、東洋陶磁、日本の近代陶磁、ガラス工芸、化粧道具などを多数収蔵し、大変幅広いコレクションを有する美術館です。
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プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1 マネジメントの原理原則 |
・組織力向上と課題解決によって業績をあげるには
・働きやすい職場づくりのために
・部下を育ててこそ本物の管理者
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2 自分を知る |
(自分を知る)
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3 アートワークショップ |
・対話型鑑賞の体験、スライドによる作品鑑賞
・常設展と企画展「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」を鑑賞、“私の好きな作品”をみつけて伝える
・対話型鑑賞の実践とファシリテーター実践
・気づきの共有、まとめ
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4 メンバーの個性を引き出すマネジメントの実践 |
(メンバーの個性を引き出すマネジメントの実践)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
細矢 泰弘
株式会社日本能率協会コンサルティング
技術戦略センター 参事 シニア・コンサルタント
早稲田大学大学院 創造理工学研究科 非常勤講師
1984年 日本能率協会コンサルティング入社
研究開発から生産技術・マーケティングまで製造業のバリューチェーンを見渡した経験をもとに活躍中。
北米、中国、スウェーデン、韓国、メキシコ、オーストラリアと国際プロジェクトの経験も豊富。
日本能率協会においては、長年に渡り管理職研修を担当。
■ 講師が書いたコラムを公開中!
詳細は下記URLか「JMA 階層別研修」で検索ください。
https://jma-kaisou.com/1476/
今井 敬子
公益財団法人ポーラ美術振興財団
ポーラ美術館 学芸課長
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館 学芸課長。
上智大学文学部フランス文学科卒業後、フランスへ留学し、ルーヴル美術学院学士課程修了、パリ第4大学ソルボンヌ考古学美術史学科修士課程修了。
専門はフランス美術をはじめとする20世紀美術。
2002年にポーラ美術館がオープンしてから、展覧会の企画および、対話型ギャラリートークやワークショップなどの開催に取り組む。
定員について
20名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)
会場(ポーラ美術館)
ポーラ美術館
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1285
TEL : 0460-84-2111
交通アクセス
【直通バス】
・JR・小田急 小田原駅 箱根登山パス(直通) 約1時間
・小田急 箱根湯本駅 箱根登山バス(直通) 約40分
・箱根登山鉄道 強羅駅 施設巡りバス「湿生花園」行き 約13分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。