開催概要
参加対象
・研究・開発部門の実務担当者、管理者、リーダーの方
・研究・開発部門の知的財産管理担当者
本セミナーのねらい
研究開発の現場において、研究・実験の記録を正確にとり、収集したデータを正確に分析・検討することは、さらなる研究開発推進や実験計画立案に役立てるうえだけでなく、実験結果や研究成果を知的資産として守り事業に繋げるうえでも、その重要性が高まっています。
さらに、昨今では特許訴訟における証拠(エビデンス)として、また研究不正問題等を起こさないためのリスクマネジメントの一環と
しても、研究・実験ノートの作成・活用が注目されています。
本セミナーは、組織の知的資産を守り、活用し、リスクを回避できる「研究・実験ノート」を作成し、強い開発部隊を目指すことをねらいとしています。
本セミナーの特徴
◆研究・実験ノートの意義について理解し、研究開発成果を知的資産として守り、活用するために効果的な研究・実験ノートの作成方法について学びます。
◆さらなる研究開発推進や実験計画立案への活用、組織の知的資産を守り育てるナレッジマネジメントの観点、リスクマネジメントの観点、特許などの知財権利化の観点から、研究・実験ノートの活用について解説していきます。
プログラム
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内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.研究・実験ノートとは
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2.研究・実験ノートの意義・重要性
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3.研究・実験ノートの作成方法
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4.実験計画立案・研究開発推進の観点からの研究・実験ノートの作成・活用
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5.ナレッジマネジメントの観点からの研究・実験ノートの作成・活用
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6.権利化・知的財産権保護の観点からの研究・実験ノートの作成・活用
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7.リスクマネジメントの観点からの研究・実験ノートの作成・活用
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8.研究・実験ノートの最新動向(電子ラボノート、タイムスタンプなどの利用)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
担当講師(敬称略)
上條 由紀子
国立大学法人長崎大学 研究開発推進機構
FFGアントレプレナーシップセンター
教授・弁理士
慶應義塾大学大学院理工学研究科前期博士課程修了、2000年弁理士登録。
同年、太陽国際特許事務所入所。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究機構専任講師、金沢工業大学大学院イノベーションマネジメント研究科准教授、慶應義塾大学大学院政策メディア研究科特任准教授を歴任し、現在に至る。
日本弁理士会・知財経営コンサルティング委員会委員長、知的財産戦略本部・知的財産による競争力強化・国際標準化専門調査会委員等を歴任。
現在、総務省情報通信審議会専門委員、FFGベンチャービジネスパートナーズシニアアドバイザーも務める。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。