開催概要
対象
・人材育成、研修企画の担当者
・戦略的な人材開発体系を作りたい方
・「研修体系を見直したい」「研修体系が古く現状に合っていない」とお考えの方
・タレントマネジメントシステムやラーニングマネジメントシステム導入のため、
研修体系を見直したい方
※研修会社やコンサルタント等、同業他社の参加はご遠慮ください。
セミナーのねらい
「コンビテンシー・モデル」とは、社員がどのようなスキルを磨く必要があるのか、新たに獲得する必要があるのかを判断する目安です。また、組織や環境の変化に応じて、適宜見直すことも非常に重要です。
本セミナーでは、コンピテンシー・モデル設計の考え方・方法を基礎から学びます。また、社員の職責レベルによって求められる能力を整理して作成したコンピテンシー・モデルを基に、自社に必要とされる人材開発体系を実際に検討することができます。
移り変わるビジネス環境の中で、将来を見据えた人材開発戦略を提示していくことは不可欠です。従来の年功序列型の人材育成や研修体系、課題への対処療法的な研修実施では、「戦略的に」人材を育成することはできません。人材マネジメントの基盤ともなる、経営上の将来ニーズを見据えた「自社に必要な人材の能力・行動要件(コンピテンシー)」をまず明確にする必要があるのです。
事前課題のお願い
本プログラムには事前課題がございます。
詳細は別途ご連絡致します。
参加者の声
・自社の課題やニーズからコンピテンシーに落とし込み、研修へ展開することの整合性をとる仕組みが理解できた。
・社内研修が形骸化してしまっている企業にとって、目から鱗が落ちる内容だった。
・コンピテンシーと人材開発全体の繋がりについて、体系的に学ぶことができた。
・自社の人材開発の検討方法に間違いがないか、明確にすることができた。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.オリエンテーション |
・研修の目的、目標の共有
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2.タレントマネジメントと人材開発 |
・タレントマネジメントとは
・タレントマネジメントと人材開発の位置づけ
・「スキル」と「コンピテンシー」の違いを定義する
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3.戦略的人材開発ニーズとコンピテンシー・モデル
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・組織の戦略目標と個人のパフォーマンスをつなぐプロセス
・人材育成環境とパフォーマンスマネジメントの繋がり
・人材開発ニーズの整理と共有
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4.設計ツールを用いたコンピテンシー・モデルの作成 |
・コンピテンシー定義のフレーム
・コンピテンシー定義の実践
役割や職責の違いによる行動要件や能力要件の違いを定義する
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5.人材開発体系の作成 |
・作成したコンピテンシー・モデルに必要とされる育成条件や仕組みの検討
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:30~13:30を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
中原孝子
ATD認定CPLP
株式会社インストラクショナルデザイン
代表取締役社長
国立岩手大学卒業後、米コーネル大学大学院にて教育の経済効果を学び、外資系製造販売会社、金融機関、IT企業にて人材戦略部門のマネージャーを歴任する。2002年5月に株式会社インストラクショナルデザインを設立し、人材育成計画全般や効果的な研修設計と効果測定実施のためのインストラクショナル・デザインの支援、パフォーマンスコンサルティング(Human Performance Improvement、翻訳書「HPIの基本」)、グローバルタレントマネジメントの企画運営支援なども行っている。
ATD(米国人材開発機構)インターナショナルジャパン理事(副会長)も務める。
ATD認定CPLP(Certified Professional in Learning and Performance)
定員について
16名
(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。