開催概要
対象
・現場の若手リーダー、新任管理者
・新任のQCリーダー、現場改善担当者
・モノづくり現場の基礎を学びたい方
セミナー概要
効率よくモノをつくるうえで必要なことは、①図面どおりに ②1円でも安く ③あっという間につくることです。そのために必要なことはムダを削除すること。このムダをいかに見つけて解決していくのかを事例を踏まえてわかりやすく解説します。
改善ばかりに意識がいきがちですが、改善をしたらそれを新たに維持しておくことが必要で「改善」と「維持」の二刀流が求められます。 ところが「維持」するための適切な方法を知らない現場リーダーが意外と多いのが現状です。本セミナーでは、改善に加えて維持するための方法も演習で体感することで理解を深めていただきます。
専門用語は避けてやさしく解説しますので、はじめて現場を担当する方や新任管理者の方も安心してご参加ください。
なお、オンライン受講者用に演習をご用意していますが、グループ演習の時のみ研修室受講の方々の演習の様子を映像でご覧いただくスタイルとなります。
(改善検討の結果を体感する目的で行う演習ですので、研修効果はオンライン受講でも変わりません)
オンライン受講方法
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・すべての参加者がカメラやマイクを使いながら参加いただきます。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは会期の3営業日前~前日にお手元に届くよう手配します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.現場で利益を生み出す |
1)企業に必要な強みは4PとQCD
2)製造品質・製造原価・生産期間で捉える意味
3)品質は設計品質と製造品質に分けて捉える
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2.ムダを削除する4つの切り口 |
1)効果的なムダの見つけ方
2)動作のムダを無くす手法
3)新たな手順を維持するための方策
4)段取り改善は効果の大きいテーマ
5)5Sの進め方にはコツがある
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3.問題解決には定石の手法を活かす |
1)問題解決の4つのポイント
2)QC7つ道具は問題解決の万能選手
3)最も使い勝手のよいパレート図
4)データは平均値と範囲と標準偏差を活用する
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4.改善活動を進めるコツ |
1)優先度を決める
2)質より量を重視する
3)個人任せではなくチームで取り組む
4)教育と訓練の意味の違い
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5.質疑応答・まとめ
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
西村 仁(にしむら ひとし)
ジン・コンサルティング 代表
生産技術コンサルタント
㈱村田製作所の生産技術部門で21年間、電子部品組立装置や測定装置等の新規設備開発を担当し、村田製作所グループ全社への導入設備多数。工程設計、工程改善、社内技能講師にも従事。特許多数保有。2007年に独立し、製造業およびサービス業での現場改善による生産性向上支援、及び技術セミナー講師として教育支援を行う。経済産業省プロジェクトメンバー、中小企業庁評価委員等歴任。
【著 書】
「図面の読み方がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2010年、日本図書館協会選定図書)
「図面の描き方がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2011年)
「加工材料の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2013年)
「機械加工の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2016年)
「機械設計の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2019年)
「基本からよくわかる品質管理と品質改善のしくみ」(日本実業出版社、2015年)
「はじめての治具設計」(日刊工業新聞社、2019年)
定員について
15名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)