開催概要
対象
・DXプロジェクトに関連したベンダー管理を担当する方
・経営企画などで業務の効率化やDXを担当する方
・間接部門に所属し自部門の業務改善やDXを担当する方
本セミナーのねらい
多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)に着手していますが、新しい取り組みゆえの困難も伴っています。取り分け、DXプロジェクトのゴール設定や費用対効果の検討、ベンダー(発注先)の選定にお悩みの方も少なくありません。
本セミナーでは、調達・購買専門の現役コンサルタントが、発注者目線によるDXのゴール設定、DXの前段となる業務課題の把握や対応策について、現場で使える様々なテクニックを解説します。また、演習を通じて、DXプロジェクトのゴール設定について、理解を深めていただきます。
さらに、RPAやAIなどのシステムやツールありきではなく、確実に効果を上げるために、ベンダーのタイプや選定時の留意点や提案評価のポイントをはじめ、成功裡なベンダー選定に向けた要件の取りまとめと、DXプロジェクトの推進方法について解説します。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.DXの基本 |
①DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
②事業環境の変化と2030年問題
③DXプロジェクトの概略
④DXプロジェクトが難航するパターン
自社にとって有効なDXを見極めるための基礎として、従来のIT活用とDXの違いや、DXが広がりを見せる背景から、DXプロジェクトの概略と、プロジェクトが難航する典型的なパターンについて解説します。
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2.発注者目線のDX |
①基本姿勢は仮説と検証
②丸投げを防ぐベンダーマネジメントの基本
③DXの目的別の対応策
ベンダー丸投げを防ぐ要諦である、発注者目線でのDXの推進と、適切なベンダーマネジメント(発注先管理)、および発注者側が理解しておくべきDXの目的別の留意点を解説します。
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3.プロジェクトゴールの設定 |
①ゴールの構成要素
②ゴールの設定方法
DXを通じて達成すべきゴールの設定のノウハウを、ゴールを構成する要素の理解、望ましい手順の理解の2つの視点から解説します。
演習:プロジェクトゴールの設定
ケーススタディにて、DXプロジェクトのゴール設定を体験し、理解を深めていただきます。
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4.業務の課題抽出と対応策 |
①業務改善の全体像
②現行業務の把握
③あるべき姿の構築
④課題抽出と対応策の検討
DXプロジェクトの前段となる課題抽出と対応策について、現場で使える実践的なテクニックを紹介します。
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5.業務課DXベンダーの選定 |
①DXベンダーのタイプ
②ベンダー選定時の留意点
③提案内容の評価ポイント
④要件の取りまとめ
DXベンダーの選定に関わる留意点や評価ポイントを紹介し、望ましいベンダー選定に向けた要件の取りまとめ方法を解説します。
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6.DXベンダーの管理 |
①DXプロジェクトの推進
②プロジェクト時のベンダー管理
③稼働後の運用・改善とベンダー管理
DXプロジェクトの発足と運営、および稼働後の改善の各フェーズにおけるベンダー管理のポイントを解説します。
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7.まとめ&質疑応答 |
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※プログラム内容は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
坂田 直樹(さかた なおき)
パーソル株式会社 取締役
・米国大学卒業後、外資系企業のグローバルマーケティング担当を経て、価値総合研究所(旧 長銀総研コンサルティング)にて、事業戦略、経営改善、海外進出、M&Aのプロジェクトに多数従事
・企業再生(ターンアラウンド)案件では、業務改善、コスト削減、調達業務の改善等を経験
・2009年 パーチェスソリューションズ(現 パーソル株式会社)設立に参画
・調達戦略の立案、調達ガバナンスの構築、調達業務の改善‧効率化、購買BPO化、購買システムの導入支援のプロジェクトに多数従事
定員について
15名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)