開催概要
対象
・DX推進部門、IT部門の方
・DXプロジェクトの責任者、担当の方
・経営企画、人事・人材戦略部門の方
・ITシステム開発の内製化を考えている方
ねらい
新事業・新サービスの開発、さらには企業の変革を目的として、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進がすすめられています。一方、DXを成功に導くためには、ビジネスや社内業務を理解した試行錯誤を可能にする迅速な開発が不可欠です。
日本企業の多くは、社内に人材を抱えず、システム開発や運用をアウトソースし、ITベンダーに任せっきりで、社内にノウハウも蓄積されない状況でした。それが近年、DXや「2025年の崖」問題もあり、自社でシステム開発や保守・運用をしようという「ITシステム開発の内製化」に注目が高まっています。
既存システムの保守や再構築といった、いわゆる「守りのIT」は外部の力がなければ維持が難しいですが、「外部依存から内部開発へ」「人材獲得」「リスキリング」、さらには未経験者にも可能な「ノーコード/ローコード開発」で内製力を高めようという動きがDXによって加速しています。
本セミナーでは、「ITシステム開発の内製化」の背景やトレンド、最新事例を知ることで、内製化を進める際のヒントを探ります。そして、演習を通して、「ITシステム開発の内製化」の裏に潜む本質的な問題の課題解決である「DX人材育成の鍵」を理解していただきます。
学習ゴール
1)開発内製化の背景、最新のトレンドを理解する
2)内製化の最新事例から内製化を進める際のヒントをつかむ
3)実践演習を通じて、「情報システム開発の内製化」の裏に潜む本質的な問題への理解と、デジタル人材の育て方への理解を深める
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 9:45~16:45 |
1.内製化の最新トレンド |
●内製化の背景
●リスキリング
●ノーコード/ローコード
●事例研究
●企業事例
●事例から何が得られるか?
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2.内製化成功に向けて |
●ビジョンミッションの確認
●人材戦略の設定
●組織体制
●成功に導くシステム内製化すべき領域を明確化する
●コミュニケーションの仕組み
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3.実践演習 |
●内製化プロジェクトの疑似体験
あなたは、A社情報システム部門のDXプロジェクトの責任者です。初めの内製化プロジェクトであり経営からの期待も大きい。その後、DXプロジェクトは・・・となってしまいます。
問1:あなたは、経営に何と報告すべきでしょうか?
問2:また、今後社内のデジタル化を前進させる論点、及び社内内製化を更に前進させる上で論点を整理して経営に報告してください。
●デジタル化(DX)を始める前に
・DXの定義(振り返り)
・我が国におけるDXの停滞要因は?
・DXを段階的に発展させる
・「技術的問題」と「適応課題」を区別する
・「探索」のケイパビリティを獲得する
・「探索」の中核になる仮説検証とアジャイルを実践する
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
中谷 英雄
株式会社ピーエム・アラインメント 取締役 ビジネスコンサルティング部 部長
日本ユニシスにて、JAL、ANAのエアライン担当エンジニアとして座席予約システムのアプリケーション、基盤システムの企画・開発・保守を担う。三井住友信託銀行にて、大規模プロジェクトのプロジェクトマネジャー、合併対応のPMO等の役割を担う。現在、(株)ピーエムアラインメントにて、イノベーションをテーマに、大企業のイノベーションマネジメント、デザイン経営への変革支援、教育サービス支援を行う。
定員について
20名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)