開発・技術戦略リーダー養成コース開発・技術戦略リーダー養成コース

講師紹介(敬称略)

細矢 泰弘 
本コースファシリテータ

㈱日本能率協会コンサルティング
技術戦略センター シニア・コンサルタント

千葉大学大学院 工学研究科修了後、産業機械メーカーにて生産技術業務に従事。
その後、㈱日本能率協会コンサルティングに入社。現在は、研究開発から生産技術・マーケティングまで製造業のバリューチェーンを見渡した経験をもとに活躍中。北米・中国・スウェーデン・韓国・メキシコ・オーストラリア等海外コンサルティングも数多く経験。早稲田大学大学院創造理工研究科 非常勤講師も務めている。
   
垣本 昌久
ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター㈱
エグゼクティブディレクター
元 三菱ケミカル㈱ 常務執行役員CTO

慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱化成に入社。IMD経営大学院(スイス)にてIMD取得。欧米での駐在を経て、三菱ケミカル常務執行役員。2023年3月に退職後、現在はベンチャーキャピタルのUMIとグロース市場上場のリサイクル会社であるリファインバースでアドバイザーに就任。桐蔭横浜大学客員教授、電気化学会副会長も務めている。
   
髙嶋 隆太
東京理科大学 創域理工学部 経営システム工学科 教授

東京大学大学院工学系研究科博士課程中途退学後、東京大学助教、電力中央研究所協力研究員、千葉工業大学准教授、原子力安全研究協会研究参与などを経て現職。博士(工学)。
専門分野は、経済性工学、エネルギー経済学、政策影響評価。
   
浅川 和宏
慶應義塾大学大学院 経営管理研究科 教授

早稲田大学政治経済学部卒業後、㈱日本興業銀行勤務を経て、ハーバード大学ビジネススクール経営学修士(MBA)。INSE AD経営大学院経営学博士(Ph.D.)。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員、(独)経済産業研究所(RIETI)ファカルティ―フェロー、多国籍企業学会会長などを歴任。米・国際経営学会(AIB)のフェロー(2015-)及び副会長(2021-2024)。2004年より現職。専門分野はグローバル・イノベーションの組織と戦略。
   
木内 文昭
㈱マクアケ 共同創業者 / 取締役

新卒でリクルート関連会社に入社。
2009年 サイバーエージェントに大手キャリアとの提携事業責任者として入社。
Makuake設立後、サイト開発と業務設計→営業→ 銀行提携→IPO準備のための経営管理部の立上げ、及びMakuake内新規事業立上げに従事。
現在、企業と共に新商品や新事業を生みだす「Makuake Incubation Studio」事業責任者。
   
竹林  一
京都大学経営管理大学院 客員教授
オムロン㈱ イノベーション推進本部 シニアアドバイザー

“機械に出来ることは機械にまかせ、人間はより創造的な分野での活動を楽しむべきである”との理念に感動して立石電機(現オムロン)に入社。以後新規事業開発、事業構造改革の推進、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長、オムロン㈱イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長等を経て現職。
また京都大学経営管理大学院客員教授として「100年続くベンチャーが生まれ育つ都」に向けた研究を推進する。
最新著書に「たった一人からはじめるイノベーション入門」がある。

参加者の声(2022年)

気づき

リーダーに求められる理想像も他の会社の人の意見を聞ける

半年間かけて研修で様々な講師の方から,知らない事や・新しい考え方を講義頂き大変視野の広がった研修だったと感じております。 如何に自分の視野が狭かったなと痛感しました。 毎回ハッとなるキーワードが出てきて大変興味深く講義を受けることができ、面白かったです。

事業化開発構想書を作成する手順、フォーマットを学び、実際にケーススタディーを通して実践したことで、経験を得られたと思います。

新規事業提案に限らず、業務において、考え方の原理原則を理解すること、実践することが重要だと感じた。

保有技術を他分野に応用する難しさや差別化する難しさを改めて感じました。
特にHWとしての基本的な進化がある程度進んでいる現在において特徴を出すことが難しいということを感じるとともにそこを生み出すことが勝ち筋になるとも思った。

新規事業開発や新たなビジネスを考えるにあたり、社内で閉じていてはダメだということ

学び

講義とチーム演習がうまくミックスされている

経営層の考え方、収入を得られる仕組みの考え方は、コース全体で触れられており、事業戦略を常に意識していくことが重要だと感じた。テキストはかなりの量があり、全ては触れられなかったため、今後、自分でも勉強する必要がある。

開発戦略、新プロジェクト企画に関する知識を体系立てて学べたことは非常に学びが多かった。

何より講義も、チーム演習もとても楽しかったです。

今回は課題を与えられて、それに対して事業化の計画を立てるという流れだったが、最初の課題を設定するというところも難しいのかなと感じた。

研究課題では、疑似的に企画立案のフローを体験価値として学ぶことが出来た。

自分の考えにバイアスがかかっており、固定的な考えになりがちになっていることでした。
また、座学で学んだことを、チーム内で様々な意見や考えを交換し、アウトプット(商品・事業開発構想書)を出すという一連のプロセスを経験出来たことが収穫だと感じました。

最初は人見知りの部分もあるので、異業種の方々とどういった会話をすれば良いのか心配ではあったが、皆すぐに打ち解けとても楽しい研修であった。

細矢先生がなんでも受け入れてくれる研修環境であった心理的安全性が高く、周りを意識することなく自由に発言できたのが良かった。 そのような雰囲気だからなのか、参加した皆さんが意識していたの 立場のメンバーで意見し合うことで建設的に物事が進むと感じた(社内では上下関係がどうしても発生してしまう)

研修後も異業種の方々と交流する機会がありました。

出て来ないアイデアが出てくるのは楽しかったです。

キャリア

最後に細谷講師が「偉くならなくても良い。自分がマネージャータイプなのか、スペシャリストタイプなのか見極めて、仕事してください」といったニュアンスのことを話されたのが印象的でした。楽しく仕事するのが大事と改めて感じました。

最初の自己紹介の時に、今後マネジメント側で行くのか、プロフェッショナル側で行くのかを見定める機会としたいという点をお話ししたが、今回の研修を通じて非常に楽しく、有意義に学ぶことができたことで、自分がマネジメント側に興味、魅力を感じているところがあるということが分かった。ケーススタディーを通じて、同じテーマでも情報の量、種類、捉え方、それを基にした意思決定の違いにより全く異なる企画(事業戦略)になるということの面白さ、難しさを体験できた。

今後

普段の業務ではあまり他社の方や異業種の方と交流する機会が少ないので、それぞれの業務のお話や困りごとを話すということで視野が広がったように感じています。今後もそういった機会を持てるようにしたいと感じた。

広い視野や柔軟な発想が、これまでと違う仕組みや用途の発見に繋がり、それがイノベーションに繋がると感じた。

チームで仕事をする前には最初に軽いチーム演習を行うことで、お互いに各個人の傾向や考え方の違いについて気づき理解することができる。チームビルディングの上で、最初は直接実務と離れた議論をすることを実施していきたい。

BtoB対象の業務を実施していたとしてもその先のBtoBtoCの顧客価値を想像して業務をしているとしていないとでは出すアウトプットに大きな違いを生じる事を感じた。今後はつねにBtoBtoCことあるごとに意識出来る様にしていきたい。

開発・技術戦略に関する知識に関しては、まだまだ学ぶべきことが多いと感じた。これらについては、今回の講義を通してきっかけを作ることが出来たので、引き続き学んでいきたいと思う。

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