プログラム

11月13日(火)9:30~12:30、13:30~16:30 [S1] 続・々 ZEBへの挑戦 ~オフィスビルの最新事例~ [S2] 続・々 ZEBへの挑戦 ~多方面への広がり~ 
11月14日(水)9:30~12:30、13:30~16:30 [S3] スマートコミュニティ最前線 ~新たな取組と今後の展望~ [S4] エネルギー転換・脱炭素化への挑戦 ~VPP、分散電源と蓄電池による新しい電力システムの構築~
11月15日(木)9:30~12:30、13:30~16:30 [S5] 高効率システム構築への挑戦 ~構想・計画から運用・改善まで~ [S6] BIMと業務改善 ~ICTによる省力化、そして分野開拓~
11月16日(金)9:30~12:30、13:30~16:30 [S7] 建築設備 情報化の行方 [S8] 続・々 ヒューマンファクターとウェルネスオフィス
11月13日(火)
9:30~12:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S1
続・々 ZEBへの挑戦 ~オフィスビルの最新事例~
秋元 孝之
芝浦工業大学 建築学部 建築学科 教授
1
オフィスビルで国内初のZEB Ready認証 ~KTビル~
  • 都市型中規模ビルでの汎用型ZEBを目指した設備計画
  • 新開発制御による空調効率評価とエネルギー消費実績
  • 施工合理化への取組み
弘本 真一
鹿島建設㈱ 建築設計本部 設備設計統括グループ グループリーダー
2
テナントオフィスビルで国内初のZEB Ready認証 ~JS博多渡辺ビル~
  • テナントオフィスビルでのZEBの意義
  • ZEB Ready化の実現に向けた建築設備計画
  • 更なる省エネ性能と快適性向上の取り組み
豊原 範之
大成建設㈱ 設計本部 設備計画部 設備計画室 室長
3
大規模オフィスビルで国内初の ZEB Ready 認証
  • テナントオフィスビルの機能性と省エネルギー性を両立する建築・設備計画
  • 快適性・知的生産性と省エネルギー性を高める空調計画
  • ライフサイクルを適正化する省エネルギー・省資源化計画
粕谷  敦
㈱竹中工務店 大阪本店設計部設備部門 グループ長
4
マルチテナントオフィスビルで首都圏初のZEB Ready認証
  • ZEBと健康オフィスをつくる建築・環境計画
  • テナントオフィスに適した放射空調システムの導入
  • 対流強化型天井放射パネルの開発と性能検証
高橋 満博
清水建設㈱ 設計本部 設備設計部2部 グループ長
 
 2015年12月に経済産業省よりZEBの定義が公表され、定量的には計画時に50%以上の省エネルギーを達成したものがZEBと定義づけられました。2018年7月に閣議決定した「第5次エネルギー基本計画」においても、「第4次エネルギー基本計画」に引き続き、「2020年までに新築公共建築物等で、2030年までに新築建築物の平均でZEBを実現することを目指す」とされており、エネルギー消費量や温室効果ガス排出量の削減を目的に、建築物のZEB化が推進されています。近年、快適な室内環境を確保しながら、超省エネルギー化に取組むZEBの普及が進み、多くのZEB建築が実現されています。
 本セッションにおいては、続・々 ZEBへの挑戦と題しまして、竣工したZEB建築の中からオフィスビルを集め、オフィスビルのZEBへの取組みの最新事例についてご紹介いただきます。今後のZEB建物の計画の参考になれば幸いです。
担当委員
清水建設 的野 孝一
竹中工務店 大宮 由紀夫
大成建設 豊原 範之
鹿島建設 溝畑 重利

11月13日(火)
13:30~16:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S2
続・々 ZEBへの挑戦 ~多方面への広がり~
奥宮 正哉
名古屋大学 大学院環境学研究科 教授
1
ZES(ZeroEnergyStore)への取組み
  • 省エネ・環境配慮取組み事例の紹介
  • ZES取組み事例の紹介
  • 今後の目標
樋口 智治
㈱ローソン 開発本部 建設部 シニアマネジャー
2
「PFオートメーション新社屋」のZEB化の取り組み
  • 小規模オフィスにおけるZEB化について
  • PFオートメーションでの省エネ運用実績について
  • ZEB化オフィスにおけるノーエナジーベネフィットについて
谷口 和紀
大和ハウス工業㈱ 企画開発設計部 環境設備グループ 主任
3
既設ビルのZEB更新事例と運用における課題と対策
  • 空調メーカーが取組むZEB
  • 改修工事におけるZEB更新事例
  • 運用における課題と対策
加藤  孝
ダイキン工業㈱ 空調営業本部 テクニカルエンジニアリング部
 
 2020年までに新築公共建築物等で、2030年までに新築建築物の平均でZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現することを目指し、実現・普及に向けたロードマップが策定されています。現在ZEBは建築業界を超えて建物オーナーへの認識を広げていく段階に入ってきています。本セッションでは、多方面への広がりと題して、コンビニエンスストアーでの取り組み、小規模オフィス、既存ビルへの取り組み事例を、多角的な視点で紹介していただきます。ZEBはすでに特殊なものではなく実現すべきものとして社会的に認識されつつあるものの、その実現・普及に向けてさらなる広がりと加速が必要です。本講演が皆様のZEB推進への足がかりとして参考となることを期待します。
担当委員
日本設計 大串 辰雄
ダイキン工業 板田 武士
東京工芸大学 山本 佳嗣


11月14日(水)
9:30~12:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S3
スマートコミュニティ最前線 ~新たな取組と今後の展望~
村上 公哉
芝浦工業大学 建築学部 建築学科 教授
1
水素を軸とした次世代スマートコミュニティへの挑戦
  • 再生可能エネルギー、スマートエネルギーへの取組み事例
  • 水素社会実現に向けた取り組み事例
島   潔
㈱大林組 技術本部 スマートシティ推進室 部長
2
環境性と防災性を両立したスマートエネルギーネットワークの取組
  • エリア拡張した田町駅東口北地区の概要
  • プラント間連携による省エネ、およびエリア全体のBCP
  • ESGに資する持続可能な取り組み
國友  理
東京ガスエンジニアリングソリューションズ㈱ スマートエネルギーネットワークシステム部 課長
3
沖縄県宮古島市における島嶼型スマートコミュニティの取り組み
  • 島嶼型スマートコミュニティにおける取組について紹介する
荻田 能弘
東芝エネルギーシステムズ㈱ 電力流通システム事業部
       スマートメーターシステム推進部 スマートメーターシステム技術部 グループ長
 
 スマートコミュニティとは複数の技術やシステム等の集合体として構成されるものであり、時代毎の社会の課題や弛まない技術の進展に伴い、そのコンセプトは多様化、進化し続けています。そして今まさに、地域の特性に応じた地域単位での意欲的な取組が数多く進行中です。本セッションでは、都市や地方でそれぞれ注目のプロジェクトにスポットを当てました。
 都市部のプロジェクトとしては、世界初の取組として注目される「水素」のみを燃料源とした、市街地への熱と電気の供給に関する実証事業と、都心の大規模都市開発の機会に、地域冷暖房を高度化した二つの「スマートエネルギーネットワーク」を連携させ、地域全体での需給最適制御による省エネや強靭なエネルギーセキュリティーの確保等を実現する実装事例を取り上げます。
 また、地方の取組としては、離島という特性を活かし、再生可能エネルギーの導入比率の高い環境において、地域コミュニティや需要家単位での面的な受給制御を目指した島嶼型エネルギーマネジメントの取組を紹介します。
 これらの現在進行形の最先端のプロジェクトの取組状況や今後の展望を、実際にプロジェクトに携わった方々よりご報告頂きます。
担当委員
東京ガス 山口 崇
関電工 留目 真行
大林組 沼田 和清

11月14日(水)
13:30~16:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S4
エネルギー転換・脱炭素化への挑戦 ~VPP、分散電源と蓄電池による新しい電力システムの構築~
奥宮 正哉
名古屋大学 大学院環境学研究科 教授
1
VPP、需要側資源の動向と今後の電力システム
  • 2000年代に入って、世界的に需要側資源を電力システム運用に活用する動きが強まっている
  • 日本では、幅広いリソースを集めて供給力・需給調整力として使うVPP実証が進行中
  • 今後の需要側資源活用の見通し、ビジネス化の展望について解説
西村  陽
関西電力㈱ 営業本部 担当部長
2
VPPを実現するための技術
  • 産業用VPPシステム
  • 家庭用VPPシステム
  • 今後の展望
江村 勝治
住友電気工業㈱ エネルギーシステム事業開発部 企画部長
3
低炭素社会を支える蓄電池技術 -蓄電池の動向と今後の課題-
  • 低炭素社会実現に向けた蓄電池技術の役割
  • 蓄電池技術とその課題
  • 蓄電池の今後の期待
池谷 知彦
一般財団法人電力中央研究所 材料科学研究所 研究参事
 
 太陽光発電や風力発電に代表される再生可能エネルギーは、運用過程において炭酸ガスを排出しないクリーンなエネルギーであり、地球環境問題の解決のためにその大幅な導入が期待されています。しかしながら再生可能エネルギーはその供給が不安定でその取扱いが非常に難しいとされています。これらの不安定な再生可能エネルギーを供給サイド側でコントロールすることは困難であり、建物側の需要制御を含めてトータルにコントロールすることが求められています。本セッションでは建物側で行うデマンドレスポンスやVPP(バーチャル・パワー・プラント)などの検討結果を紹介するとともに、需要コントロールに今後重要となる蓄電池の最新動向についても説明を行ないます。
担当委員
東京大学 大岡 龍三
関西電力 木虎 久隆
高砂熱学工業 山口 淳志


11月15日(木)
9:30~12:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S5
高効率システム構築への挑戦 ~構想・計画から運用・改善まで~
百田 真史
東京電機大学 未来科学部 建築学科 教授
1
中之島2・3丁目地域熱供給 高効率を実現した技術的アプローチ
  • 中之島2・3丁目地域熱供給の概要。全国レベルからみた効率
  • 高効率化へのアプローチ1 河川水の利用に至った背景とそのメリット
  • 高効率化へのアプローチ2 蓄熱槽と熱源の構成とその運用
松塚 充弘
関西電力㈱ 営業本部 地域開発グループ
2
大規模蓄熱槽を活用した高効率エネルギー供給システムの構築と
   エネルギーサービス事業の専任管理者を配置した継続的な運転管理の検証・評価
  • 高効率エネルギー供給システムの検証と評価(空調・衛生)
  • 大規模温度成層型蓄熱槽の検証と評価
  • 中間期における空調方式2管式(冷温水切替え方式)の検証と評価
土屋 裕子
日本ファシリティ・ソリューション㈱ エンジニアリング本部 エンジニアリング第二部 主任技師
3
コミッショニングで100年建築を目指す 京都駅ビル熱源設備省エネ改修
  • フルスペックコミッショニングの適用により省エネ率60%を目指す熱源システムのリニューアル
松下 直幹
㈱コミッショニング企画
 
 省エネルギーに向けて、様々な工夫と高度な技術で設備システムが構築される昨今、いかに高効率な運用ができるか、運用結果を基に新たな工夫・技術にフィードバックし、更なるスパイラルアップにつなげていくことができるかが設備技術者に求められています。
 『高効率システム構築への挑戦』と題し、ここに3つの取組事例を紹介します。
 施主自ら、地域冷暖房プラントの意義と合理性と投資効率をユニークなアプローチで追求し、極めて高効率な地域熱源システムを構築した中之島2・3丁目地区。
 メディカル・エコタウン構想の下に建設され、大型蓄熱槽を駆使し、高効率エネルギー供給システムで電力平準化と安定化実現した総合病院土浦協同病院。
 100年建築を目指し、徹底的なフルスペックコミッショニングにより熱源、搬送システムを高度に高効率化した京都駅ビル。
 画期的な省エネルギー、高効率化のための課題解決にとって必ず有益となるセッションです。
担当委員
新日本空調 竹内 信弘
久米設計 土岐 昇三
新菱冷熱工業 宮﨑 久史

11月15日(木)
13:30~16:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S6
BIMと業務改善 ~ICTによる省力化、そして分野開拓~
樋山 恭助
明治大学 理工学部 建築学科 准教授
1
3Dレーザースキャナーによる現況図作成の省力化
  • 稼働中の建物の熱源更新 他
  • 自動化による省力化
  • 今後の展開
渡邉 秀夫
東洋熱工業㈱ 東京本店 工務技術部 CAD課
2
空調メーカーが考えるBIMへのアプローチ
  • 空調メーカーのこれからの建設業へのアプローチ
  • 開発ソフトウェア(クラウド型設計支援アプリケーション)の紹介
  • 新しい情報共有化に向けた取り組みやCADベンダーとの協業
廣澤 史彦
ダイキン工業㈱ 空調営業本部 設備営業部 BIMプロジェクトリーダー
3
BIMと環境シミュレーションの連携~環境・設備情報の可視化~
  • 建築環境シミュレーションの利用動向
  • VRによる設計情報と環境性能の一体可視化
  • BIM-VR-建築環境シミュレーションの連携の考え方と連携のための技術
佐藤 大樹
大成建設㈱ 技術センター 主任研究員
 
 労働人口の減少を背景に、建築設備を含めた建設業界における働き方改革が急がれる中、BIM(Building Information Modeling)の導入による業務改善が期待されています。一方でBIMの導入は、これまでのワークフローの変革も同時に求めることから、実際のところは業務増に繋がるのではないかという懸念を抱かれる方が多く残ることも事実です。
 本会議ではBIMをテーマとしたセッションを継続的に企画し、その最前線を紹介してきましたが、今回はより具体的な導入効果を紹介することを目的に、実際に省力化に繋げた事例や、新たな分野開拓を実現した事例を紹介して頂きます。これらの成功事例を共有いただくことで、BIM導入に積極的な方々には更なる業務改善へのヒントを提供させて頂くと共に、懐疑的な方々にもBIM導入に対する費用対効果への疑念を晴らすきっかけとして頂くことを期待しております。
担当委員
明治大学 樋山 恭助
NTTファシリティーズ 金子 英樹
安井建築設計事務所 佐々木 尚


11月16日(金)
9:30~12:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S7
建築設備 情報化の行方
富樫 英介
工学院大学 建築学部 建築学科 准教授
1
日建設計がIoTで目指すもの
  • ソフトバンクとの取組み
  • 建物のスマートフォン化
  • 幸福の定義
中村 公洋
㈱日建設計 IoT推進室 チーフコンサルタント
2
BIMによる設備のルーチンワーク自動化とワークフロー変革
  • 設備設計のBIMワークフローについて
  • ルーチンワークの自動化
吉原 和正
㈱日本設計 環境・設備設計群兼BIM室 主管
3
情報技術を活用した運用技能の定量評価法および訓練法
  • 動的シミュレーションとエミュレータについて
  • エミュレータによるバーチャル建築の構築
  • エミュレータを使った運用技能評価選手権
富樫 英介
工学院大学 建築学部 建築学科 准教授
 
 建築分野は過去の歴史からの連続性に縛られ、社会の新しい動きにすばやく追従することが難しい分野です。90年代以降の情報化という大きな流れに対しても、十分に対応ができていないという指摘が度々なされてきました。しかし近年、BIMによる建築情報のデジタル化・一貫化、ロボットによる施工の省力化、シミュレーションによる建築環境予測検討、VRやセンシング技術の高度化による建築環境の視覚化、など、情報化が一気に進んだ感があります。
 そこで本セッションでは、我々の分野の情報化の現況を把握するとともに、さらに近未来の情報化を展望することを試みます。「BIMは設計ワークフローに何をもたらすのか」、「完全に仮想的なサイバービルディングの活用策とは」、「情報系企業との連携による幸福な建築の模索」などの話題を通じて、一歩先の建築情報化の行方を見通します。
担当委員
工学院大学 富樫 英介
日建設計 飯塚 宏
アズヒル 大津 宏治

11月16日(金)
13:30~16:30
〔c〕:コーディネータ 〔s〕:スピーカ (敬称略)
S8
続・々 ヒューマンファクターとウェルネスオフィス
伊香賀 俊治
慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 教授
1
CASBEE-ウェルネスオフィス 開発の背景と概要
  • 建物の健康・快適性評価が求められる背景について
  • ESG不動産投資を促進する基盤情報の整備
  • CASBEE-ウェルネスオフィスの評価の枠組みと評価項目について
林  立也
千葉大学 大学院 工学研究院 創成工学専攻 建築学コース
2
日本初のWELL認証取得(テクノステーションでの事例)
  • 米国WELL認証に関する基本および最新情報の解説
  • 大林組技術研究所本館テクノステーションにおいて日本で初めてゴールド認証取得
  • 認証取得に向けての対応策
小野島 一
㈱大林組 技術本部 統括部長
3
働き方改革を推進するウェルネスオフィス計画と評価
  • 健康経営を具現化するウェルネスオフィスの評価の考え方
  • 知的生産性向上につながるワークエンゲージメント戦略
  • ウェルネスオフィスの実践例と評価結果による考察
丸山  玄
大成建設㈱ ライフサイクルケア推進部FM推進室 次長
 
 オフィスは、情報処理を行う場から知識創造の場へと変わりつつあります。ワークエンゲージメントの向上や、社内外のコラボレーションの充実化を図るなどオープンイノベーションの活発化が期待されています。これからのオフィスに求められる環境は、これまでのレジリエンシーやサステナビリティに加えて、働く人々のウェルビーイングを維持向上し、創造的で知的な活動ができるものとなることでしょう。
 本セッションでは、そうしたウェルネスオフィスに関して、「CASBEE-ウェルネスオフィス」の概要と評価項目について、国内初のWELL認証を取得した事例の紹介、ウェルネスオフィスの計画と実践及び評価についての考察などをご講演頂きます。
担当委員
三菱地所設計 安田 健一
大阪ガス 加藤 弘之
首都大学東京 永田 明寛
プログラム内容(発表テーマ・スピーカ・発表の順番等)は変更になる場合がありますので予めご了承ください。