開催にあたって

山下氏
企画委員会委員長
山 下 善 之  東京農工大学 大学院 工学研究院 教授
 人工知能(AI)やIoTといった最新の技術発展の勢いは止まらない。当然、ものづくりを含む産業全般も、これらの技術を取り入れて大きく変わろうとしている。製造業において、この変革の中核を担うのは計装制御技術である。そこで、今回は、「IoT・AIは計装制御をどう変えるのか?」という全体テーマで企画した。
 AIやIoTはさまざまな分野で活用が進んでいるが、その技術の現状はどうなっているのか?ものづくりや計装制御システムにはどのように使えるのか?先行する取り組みにはどんな事例があるのか?これらの疑問に答えるべく、企画委員一同、知恵を絞って3日間のプログラムを編成した。
 初日は、「計装制御のためのAI」と題して、AI技術全般についての分かりやすい紹介と、先行する他分野における典型的な応用事例を取り上げた。最新動向を把握するとともに、これらの技術がプラントの運転にどのように役に立つのかについて議論したい。
 2日目は、「計装制御を支えるIoT」と題して、IoTの将来像と具体的なソリューションを取り上げた。最新動向を把握するとともに、具体的な対策を導入するための契機としたい。
 3日目は、「安全を築くデータエンジニアリング」と題して、保安や設備管理、安全のためのIoTとビッグデータ活用の具体的な取り組みを取り上げた。これらの取り組み事例を通じてこれからの計装制御技術の一端を垣間見ていただきたい。
 以上、3日間を通じて、AIやIoTによって大きな変革が予想されるこれからの時代における計装制御技術を見いだす会議としたい。多くの皆様の積極的な参加による活発な会議となることをお願いする。
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