開催概要
「ポイント:正しく伝え、建設的な議論を行う」
“ディベート”は、相手を言いくるめたり、論破することだという印象をお持ちの方も少なくありません。
しかし、実際のディベートは、そのようなイメージとはまったく違うものです。
現代の企業や組織では多様な価値観や個々の能力を最大限に活用するため、意見を相手に正確に伝える「伝達力」と建設的な議論を行う「議論力」が必要とされています。本セミナーでは、それらを様々な演習を通して身に付けていきます。
対象
・新入社員〜管理職まで(組織に属する各階層の方)
・意見を簡潔に正しく伝える方法を学びたい方
・建設的で実りのある議論の方法を学びたい方
研修の特長
・わかりやすい講義と様々な演習を組み合わせることで、実践的に「伝達力」「議論力」を強化します。
・討論演習(ディベート)やプレゼンテーション演習を繰り返すことで、柔軟かつ論理的な思考で周囲を説得する(権限ではなく納得性をもって人を動かす)ことの重要性を再確認できます。
・演習などを通じて具体的な自己の課題が発見できます。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 9:30~17:30 |
1.伝達力・議論力に必要なもの |
・聞き手に納得感を感じさせる説明力
・論理的に話す3つのコツ
・スピーチのテクニック
(ナンバリング、ラベリング、-文-意)
・議論に強い人が行っていること
・クリティカルシンキングで問題意識を高める
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2.ディベートの理論(1) |
・提案作成に役立つディベートの手法
・提案の可否を純利益から判断する
・提案分析に役立つメリットとデメリットの論理構造化
・反論のポイントと簡潔でわかりやすい提示法
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3.ディベート体験
ミニディベート実践 |
・議論のポイントがわかるメモの取り方
・ミニディベ一トの準備
(メリット・デメリットの作成)
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2日目 9:30~17:30 |
4.ディベートの理論(2) |
・1日目の振り返り
・理不尽な主張に対抗する反論の方法
・効果的な質疑応答
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5.データを使って議論を深めるチ-ムディベート実践 |
・チ-厶準備
(メリット・デメリット、反論、再反論の作成)
- チームディベート実践演習と講師からのフィードバック
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6.まとめ
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・本セミナーのポイント
・今回のセミナーを職場で活かすビジネスへの応用
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:30~13:30を予定しております。
ご案内
講師
瀬能 和彦 (せのう かずひこ)
ThinkHard 代表 / 日本ディベート協会(JDA)副理事長 / 全国教室ディベート連盟(NADE)常任理事
日本社会人ディベート連盟(JBDF)顧問 / 芝浦工業大学講師、聖学院大学講師
35年以上にわたり日本語及び英語ディベートの研修を社会人及び学生向けに行っており、高度な内容も分かりやすく説明する講義で定評がある。
また、自身もディベーターとして日本語、英語による各種ディベート大会に参加し、多くの大会で優勝経験がある。最近ではビジネスに必要な思考力、コミュニケーションを効果的に学ぶ手法としてディベートトレーニングを推奨しており、企業や官公庁向けにセミナーや研修を展開している。
定員
24名
※6名に満たない場合は中止することがあります。
※参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。