開催概要
対象
・人事、労務部門の方
・労務管理に課題を感じている管理職の方
・人事・労務の知識を再確認したい方
・労務トラブルを未然に防ぐための対応を知りたい方
セミナーのねらい
近年、労務トラブルは増加の一途を辿ってきました。とりわけ、問題行動をとる社員(勤怠不良・能力不足・メンタル不調など)と労働法による規制の狭間で、人事労務担当者はその対応に日々奔走しています。トラブルの多くは、労使関係の基本である労働契約に起因することがほとんどで、結局、「どのような約束で働くことになっていたか?」に帰結することになります。
本セミナーでは、企業に対して是正要請が強まっている長時間労働対策や、トラブルをどう回避していくのかについて、豊富な資料とともに使用者側の視点で丁寧に理解を深めていきます。
セミナーの特長
・陥りやすい労務トラブルにはどのようなものがあるか?採用から退職まで、解雇、懲戒における注意点について解説いたします。
・判例ワークを通じて問題の本質を深く理解していきます。
・労務トラブルを未然に防ぐためには?就業規則の見直しポイントを事例をあげて解説します。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 9:30~17:00 |
■オリエンテーション |
・労務トラブルの現状について
・問題社員との向き合い方
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【1】採用時における留意点 |
・トラブル人材を見抜く
・試用期間は戦略的に利用する
・内定取消を安易に考えてはいけない
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【2】労働時間に関する留意点 |
・労働時間となるか否かの線引きがポイント!
・時間外労働を減らすマネジメント
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【3】休日・休暇・休業・休憩に関する留意点 |
・長期療養を要するメンタル不調の社員への対応策とは?
・年次有給休暇をめぐるトラブル対策とは?
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【4】異動における留意点 |
・配転、転勤、出向、転籍をどのように進めるべきか?
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【5】 服務規律に関する留意点 |
・急増するSNSからの情報漏洩への対応
・セクハラ・パワハラ対策
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【6】 退職・解雇における留意点 |
・解雇は労働基準法と労働契約法の2つの視点で考える
・辞職、合意退職、定年、雇止めの考え方とは?
・退職勧奨の進め方
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【7】 懲戒における留意点 |
・懲戒権の濫用に当たらないためには? |
【8】 非正規社員の雇い止めに関する留意点 |
・改正労働契約法(無期転換ルールなど)のポイント |
まとめ |
・各フェーズの留意点を就業規則に落とし込む |
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
佐藤 広一(さとう ひろかず)
HRプラス社会保険労務士法人 代表社員
特定社会保険労務士
「HRに安心、情報、ソリューションをプラスする」をコンセプトとし、人事パーソンにコミットした人事労務相談、労務リスクを回避する就業規則の作成などのコンサルティング活動を展開中。また、シンガポールに現地法人「ASIA BPO SERVICESPTE.LTD」を設立し、日本企業のASEAN進出を支援している。IPO支援、M&Aデューデリジェンスの実績が豊富であるほか、東証一部、マザーズ上場企業の社外取締役、監査役を現任しボードメンバーとしても労務コンプライアンスに寄与している。
マスコミ・メディア取材、新聞・雑誌への寄稿多数。一般社団法人日本能率協会など全国で講演活動を展開している。
【著書】
『泣きたくないなら労働法』光文社
『「働き方改革関連法」企業対応と運用の実務がわかる本』日本実業出版社
『最新版 図解でハッキリわかる労働時間、休日、休暇の実務』日本実業出版社
『M&Aと統合プロセス 人事労務ガイドブック』労働新聞社など30冊。
定員
30名(5名に満たない場合は延期する場合があります)