開催概要
このような課題をお持ちの方にお勧めです
■マーケティング ・ 商品開発 ・ 販売促進 ・ 営業 ・ お客様対応部門 の担当者、マネジャーの方々
・マーケティング業務の知識・経験はあるが、消費者に対する理解が不足しており、マーケティング施策が説得力に欠ける。
・年齢や性別、家庭環境などの属性が自分と異なっている消費者を理解するのが難しい。
・マーケティングの教科書にのっていないが、当然知っておくべき消費者に対する常識を知りたい。
・お客さまは商品を選択し、購買を決めるプロセスが、自社の想定と異なっていて困っている。
・消費者の心理を動かすコツを知って営業・販売等、対面のアクションに活かしたい。
ご参加のおすすめ
人間の大多数がもっている傾向や特性を研究する「心理学」。
人間の消費行動についても、ニーズから購入までの心理の変化や行動の変化、商品の選択や購入に影響を与える様々な要因が
「消費者心理学」の中で明らかになっています。企業側の論理だけのマーケティング施策では、お客様を動かすことはできません。
そこで、マーケティング実務の中で、これだけは知っておきたい「消費者心理学」のエッセンス「購買行動の分析」と「消費者
心理の重要なトピック」を学び、販売力や営業力、マーケティング力の向上を図ります。
グループワークを用いて、従来の企業のマーケティングプロセスを消費者側(心理・行動)
から捉え直し、受講者も「一人の消費者である」という視点から、受講者の買い物を題材として、心や行動の変化のプロセス、
影響要因の存在をリアルに体感しながら学ぶプログラムになっております。
セミナーの特長とゴール
グループワークを用いて、従来の企業のマーケティングプロセスを消費者側(心理・行動)から捉え直すことで、
マーケティング施策に厚み・深みを持たせることをねらいとします。
[1] 消費者の心理・行動の基礎知識と定石を理解することで、マーケティング実務を見直し向上させる能力が身につきます。
[2] 専門的な理論・概念を、実際の消費行動や商品・サービス、ブランドの例を通して、
マーケティング実務に応用できるよう具体的に理解していただきます。
[3] 参加者も「一人の消費者である」ことから、参加者相互の経験や感情を振り返ることで、身をもって学ぶことができます。
消費者調査や売場観察、ヒット商品や競合のマーケティングの分析などを、
消費者の心理を加えてより深く分析できるようになります。
また、消費者の購買プロセスに無意識のうちに影響を与えている心理的・社会的要因を理解し、
マーケティング施策に取り入れることが出来るようになります。
セミナー資料一部抜粋
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プログラム
1日目:【学習のポイント】
自らが消費者として買い物をした実体験をベースに、消費者の購買行動をより深く分析しリアルに理解する感覚を身につける。
2日目:【学習のポイント】
消費者の認知、記憶、学習などの心理的機能が現在の購買行動にどう影響し、次の購買行動にどう作用するのかを理解する。
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
●消費者の購買行動を理解する |
1.消費者行動とマーケティング |
・マーケティングの歴史と消費者研究
・購買行動は消費者の問題解決
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2.個人としての消費者 |
・統計的属性(年齢・性別・職業・家族構成etc.)
・心理的属性(パーソナリティ、ライフスタイルetc.)
・生活時間、情報処理
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3.消費者の購買行動プロセス ※店舗販売、ダイレクト販売、サービスの例を含む |
[Step1] 問題を認識する
・ニーズ(欲求)とは何か
・商品は問題解決のツール
・問題に気づかせるマーケティング活動
[Step2] 情報を探す
・過去の経験・記憶から(内的情報検索)
・口コミ、広告・宣伝から(外的情報検索)
・情報探索を助けるマーケティング活動
[Step3] 購買前に評価する
[Step4] 購買を決定する
・商品選択の方法と心理的な財布
・購買状況(店頭、ネット店舗etc.)の影響
・購買決定をうながすマーケティング活動
[Step5] 消費する/利用する
[Step6] 評価する(満足/不満足)
・購入商品の評価が気になる心理
・評価が次の購買行動を決める
[Step7] 処分する
◇ 購買行動プロセス分析の実習
購買時の自分の心理・行動を分析する
分析結果をレビューし、消費者の心理や行動のパターン・分析の視点を深く理解する
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2日目 10:00~17:00 |
●消費者心理・行動を読み解く4つの視点 |
4.集団・社会の中の消費者 |
・消費者が影響を受ける準拠集団
・口コミ(オピニオンリーダー、Blog、SNS、商品レビューetc.)を意識したマーケティング活動
「私」が影響を受ける準拠集団の例
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5.消費者理解の4つの視点 |
[視点1] 消費者は知覚し認知する
・外部からの情報を処理するメカニズム
・ブランドはイメージで理解し選択される(ポジショニング)
・五感を活用したマーケティング活動
[視点2] 消費者のこだわり度合(関与)には差がある
・製品や購買に対するこだわりの高低
・製品のこだわりの差が購買行動を変える
関与度の高いor低い購買行動の例
[視点3] 消費者は学習する
・情報や経験から学び消費者は賢くなる
・学習によって購買意識や行動は変化する
学習を活用したマーケティングの例
[視点4] 消費者は態度を決めている
・商品・ブランド・店舗・企業に対する好き嫌い(態度)
・態度に変容をうながすマーケティング活動
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◇セミナー全体のまとめ |
(セミナー全体のまとめ)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
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参加対象
・事業開発、商品企画、マーケティング・営業部門の担当者・マネジャー
・ブランドマネジャー、プロダクトマネジャーならびにその候補の方々
・法人営業・店舗販売など直接お客さまと接する機会のある部門の方々
・消費者を対象とするマーケティングで成果の質を高めたい方々
・その他、本セミナーにご関心のある方々
≪特にこのような課題をお持ちの方にお勧めです≫
・仕事を通じてマーケティングを知っているが、その前提となっている消費者に対する理解が不足している。
・年齢や性別、家庭環境などの属性が自分と異なっている消費者を理解するのが難しい。
・マーケティングの教科書にのっていないが、当然知っておくべき消費者に対する常識を知りたい。
・お客さまは商品を選択し、購買を決めるプロセスが、自社の想定と異なっていて困っている。
・営業活動のベースとなる消費者の心理を動かすコツが知りたい。
ご案内
講師
高橋 澄子
(株)MOMO(モモ) 代表取締役
認定心理士・経営コンサルタント
定員
24名(10名に満たない場合は延期する場合があります。)
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。