セミナー概要
あなたは普段の業務でこのようなことにお悩みではありませんか。それならば、当セミナーがあなたの悩みを解決する一助となります。最後まで是非お読みください。
•マーケティング知識、基礎がないまま商品企画に従事してしまっており、体系的知識習得の必要性を感じている
•技術を商品開発に活かせておらず、商品開発をどのように進めたらよいかわからない。お客様のインサイトの得方
についてもわからない。
•せっかく発見した課題や企画立案を社内で報告したが、論理的に説明することができなかった
•差別化商品のアイディア出しの難しさを感じている
•はじめての商品開発に挑戦しなければならず、どのように進めてよいかわからない
日本企業においては、「ガラパゴス」という不名誉な称号が与えられ、なかなか自社技術と顧客ニーズとをマッチさせた商品開発ができていないと言われてきました。解決の糸口の一つは、研究者、開発者の方々がマーケティング視点を身につけ、自身の知識や知恵が、自社の事業に貢献するという意識を持って業務に当たっていただくことです。
しかし、自社の技術と顧客のニーズを合致させた商品を作るように言われても、いったい何をどうすればいいのかわからないと悩んでいる方々は増えています。
事業貢献度向上に寄与するという考え方を持った研究者、開発者の育成は急務であり、育成を疎かにしてしまうと、貴社にとってはこのようなリスクが生じてしまいます。
・自社のコア技術を顧客価値に転嫁できないため、顧客から求められている
商品を市場に提供できなくなり、自社や商品のブランド低下につながる
・今後伸びると考えられる有望技術も見つけられないため、長期的に考えると
自社の技術力の低下につながる
・商品開発が常に単発で終わってしまい、ビジネスモデルまで昇華することができないため、
自社の売り上げ増加につながらない
一般社団法人日本能率協会では、これからの研究者、開発者にこそ、事業貢献するというマインドの下新事業・新商品企画を行うべきと考え、「研究者、開発者の為の新事業・新商品企画入門セミナー」を開催しています。なかなか理解しづらい新事業・新商品企画の進め方ですが、当セミナー講師陣は6つのステップに細分化し、この通りに進めれば開発の成功率が飛躍的に上昇することを突き止めました。すなわち、
Step1 ゴールを設定する
Step2 強みを理解する
Step3 強みを生かし、アイディアを発想する
Step4 提供価値を具体化し、企画を検証する
Step5 事業・ビジネスとしての価値を検証する
Step6 育てたアイディアを事業構想にまとめる
です。
本セミナーでは、この6つのステップを座学だけではなく、演習を通じて体験していただきます。知識と体験により磨きをかけ、自身の持つ知識、知恵を顧客価値へ昇華させるため、実際にどのように手を動かせばいいのかを習得していただきます。
当セミナーを受講した方々からは、このようなお話を伺っています。
・マーケティング発想もそうですが、私は技術者発想で新企画を考えられる点が良かったと思います。自社では、まず新製品開発の木駅や許容されるリスクをはっきりさせるとともに、会社として担当者を支える仕組みが大切だと訴えたいと思いました。
(化学 3年目)
・優れた技術を製品化・事業化するためには技術、知識が必要であることと、実践の方法が学べました。自社は経営層へのアプローチが不足していると感じたので、まずはアプローチしてみたいと思います
(繊維、パルプ、紙 5年以上)
・今まで知らなかった本当の基礎がわかりました。自社の分析からやり直して、習ったフレームワークを実践してみたいと思います。
(輸送用機器 2年目)
・セミナーの内容は自社に戻ってからもグループ内で展開しやすい内容でした。新事業展開のフレームワークが腑に落ちたので、まずは実践したいと思います。
(その他製造業 4年目)
本セミナーに興味のある方は、下記詳細をご確認のうえ、お申込みにお進みください。
自身の知恵、知識を本当に市場に役立て、新しい価値を世の中に発信したいと考えているあなたのご参加をお待ちしております。
開催概要
ねらい
本セミナーでは、研究開発・技術・生産部門などで新製品・新事業企画担当になられて日の浅い方々、開発業務において顧客目線が求められる立場の方々に新製品・新事業開発の基礎知識を「体系的」に解説すると共に具体的な事例や演習を交えて学び、基礎知識と共に実務でも役立つスキルを習得していただきます。
対象
・研究部門、技術開発部門で、はじめて新商品・新事業の企画担当になった方々
・研究者、開発者、生産技術者で事業企画の知識、スキルを身につけたい方々
・他部門から新たに企画関連部門に配属予定の方々
・ビジネス知識として、新事業の基礎を知っておきたい方々
ご参加のおすすめ
本セミナーでは、研究開発・技術・生産部門などで、はじめて新製品・新事業企画担当になった方や、開発業務において顧客目線が求められる立場の方に、自社の強みを生かした新製品・新事業企画開発の基本を「体系的」に解説すると共に、自社分析、テーマ探索、仮説設定、ビジネスモデルなどの方法論を具体的に学んでいただき、基礎知識と共に実務でも役立つスキルを習得していただきます。
講師は、各社の新製品・新事業開発をリアルタイムで支援している現役のコンサルタント陣が担当します。
【このような課題感を持つ方にお勧めします】
・新事業開発・新商品開発が進まない。成果がなかなか出ない。
・強い技術をもっているが、技術の強みを活かした新事業・新商品開発は出来ていない。
・技術の知見を持った技術者はいるが、事業化への知見/実行スキルが不足している。
・新事業開発を進めるための基本的な考え方や進め方を学ばせた/学んだことが無い。
【受講後の到達目標】
・技術を活かした新事業開発の進め方を理解する。
・発想起点となる有望技術の見出し方を理解する。
・単発的な商品アイディアに留まらず、ビジネスプランのまとめ方が分かるようになる。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
ゴールを設定し、アイデアを発想する |
■オープニング |
・新事業開発・新商品開発の進め方
・新事業開発・新商品開発の魅力
・担当者に期待すること、この2日間の約束事
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【Step1】 ゴールを設定する ~経営からの期待・事業化の条件を整理する~ |
(1) 新事業開発・新商品開発活動への期待
(2) 新事業開発・新商品開発の教訓
(3) 活動のゴール
活動のゴールを定める(個人)
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【Step2】 強みを理解する ~自社技術を分析し技術の魅力を理解する~ |
(1) 強みとは
(2) 自社技術の整理:自社技術の棚卸
(3) 自社技術の魅力の理解:自社技術の評価
技術の棚卸(個人)
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【Step3】 強みを活かし、アイデアを発想する ~新製品・新事業を発想する~ |
(1) 自社技術の用途開発
(2) 社外有望技術起点の企画
(3) マーケット起点の企画
PEST
SWOT
ライフシーンプランニング
技術の用途開発(グループ)
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2日目 9:30~17:00 |
アイデアを具体化し、構想にまとめる |
【Step4】 アイデアを育てる(1) ~提供価値を具体化し、企画を検証する~ |
(1) 顧客価値の見える化「仮想カタログ法」
(2) 商品化に向けた開発課題の抽出
(3) 市場や競合視点からの企画の検証
仮想カタログの作成(グループ)
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【Step5】 アイデアを育てる(2) ~事業・ビジネスとしての価値を検証する~ |
(1) 個別商品ではなく、事業として捉え直す
(2) ビジネスモデルとは
(3) ビジネスモデル検討ステップ
ケーススタディ(グループ)
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【Step6】 育てたアイデアを事業構想にまとめる ~短期収益確保と中長期開発との両立~ |
(1) ビジネスの全体像を俯瞰する
(2) 価値機能の構造化
(3) 事業展開のシナリオの描き方
ビジネス俯瞰図~事業展開シナリオの作成(グループ)
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■クロージング |
・新事業開発・新商品開発の成功の鍵
・2日間とおしての振り返り
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
高橋 儀光 (株)日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター チーフ・コンサルタント
山中 淳一 (株)日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター チーフ・コンサルタント
小田原 英輝 (株)日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター チーフ・コンサルタント
定員
20名
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。