開催概要
このような課題をお持ちの方にお奨めします
・新商品の企画力や開発課題の収集力など、どのように研究課題を抽出すればよいか悩んでいる
・顧客の真のニーズ把握が難しく、どこからどのような情報を収集し、開発につなげていけばいいのか社内で体系的になっていない
・情報収集の壁を感じている。コストをかけずに収集する幅を広げたい
・情報収集・分析から商品企画までを体系的に理解できていない
・売れない研究開発はするなと言われるが、何が売れるのかを説得力を持って説明できていない
・今までマーケティングについて学んだことが無く、社内にも専門部署が無いため、マーケティングとはどういうものなのかを体系的に学びたい
対 象
・商品企画部門、商品開発部門、マーケティング部門、研究開発部門、技術開発部門のスタッフの方々
(BtoB、BtoCどちらの事業を取り扱っている方でも受講可能です。)
・本セミナーにご関心のある方々
受講者の声
・今までうまく活用できていなかった情報やデータを体系に当てはめ、まずは整理していきたいと思う。また、利用者の目を意識し、視点を変えて考えることも実践したい。
・ケーススタディが数多く紹介され、参考になった。自社に戻ったら、5~10年後の自社製品のあるべき姿を体系的に説明し、新製品企画を実践します。
・講師からは手法の説明だけでなく、重要なことや補足情報も教えていただけました。今後利用するのに役立ちそうです。職場では、技術側からも商品開発に積極的に関わりたいと思います。
・専門用語もわかりやすく説明していただき、マーケティング初心者でも受講できる内容でした。実践の演習では多少戸惑うこともありましたが、社内でトライできそうな発見が多くありました。アイディアの分類や新しい切り口の発見に役立てたいと思います。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
1日目
「情報収集分析の基礎」として、商品開発のプロセス・事業環境認識・市場セグメンテーション・競合分析/技術トレンド分析等を学びます。
2日目
「商品企画の基礎」として、市場顧客への提案キーワード抽出・商品コンセプトの設定と構造化・NFS変換・商品企画書(仮想カタログ)のまとめ方等を学びます。
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項目 |
内容 |
1日目 情報収集分析の基礎 10:00~17:00 |
1.商品開発のプロセス(企画~開発~生産~販売) |
・商品開発の位置付け
・商品開発のプロセスとは
・消費財、生産財別特徴は何?
・商品開発力を上げるには?
企画から販売までのプロセス全体と企画の位置づけ・役割を学んでいただきます。
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2.情報収集の位置づけ |
・情報収集とは(商品開発における情報収集の必要性)
・マーケティングリサーチとは
・市場参入事例
商品開発における情報収集の役割・意義を学んでいただきます。特にマーケテイングの基本的な考え方との関連を解説します。
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3.事業環境認識 |
・市場環境、法規制、技術動向、顧客用途、競合動向の現状を認識し、変化の兆しをみる
マーケットニーズ型の開発で、顧客価値を検討する基本的な考え方を学んでいただきます。
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4.市場セグメンテーション/顧客情報収集・分析 |
・市場セグメントマップ 市場セグメント化の事例
・顧客情報収集方法 社内顧客情報・一般公開情報
・顧客プロセス分析 顧客プロセス分析(ライフシーン分析)・事例研究・インタビュー調査とアンケート調査の比較
BtoCのビジネスにおける顧客の層別の仕方と情報の収集の仕方について解説します。
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5.グループ演習(1) |
(1) 事業環境認識
(2) ポジショニング分析とターゲット顧客の設定
(3) お客様プロセス分析
(4) お客様分析結果
(5) お客様インタビュー項目作成
ケースメソッドを用いて、顧客プロセスの分析からインタビュー計画までグループで討議していただきます。この演習を通じて、顧客の顕在・潜在ニーズの仮説をどのように作るかを学んでいただきます。
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6.競合状況/技術トレンド分析(技術ロードマッピング) |
・競合トレンド分析(デザイン・機能/性能・価格)
・技術ロードマッピング 市場・顧客・ライバル・技術ロードマップの活用・技術ロードマップの作成手順
技術シーズ型の開発で、顧客価値を検討する基本的な考え方を学んでいただきます。BtoBのビジネスについて解説します。
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7.知財情報収集・分析 |
・知財動向調査
・ビジネスモデル特許
・ビジネスモデル検討の必要性 ~モノ価値追究から事価値追求へ~
・ビジネスモデルの展開
・ビジネスモデル検討のポイント
・ビジネスモデル革新
知財情報から競合、技術企画動向を調査する基本を学んでいただきます。またビジネスモデル企画の基本的考え方を解説します。
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2日目 商品企画の基礎 10:00~17:00 |
1.新商品の分類 |
・魅力ある商品とは
・顧客、企業、社会の3軸からの商品化
・期待値以上の商品事例
・魅力ある商品実現への取り組み
・新商品の分類
顧客、技術、コンセプトから商品の分類と考え方を解説します。
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2.市場顧客への提案キーワード |
・事業における顧客研究の目的
・提供したい価値と革新課題の検討 顧客プロセスプランニングとは
・4W1H変換事例・市場セグメントの重要性
・顧客ソリューション提案
・顧客ニーズウエイトの設定 ニーズ把握
・スペックの設定・事例
ライフシーンプランニング手法、4W1H変換手法を通じて顧客の潜在ニーズの仮説つくりの基本的な考え方を解説します。
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3.商品コンセプトの設定と構造化 |
・商品コンセプト設定
・コンセプトの構造化
商品コンセプトの基本的な考え方と企画と開発とのつながりを構造的に学んでいただきます。
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4.グループ演習(2) |
・ニーズウエイト・満足度評価
・提案ソリューション
・商品コンセプト
ケースメソッドを通じて、顧客価値の仮説の作り方と考え方を学んでいただきます。
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5.ニーズ・機能変換 |
・NFS(Needs-Function-Seeds)展開
・商品コンセプトとの整合
・技術課題抽出
企画要件から仕様への落とし込み、仕様から開発課題への落とし込む方法について解説します。
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6.商品企画書(仮想カタログ)まとめ |
・顧客研究
・仮説づくり 仮想カタログ法
仮想カタログは日本能率協会コンサルティングのオリジナルメソッドです。顧客価値を仮想カタログにまとめる方法について学んでいただきます。
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7.グループ演習(3) |
・仮想カタログ作成
ケースメソッドを通じて、顧客価値、実現方法のまとめをしていただきます。
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8.継続的に高付加価値の商品を創出する仕組みつくり |
・商品に対する顧客評価調査
・CRMとデータマイニング
・リレイションシップバリュー
・価格戦略の重要性とコスト革新
・商品企画マスタープラン
商品化、事業化のしくみと企画担当、開発担当の役割について解説します。
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
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ご案内
講師
細矢 泰弘
(株)日本能率協会コンサルティング 参事 シニア・コンサルタント
早稲田大学大学院 創造理工 非常勤講師
定員
20名(10名に満たない場合は延期する場合があります)
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。