開催概要
本セミナーのポイント
ものづくりに携わるすべての部門に必要な基本スキルを集中的に学ぶことで、配属された現場で発揮される能力を身につけていただきます。1日目は理論編としてQCDの基本を習得し、2日目は現場改善を行う方法を習得します。座学だけでなく、個人演習やグループ演習も交えながら体感することで実務に活かせるコツをつかんでいただきます。ものづくり現場でQC活動を実践される方には、進め方と改善のポイントをやさしく解説します。また他社との交流も図れますので、情報や気づきを得る貴重な機会になります。これからの即戦力としての基軸づくりにお役立てください。
講師からのメッセージ
ものづくりの基本となる製造品質・製造原価・生産期間の必要性について事例を用いて紹介するとともに、現場の課題の見つけ方、改善を進める手法やコツを演習を通して学んでいただきます。
製造部門はもとより、生産管理、品質管理などの間接部門の方々にとっても、現場改善の基本を学ぶ最適な場となります。
経験は問いません。ぜひ、ご参加ください。
対象
・ 製造、生産管理、品質管理、資材購買部門の若手~中堅社員・新任管理者
・ QCサークルや現場改善の新任リーダー、管理者
・ ものづくり現場の基礎知識を学びたい方
<サブテキスト(※書籍代はセミナー参加料に含みます。)>
はじめての現場改善
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
1.企業にとって必要な強みを分解する |
・買ってもらうための「4P」
・利益を生むための「QCD」
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2.品質を管理するとは(Q) |
・品質は設計品質と製造品質に分ける
・検査と予防の2本立て
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3.コストと生産性(C) |
・原価は個別原価で捉える
・個別原価を管理する方法とメリット
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4.納期と生産管理(D) |
・納期は生産期間で対応する
・見込み生産と受注生産
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5.なぜなぜ分析で問題を解決する |
・原因分析が最も大切
・数値化することのメリット
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2日目 10:00~17:00 |
6.改善の4つの切り口 |
作業改善の体感と改善案の抽出
・ムダを削減する7つの視点
・効果抜群の「段取り改善」
・5Sの必要性と実践のコツ
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7.問題解決に役立つ手法 |
・定番の手法を問題解決に活用する
最強ツールの「パレート図」
・統計は平均値と標準偏差を使いこなす
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8.改善をどう進めるか |
・改善はチームで進める
・議論することの大切さ
・会議の進め方のコツ
・教育と訓練の意味
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9.質疑応答・まとめ |
(質疑応答・まとめ)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
西村 仁 ジン・コンサルティング 代表/生産技術コンサルタント
㈱村田製作所の生産技術部門で21年間、電子部品組立装置や測定装置等の新規設備開発を担当し、村田製作所グループ全社への導入設備多数。工程設計、工程改善、社内技能講師にも従事。特許多数保有。
2007年に独立し、製造業およびサービス業での現場改善による生産性向上支援、及び技術セミナー講師として教育支援を行う。
経済産業省プロジェクトメンバー、中小企業庁評価委員等歴任。
【著 書】
「図面の読み方がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2010年、日本図書館協会選定図書)
「図面の描き方がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2011年)
「加工材料の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2013年)
「機械加工の知識がやさしくわかる本」(日本能率協会マネジメントセンター、2016年)
「基本からよくわかる品質管理と品質改善のしくみ」(日本実業出版社、2015年)
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。