開催概要
対象
・サプライヤーの品質改善に取り組みたい方
・品質保証部門のマネジャー・スタッフ
・調達部門のマネジャー・スタッフ
本セミナーのねらい
材料費の高騰などにより原価低減が急務となっている今、サプライヤーの育成や指導に力を入れる企業が増えています。しかし、品質向上や品質管理の課題においては、思うような成果をあげられていないのが実情です。
サプライヤーの評価や育成法の正解は一つではありません。しかし、各企業で多くの有効な手が打たれているのも事実です。
本セミナーでは、できるだけ多くの事例を紹介し、具体的な演習を行うことで、品質改善に取り組みたい方がサプライヤーの特性に応じた指導・育成方法ができる力を身につけます。
※このようなお悩みをお持ちの方におすすめします。
・サプライヤー育成担当になったが、どこから手をつけていいかわからない。
・協力会社の品質評価プログラムを作成したい。
・コスト中心のサプライヤー選択から脱却したい。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
【1】サプライヤー評価と品質評価の基礎 |
① ISO面から見た体制診断
② 倒産する会社のキーとサプライヤーの格付評価
③ サプライヤーの強化・育成の2つの側面
④ 簡単で効果があがるスピード改善手法
⑤ 経営直結型5Sの進め方
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【2】品質問題の影響の理解 (品質コスト算定) |
① 品質に対する不安の実態
② 品質コストの背景
③ PL問題は外部失敗コスト
④ サプライヤー品質の評価指標
⑤ 総品質コスト低減の進め方
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【3】身につけるべき不良発生メカニズム解析 |
① 現地指導
② 3現主義(現場+デザイン)
③ 品質改善手法投入(QTAT)
④ 品質改善指導者の技術向上対策
⑤ 原理図化法と原因ー結果、メカニズム解析
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【4】不良発生予防のための監査方法 |
① 検査で製造品質を保証できるか
② 製造品質を保証する検査方法の標準化
③ 全数検査、抜取検査、無検査の使い分け
④ サプライヤーに是正対策を正しく行ってもらう指導
⑤ 比較分析法と的確な質問力向上対策
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【5】まとめ・Q&A |
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※プログラム内容は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師
小川 正樹
JMA専任講師
(株)MEマネジメントサービス 代表取締役
マネジメントコンサルタント・技術士(経営工学)
原価管理、原価見積、生産・物流管理システムの立案、構築、実施やIE改善を通じて総合的コストダウンを展開し、企業の業績を改革するコンサルティング業務が活動の中心である。原価管理、生産性の向上に関しては、製造から開発・設計段階(CAD/CAMを含む)までの領域を扱い、公開セミナーや社内教育でも活躍中である。
【著 書】
『原価情報システムの作り方と使い方』、『絵でみる原価計算のしくみ』、
『絵でわかる超入門原価計算』、『実践原価規格』、『図解でわかる生産の実務・高品質・低コスト生産のすべて』、『よくわかるレイアウト改善の本』など他多数
定員
20名(参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。)
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。