開催概要
対象
・購買調達部門の新任管理者、課長、中堅社員
・生産管理担当の新任管理者、課長、中堅社員
・オペレーション改善や在庫最適化を志向しているプロジェクトメンバー など
本セミナーのポイント
「在庫はなるべく持ちたくない」・「カスタマーや次工程の要望に柔軟に応えた供給をしたい」…
この二律背反する命題に対し、製造・流通などの供給網に携わっている部署は常に悩んでおり、企業にとっても避けられない経営課題の一つです。
そこで、このセミナーでは、SCMゲームを通じ、SCMの基本の考え方や感度を磨き、単一部署内・複数部署間・複数企業間で、サプライチェーンを改善する際に、自身で計画、推進できるのみならず、他人をengage(巻き込み)できるような、核となる考え方、基礎力が持てるようになります。
また、日本のモノづくり、マーケティングで重要になっている、少量多品種への対応や、Customer Satisfactionのキーとなるアフターサービスを支えるSCMについても理解できるプログラムになっています。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1 サプライチェーンゲーム
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・SCMとは? SCMを考えるときの視点
・ゲームの概要・目的・ルールの紹介
・チームに分かれゲームを実際に行い、サプライチェーンで起こる様々な挙動の体感
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2 ゲームからの考察 |
・ゲーム結果のレビュー・気づきの整理
・SCM改善のための手法と導入へのヒント
・PSI管理/共同での計画策定
・リードタイムの重要性の理解と短縮活動
・適正在庫の考え方・算出方法
・需要のばらつき・在庫切れリスクをどう考えるか
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3 需要予測 |
・需要予測の重要性と難しさ
・改善を行う為のアプローチ
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4 源流でのサプライチェーン改善活動 |
・製品導入プロセスにおける改善活動
・企画・設計・製造などSCM部門外との協働
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5 多品種小ロット生産への対応 |
・顧客満足度の向上にむけたSCM
・BTO/CTOへの取り組み
・アフターサービス活動を支えるサプライチェーン
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※プログラム内容は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
山藤 順 Strategy and Operations研究所 代表
1986年ソニー㈱入社。資材調達を中心とし、生産管理・販売管理・顧客へのメーカー直販の
企画など、サプライチェーンを上流から下流まで一気通貫で経験。海外事業所での調達責任者
など、英国・米国・タイなど13年に及ぶ海外勤務。現在はStrategy and Operations研究所
の代表として、SCM・調達領域の戦略・運用面で改革・改善活動を行っている。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。