開催概要
対象
・生産技術部門、製造部門のマネジャー・スタッフ
・生産管理・工場管理部門のマネジャー・スタッフ
・生産企画・工程設計部門のマネジャー・スタッフ
本セミナーのポイント
コストダウンの本質は、人、資材、設備、エネルギーの4つの生産要素の最適な組み合わせであり、これらが利益を創出するようバランスよく組み合わされたラインを構築し、運用することが重要です。あなたの職場では設備依存体質により、過大設備ラインを設計していませんか?行き過ぎた自動化や同期化により、コストアップを誘発していませんか?
本セミナーでは4つの生産要素を中心とした人と機械・設備の最適な組み合わせを計画・推進・意思決定できるよう徹底的に指導・解説します。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。
事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
オンラインLIVEセミナー規約
プログラム
|
項目 |
内容 |
2日間 10:00~17:00 |
1.人と設備の特性を生かす
―「自動化」=生産性の向上ではない― |
(1)過大設備と管理に弱い生産性の実態
設備効率問題
(2) 最適組み合わせはコストで判断
見積原価計算問題
(3) 人と設備の特性を生かす
人と設備の特性問題
|
2.自動化前の作業の標準化
―人からデータで伝えるモノ作りへ― |
(1)自動化マップの作成
(2)開発設計段階の材料標準化
(3)作りやすい設計のルール
(4)工程・作業レベルの標準化の検討
|
3.人から設備自動化の優先順序
―省人化には優先度と限度がある― |
(1)自動化対象を絞り込む
(2)自動化による効果
省人化の限度額
(3)自動化の優先順序の決定
省人化の正味限度額
|
4.人と設備能力を最大限に発揮
―設備能力は使われていない― |
(1)人間工学で人の能力を測定する
(2)設備能力は加工点の設計から
設備能力を生かす改善
(3)設備のスピードとバラツキ
標準偏差の計算
(4)AIは人を超える設備能力をもたらすか
|
5.個別工程の人・設備の組み合わせ
―基本機能だけで作業をつなぐ― |
(1)4つの組み合わせパターン
新規・既存・サイクル・ランダム作業
(2)基本機能だけで工程・作業をつなぐ
(3)基本機能だけで工程をつなぐ原則
|
6.人と設備をどうつなげるか
―俊敏かつ柔軟なモノづくり― |
(1)リードタイム短縮と同期化レベル
(2)人と設備のつなぎ方の原則
(3)設備と設備のつなぎ方の原則
人と設備のつなぎ方問題
|
7.同期ラインの人・設備の組み合わせ
―基本機能だけで工程をつなぐ― |
(1)現状メソッドの標準化
(2)基本設計:基本機能だけで工程をつなぐ
(3)詳細設計:作業手順にする
(4)設備のラインバランスのとり方
|
8.人と設備の操業を管理する
―人は変動費、設備は固定費― |
(1)人は変動費、設備は固定費
(2)工数・設備効率管理のやり方
(3)人と設備の負荷計画のやり方
操業計画立案
(4)設備の有効活用は材料(在庫)次第
経済ロット・安全在庫・発注点
|
本セミナーでは電卓を使用しますのでご用意ください。
※内容は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師
橋本 賢一
JMA専任講師
(株)MEマネジメントサービス
マネジメントコンサルタント 公認会計士
1970年 会計事務所を経て日本能率協会コンサルティングに入職。IEを中心に生産性向上、生産管理、原価管理のコンサルティングを行う。1985年 ㈱MEマネジメントサービスを設立。「原価管理」「原価企画」を中心とした企業経営のマネジメントレベルから工場管理、購買管理まで、国内はもとより海外企業で、幅広くマネジメントコンサルタントとして活躍している。豊富な実績と裏付けされた理論とその具体的な指導によるダイナミックな総合的アプローチにおいて定評がある。
【著 書】
『経済性工学がわかる本』『見える化でわかる売り値と買い値』
『見える化でわかる間接・サービス部門の原価管理』『よくわかる原価のしくみ』
『社長!経営が見えていますか?』『よくわかる「ムダとり」の本』『実践 原価計算』 他多数。