申込受付中 セミナーID:100671
- オンラインライブ参加
- 開発/設計/技術業務
対象 | ・ 研究・開発部門の実務担当者 ・ 若手研究者に指導する管理者・リーダーの方 |
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ねらい | 研究開発においては、適切な実験方法の検討はもちろん、適切なデータ解析や、知財化・権利化が必須であり、そのためには「記録」が重要であることは言うまでもありません。 近年は機器類の発達で実験データを容易に得ることができる反面、無計画に実験を行って、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれています。 研究者は目的に合わせて実験を計画し、データを取得・解析し、それらを記録し、まとめることを正しく行わなければなりません。しかし、多くの開発現場では実験実務に関する教育はほとんど行われていないのが実態です。 自己流の方法に頼り、人員/部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題がおき、最悪の場合、権利化におけるevidenceとなりえないことも想定されます。 そこで、この状況を打開し、確実に結果を成果へと昇華させ、より効率的な開発を実現するために必要な知識を、特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説します。 |
特長 | 本セミナーで修得できること □ 実験の考え方 □ 実験計画の立て方 □ 実験ノートの書き方 □ 記録の使い方 □ 情報整理 |
参加者の声 | ・今までは実験ノートを書かなければならない理由がふわっとしており、書くのも面倒だし、書き方もわからず適当になってしまっていたが、理由が明確にわかり書くべき基本事項もわかったので、実験ノートを改善していこうと思える講義でした。 ・開発プロセスの認識と、実験する上での心構え等最近はあまり意識していなかったことがとても大切なんだと感じた。 ・具体的に、実験ノートに何を書けば良いのか、自分自身の修正点を確認することが出来ました。現状、個人所有のノートになってしまっているため、組織として改善していく必要性を感じました。 ・実験ノートに記載するべき内容やノートとしての在り方として、これまで意識していなかったことを知ることができ大変勉強になった。 誰が見ても実験の目的や、検証内容が理解できるようにノートを残さなくてはならないことがわかりやすく説明されており、まずは取り組んでいきたい。 ・仮説や気づきメモ、考察など自分が今まで書いていなかったことを記入する大切さについて学べたため良かった。基本の書き方について詳しく理解できたため、今後の業務を効率的に行えそうだと感じた。 ・実験ノートの取り方のまえに、取ることの大切さ、研究者としての在りかたを学ばせていただけたことがとてもありがたかったです。 ▽オンライン受講の感想 ・webセミナーの難しいPOINTを理解した上での、絶妙な間が良かった。 ・1日の受講に不安があったが、楽しく学べた。質問しやすいように随所で問いかけをしてくれていた。他の参加者の顔を確認できたので、孤独な感じはありませんでした。また他のテーマで受講したい。 |
開催地域・形式 |
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パンフレット |
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
項目 | 内容 | |
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1日 10:30~ 16:30 |
1. イントロダクション |
・実験と開発 ・結果を成果へ ・魔の川・死の谷・ダーウィンの海 |
2. 実験計画の考え方 |
・計画の考え方 ・シナリオメイク(仮説構築) ・実験条件の考え方 ・リソースマネジメント |
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3. 実験の基本と心得と実験ノート |
・実験の基本プロセス ・実験を始める前のポイント ・実験中の心構え ・実験終了後 ・実験が上手くいかない時 ・実験の絶対的タブー ・良くあるパターン |
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4. 実験ノート |
・Evidence ・実験ノートの意義 ・書き方のルール ・定性的情報、状態情報の記録 ・データ・情報の整理、保存 ・実験ノート・記録の使い方 ・付箋の使用 ・機器出力シート ・写真の活用 ・実験テーブルの作成 ・書籍のような実験ノート? ・ちょっとしたコツ ・偉人の実験ノート ・記録、証拠としての保全 ・絵コンテノート ・表紙とインデックス ・最初の2ページ ・実験ノート ⇒ 研究ノート ・ページの使い方(改ページ) ・ノートの選択、サイズ ・実験ノート以外の記録 ・チェック |
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5. データ解析 |
・計画と考察のための考え方 ・目的志向 ・アウトプット志向 ・思考のポイント ・メタフィールド思考 ・逆説的思考 ・イメージ化 ・失敗からのリカバリー ・認知バイアスの罠 ・目利き力 ・ヒラメキの種 ・イノベーションを生む発想と行動 |
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6. 研究開発のための思考 |
・コミュニケーションとは ・技術者の報連相 ・ミーティング ・ノートを元に ・思考の道具 ・コミュニケーションと情報発信 |
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7. 仮説思考による研究開発と問題解決 |
・仮説が必要な理由 ・課題解決・研究開発とは ・実験の本当の意味 ・仮説の検証と実験 ・仮説の精度を決めるもの ・結論の条件 ・仮説モデルの構築 ・仮説 → 課題設定 → 計画 ・2種類の事実 ・ノートで区別 |
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8. まとめ(研究者の心得) |
・探究心と追求心 ・技術力のポテンシャル要素 ・4つの基本力 ・2種類の感 ・研究者の成功要素 ・知識と知恵 ・実験の神髄 ・研究開発フロー |
奥村 治樹
ジャパン・リサーチ・ラボ代表
東レ、パナソニック等にて材料開発や開発マネジメントに従事。その後、化学系ベンチャー企業などを経て現在は、ジャパン・リサーチ・ラボ代表として技術コンサルティング、人材育成を行う傍ら、大学での講義や中小企業の育成事業等に携わっている。博士(工学)
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開催期間 | 会場 | 参加方法・詳細 | 参加料(税込) | 申込 |
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2024年
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ライブ参加 |
オンラインライブ参加
66,000円(税込)
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66,000円 | |
2025年
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ライブ参加 |
オンラインライブ参加
66,000円(税込)
|
66,000円 |
海外からの参加お申し込みは、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
参加者のご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。
キャンセル ご連絡日 |
キャンセル料 | 日程変更手数料 |
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開催15日前 〜開催8日前 (開催当日を含まず) |
参加料の |
無料 |
開催7日前 ~前々日 (開催当日を含まず) |
参加料の |
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開催前日 および当日 |
参加料の |
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