対象
・ 研究・開発部門の実務担当者
・ 若手研究者に指導する管理者・リーダーの方
セミナーのねらい
研究開発においては、適切な実験方法の検討はもちろん、適切なデータ解析や、知財化・権利化が必須であり、そのためには
「記録」が重要であることは言うまでもありません。
近年は機器類の発達で実験データを容易に得ることができる反面、無計画に実験を行って、日々増えていくデータに溺れてしまっている状況が生まれています。
研究者は目的に合わせて実験を計画し、データを取得・解析し、それらを記録し、まとめることを正しく行わなければなりません。しかし、多くの開発現場では実験実務に関する教育はほとんど行われていないのが実態です。
自己流の方法に頼り、人員/部署間でのレベルのバラつき、共有性の欠如といった問題がおき、最悪の場合、権利化におけるevidenceとなりえないことも想定されます。
そこで、この状況を打開し、
確実に結果を成果へと昇華させ、より効率的な開発を実現するために必要な知識を、
特に実験ノートに代表される記録に重点を置いて詳細に解説します。
参加者の声
・今までは実験ノートを書かなければならない理由がふわっとしており、書くのも面倒だし、書き方もわからず適当になってしまっていたが、理由が明確にわかり書くべき基本事項もわかったので、実験ノートを改善していこうと思える講義でした。
・開発プロセスの認識と、実験する上での心構え等最近はあまり意識していなかったことがとても大切なんだと感じた。
・具体的に、実験ノートに何を書けば良いのか、自分自身の修正点を確認することが出来ました。現状、個人所有のノートになってしまっているため、組織として改善していく必要性を感じました。
・実験ノートに記載するべき内容やノートとしての在り方として、これまで意識していなかったことを知ることができ大変勉強になった。
誰が見ても実験の目的や、検証内容が理解できるようにノートを残さなくてはならないことがわかりやすく説明されており、まずは取り組んでいきたい。
・仮説や気づきメモ、考察など自分が今まで書いていなかったことを記入する大切さについて学べたため良かった。基本の書き方について詳しく理解できたため、今後の業務を効率的に行えそうだと感じた。
・実験ノートの取り方のまえに、取ることの大切さ、研究者としての在りかたを学ばせていただけたことがとてもありがたかったです。
▽オンライン受講の感想
・webセミナーの難しいPOINTを理解した上での、絶妙な間が良かった。
・1日の受講に不安があったが、楽しく学べた。質問しやすいように随所で問いかけをしてくれていた。他の参加者の顔を確認できたので、孤独な感じはありませんでした。また他のテーマで受講したい。
本セミナーで修得できること
□ 実験の考え方
□ 実験計画の立て方
□ 実験ノートの書き方
□ 記録の使い方
□ 情報整理
オンライン受講方法
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・すべての参加者がカメラやマイクを使いながら参加いただきます。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは会期の3営業日前~前日にお手元に届くよう手配します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。