開催概要
QCストーリーと7つ道具を使いこなす!
参加対象
・管理監督者、改善リーダーの方、改善活動にQCツールを役立てたいとお考えの方
ねらい
多くの職場で導入・活用されているQCツールですが、『つじつま合わせの後付け資料になっている』『改善活動にあまり役立てられていない』『グラフや表を作っているだけ』というケースがよく見受けられます。改善を活性化させるには、まず場づくりがきちんとできていることが前提です。そのうえでQCストーリーの流れから7つ道具を目的に合わせて使い、PDCAをしっかりと回していくことが大切です。本セミナーでは、後付けの資料にならずに、日々の業務に役立つものにできるQC7つ道具の使い方を事例研究や演習を通じて習得していただけます。
QC実践セミナーは、
①製造現場向け ②スタッフ向け の2種のプログラムをご用意しています。事例紹介や演習内容が異なりますので、より改善のイメージが湧きやすくなりました。ご自身の立場・目的にあった会期を選択ください。
参加者の声
・仕事の数え方のポイントが作業者によく理解できる内容となっていて、人に教える時にぜひでも活用していきたい。
・ディスカッションしながらの演習が、人それぞれの個性が出て面白かったです。非常にわかりやすい流れでセミナーが進行していったのでよかったです。
・QC7つ道具の使い方や使い所など、今までは聞いて覚えることしかしていなかったが、演習を取り入れられていたので体感することで更に深く知ることができた。
・グラフを作成しムダを見つけて改善すること、PDCAサイクルで何回も改善して標準化させることなど一般的な方法論を自社に落としこめてとても良かった。丁寧にご指導いただけました。
・データをまとめるグラフ図が種類毎にどう活用すればよいかわかった。講師の説明が聞きやすかったです。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。
事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
オンラインLIVEセミナー規約
プログラム
①製造業・製造現場向け
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1. QC的問題解決アプローチとは |
・ QCを正しく理解し、問題解決ストーリーを体得する
・ よくある改善に結びつかないQC手法の使われ方
・ 機能的アプローチと演繹的アプローチ
・ 歯止め、基準化で後戻りさせない、誰でもできる化
ゲーム演習
グループワークで改善ストーリーのPDCAサイクルを回す
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2. 統計データの基本/層別 |
・ 何のためにどんなデータをとるのか?統計データ取り方の基本
・ 収集したデータを整理し、層別するには
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3. QC7つ道具を理解し、使いこなす |
(1) チェックシートで“悪さ”をチェックし、積極的にムダをみつける
演習
動的チェックシートの使い方(ワークサンプリング演習)
(2) 発表用資料になりがちな特性要因図。モグラたたき、形式的対応、タコつぼ化などをなくす
(3) 散布図の縦軸(x軸)と横軸(y軸)がきっちり決まると関連性がよくみえる「暑くなるとビールは売れるのか?」という関係性
(4) グラフは日々管理にこそおすすめ。日々管理で作業者の意識づけができる
事例研究
グラフ自体はエクセルで簡単に作成できるが、どの場面でどのグラフを使うと分かりやすいかが大切
(5) パレート図をつくること「どこに着目するか」がわかる、層別した中から重要視する項目を抽出するパレート図の使い方
(6) ヒストグラムでは、バラツキの大きさで改善の方向性を決める、バラツキの幅から正規分布を見る
(7) 分析を精緻なものにする管理図Xbar-R管理図のつくり方
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4. QCストーリー作成を助ける論理的思考法 |
・前提・仮説・検証のフレームワーク
・Whatツリー、Whyツリー、Howツリー
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5. まとめ |
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※プログラム内容は、変更される場合があります。
また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
②管理・間接・スタッフ部門向け
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.QC的問題解決アプローチとは |
・QCを正しく理解し、問題解決ストーリーを体得する
・管理・間接部門、スタッフ部門での改善の進め方
・歯止め、標準化で後戻りさせない、誰でもできる化
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2.製造業と異なる管理・間接部門、スタッフ部門での取り組み方 |
・数値データではなく言語データを収集する
・定量的分析ではなく定性的に分析する
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3.管理・間接部門、スタッフ部門で使えるQC7つ道具、新QC7つ道具を理解する |
(1) 演習 チェックシートで“悪さ”をチェックし、積極的にムダをみつける
(2) 演習 グラフは日々管理にこそおすすめ。日々管理で作業者の意識づけができる
(3) 演習 層別した中から重要視する項目を抽出するパレート図の使い方
(4) 演習 カードを用いて意見を発散・集約する親和図法
(5) 演習 発表用資料になりがちな特性要因図。モグラたたき、形式的対応、タコつぼ化などをなくす
(6) 演習 連関図法で相互作用的要因を追究する
(7) 演習 なぜなぜ分析で原因を追究する
(8) 演習 マトリックス図法で要素間の関連性を見つける
(9) 演習 系統図法でヌケ・モレを予防する
(10) 演習 アロー・ダイヤグラムで重点管理対象作業を明確化する
(11) 演習 PDPC法で阻害要因への対処を検討する
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4.QCストーリー作成を助ける論理的思考法 |
・前提・仮説・検証のフレームワーク
・Whatツリー、Whyツリー、Howツリー
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5.まとめ |
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
石川 秀人
コンサルソーシング株式会社
エグゼクティブ・コンサルタント
一部上場大手メーカー勤務後、(社)日本能率協会、(社)中部産業連盟、トーマツコンサルティング(株)などを経て、2005年にトヨタグループOBらと現コンサルティングファームを設立し、現在に至る。
TPSベースの現場改善、5Sなどのテーマで国内外のコンサルティング、および、後援会・セミナー等で活躍中。
【著 書】
「最新トヨタ式の基本と実践がよ~くわかる本」、「最新5Sの基本と実践がよ~くわかる本」、
「製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本」(以上 秀和システム)等。
定員について
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(大阪)
AP大阪梅田東 日本生命ビル
〒530-0027 大阪府大阪市北区堂山町3-3 日本生命梅田ビル5F
Tel: 06-6362-6110
交通アクセス
新幹線をご利用の場合
「新大阪駅」より在来線乗り換え、
JR「大阪駅」下車(乗車時間約5分)
鉄道をご利用の場合
JR「大阪駅」下車 御堂筋南口より徒歩約9分
大阪メトロ谷町線「東梅田駅」北東改札/北西改札より徒歩約4分
阪急「大阪梅田駅」2F中央改札口より徒歩約6分
阪神「大阪梅田駅」 東改札口より徒歩約6分
大阪メトロ御堂筋線「梅田駅」 南改札口より
徒歩約6分
大阪国際空港ご利用の場合
南ターミナル、北ターミナル前の各乗り場から大阪駅前(梅田)周辺行きの直行バスで約30分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。