開催概要
対象
・人事・人材開発担当者
・部門の人材育成・研修企画担当者
・研修内容が定着し、実務に活かせる仕組みを学びたい方
ねらい
研修効果を高めるには、いくつかの要素が必要です。その中で見逃しがちなのが、「参加者の学習環境を整える」です。学習環境は研修中のことだけでなく、研修前・研修後の活動も含みます。例えば、職場を研修後の学習の場と捉え環境を整えることで、習得したことの実践度や定着度が上がり、上司や本人もその成果を実感することができます。
本セミナーでは、学習環境を研修前~研修後まで含めて整えることで、研修効果を高め、学んだことを定着させる方法を学びます。
学習環境デザインとは
研修関係者(参加者の上司、部門責任者など)を巻き込み、参加者の学習意欲を高め、受講後の実践環境を整え定着を促すアプローチです。研修関係者とのリレーションを構築し、右の図の各段階(「発見」「提案」「実行」「改善」)の活動を行うことで研修効果を最大化します。
参加者の声
・研修実施後のスキル定着に悩んでいる人材開発担当者の方におすすめです。
・社内研修の事務局が行動すべき内容が具体的に学べます。
・研修計画策定のポイントがつかめました。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:30 |
1 オリエンテーション |
・学習環境デザインの考え方
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2 研修効果を高める仕組み |
①インストラクショナルデザインの概要
・研修の企画から評価の流
・研修(学習)目標の考え方
②定着化(トランスファー・オブ・トレーニング)の要点
・定着化を促進させる活動
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3 学びを定着させる学習環境のデザイン
(発見⇒提案⇒実行⇒改善サイクル)
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①コンサルティングプロセス
・リレーションシップのタイプ
②発見段階のポイント
・相互の期待の明確化
・研修のニーズ把握
③提案段階のポイント
・交渉スタイル診断
・Win-Winの解決策へ導く
④実行段階のポイント
・コミットメントの構築
・アクションプラン作成
⑤改善段階のポイント
・活動結果の評価
・人間関係の評価
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4 研修効果の評価方法 |
①研修評価の4段階モデル
・各評価段階の特徴
・評価段階の決め方
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
鈴木 健一
JMA 専任講師
アトラクティブバリュー株式会社 代表取締役
日本マクドナルド㈱入社。営業部店長時代に、1時間の店舗売上210万円の世界記録樹立など、様々な実績を残し年商200億の営業責任者に就任。従業員満足度及び顧客満足度を大幅に改善し、社内トップレベルの業績を上げ社長賞を受賞する。その後、ハンバーガー大学(社内人材育成機関)副学長として、23名のインストラクターとフランチャイズ担当人材の育成、上級管理職対象教育プログラムを開発。全社戦略をドライブする人材育成を展開し、日本マクドナルドのV字回復に貢献する。2010年アトラクティブバリュー株式会社設立。企業向けに組織力強化につながる人材育成研修・コンサルティング・講演を提供する傍ら、ワークショップデザイナーとして地域活動にも参画している。
定員について
5名に満たない場合は、中止・延期する場合があります。
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。