開催概要
対象
・生産技術部門の中堅スタッフ~マネジャー
・生産企画・管理部門の中堅スタッフ~マネジャー
・工場長
本セミナーのねらい
人手不足への対応、技能伝承の必要性などの環境変化への対応はもちろんのこと、品質の維持・強化を目的として、自動化推進を考えられている企業が増えています。
また、自動化の推進を始められている企業では、限られた範囲での自動化のみでいまいち成果に繋がっていない、多品種少量品が多く、自動化そのものの推進が困難であるなどのお悩みをお持ちの方が多いようです。
戦略的に方向性を定め、自動化を推進しないと費用がかさみ、製造原価が上がってしまった、製造リードタイムが伸びてしまったなどということになりかねません。
本セミナーでは、自動化推進前にやるべきことをしっかりと押さえ、自動化推進時の費用を最小限に抑える手法を体系的に学びます。
ぜひ、この機会に正しい自動化の進め方を体系的に学び、全社視点で、効果を最大限に得られる、自動化の取り組みの第一歩を踏み出してください。
本セミナーのポイント
① 自社の自動化推進目的に合わせ、対象となる範囲や工程を見極められます。
② 自動化の考え方を体系的に習得できます。
③ 全社を見渡した上で、一番効率の良い自動化推進法を習得できます。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。
事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
オンラインLIVEセミナー規約
プログラム
|
項目 |
内容 |
2日間 10:00~17:00 |
1.自動化に取り組む背景と期待効果
-自動化する事が主目的ではない-
|
(1)日本企業の課題を把握する
(2)自社課題への対応力強化
(3)自動化に取り組む際の基本的な考え方
(4)自動化による期待効果と方向性
|
2.自動化を考える際に必要なIEと生産システム
-効率的な自動化のためのIEを理解する-
|
(1)インダストリアル・エンジニアリング(IE)とは何か
(2)生産要素の最適組み合わせを実現する
(3)改善検討の原則と着想の原則
(4)設備連携を考える際のポイント
切削時間の短縮
|
3.自社の自動化状況を見える化する
-自社自動化の取り組み状況を把握する-
|
(1)自動化の目的に合わせ、対象を絞り込む
(2)既存データ活用でマップ作成工数低減
(3)自動化マップの作成
(4)材料の変動要因分析
(5)作業の変動要因分析
自動化の調査対象を絞り込む
|
4.自動化への優先順序
-定量的判断要素から自動化の優先順位を決める-
|
(1)自動化容易性の検討
(2)自動化による効果算出
(3)自動化の優先順序の決定
(4)設備投資の提案書の書き方
省人化の限度額
|
5.材料標準化の検討
-自動化導入時の設備投資を抑える材料標準化を理解する-
|
(1)材料・作業標準化の意義
(2)作りやすい設計ルール
(3)モジュール設計可能性分析
(4)6つのモジュール化
|
6.作業標準化の検討
-自動化を成功に導く作業標準化の基本を理解する-
|
(1)作業標準化の基本
(2)現状メソッドの標準化(オードリクス)
(3)基本機能だけで工程をつなぐ
(4)作業手順を完成させる
(5)設備のラインバランスの取り方
同期ライン編成
|
7.最適設備の選択と考え方
-設備投資を抑える設備選択法を理解する-
|
(1)サイクリック作業の場合
(2)ランダム発生作業の場合
(3)設備設計は加工点から
(4)工程能力を持つ設備を導入する
(5)設備集約化と段取対策
パターン別最適設備台数と配置人員数
|
8.事例紹介 |
(1)自動化導入時に参考にできるツール
(2)他社自動化事例
|
※プログラム内容は変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
※昼休みは、12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
添田 英敬 (そえだ ひでのり)
㈱MEマネジメントサービス マネジメントコンサルタント
http://www.mejapan.com/
独立系システムインテグレーターにて流通業向け販売供給システム開発に携わった後、 日本インダストリアル・エンジニアリング協会(現(公財)日本生産性本部)に入職。 生産技術スタッフ向けの研修会、現場実習、工場見学会などの企画・運営を行うと共に、 協会会員誌「IEレビュー」の企画、編集業務に従事。
その後、㈱MEマネジメントサービス入社。社内外の研修講師を務めるほか、大手電機メーカーでのコンサルティング業務を行うなど、国内外で精力的に活動中。
定員
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。