開催概要
対象
・工場を部門単位で管理されている方、または候補者
・製造管理者
研修のねらい
工場管理者としてどのようなお困りごとがありますか?
工場管理者は、経営方針に従い最適な職場環境をつくり、経営資源を管理しながら
「必要なものを必要な時に必要なだけ」「より良い製品をより安く」といったものづくりが求められます。また
「ものづくりは人づくり」と言われるように経営目標を達成していくうえで
人材育成の視点も欠かせません。
本セミナーでは、工場管理者のみなさまが部門経営の視点から経営目標達成に貢献するために求められる役割を
方針管理力・ムダ取り改善力・QCDS管理力の3つの視点に整理し、解説します。部門経営に携わる方におすすめのプログラムです。
【求められる役割機能】
課の経営と運営・方針や目標を明確にし与えらえた経営資源を基に具体的な施策立案し推進する
Q:部門横断での品質改善
C:製造原価の低減・総就業時間の短縮
D:リードタイム短縮・ラインの整流化
S:労働災害につながる危険要因の撲滅
参加者の声
・稼働率、可動率の考え方と価値稼働時間までの考え方が参考になりました。製造現場のムダをわかりやすく丁寧にご説明いただけたのが良かったです。
・生産計画についても、演習を行う事で理解しやすかった。他者事例がとても参考になった。
・工場管理者に求められる力について、限られた時間の中で分かりやすく学ぶことができました。「演習」の部分も非常に良かったです。シミュレーションゲームは素晴らしい体験でした。
・参加者同士で緊密な意見交換ができました。講師のアドバイス、及び他社の事例及び困りごとも大変参考になりました。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。
事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
オンラインLIVEセミナー規約
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.工場管理者に必要な方針管理力
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・日常管理と方針管理の違い
・結果指標と管理指標
・ひとづくり
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2.ムダ取り改善力を高める
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・なぜムダを認識できないのか?4M視点でムダに気づこう!
①加工そのもののムダ…設備効率を高める、稼働率と可動率など
②不良をつくるムダ…ニンベンのついた自働化、
1:10:100のルール
③運搬のムダ…潜在的運搬のムダ、積み替え、滞留をなくすなど
④つくり過ぎのムダ…つくり過ぎは問題を隠してしまう
⑤在庫のムダ…つくる側の論理からの脱却、生産管理
⑥動作のムダ…動作分析、改善の対象は非正味作業など
⑦手待ちのムダ…山積表で見える化、一人工の追及など
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3.QCDS管理力を高める
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・Quality(品質)を高める…初品管理、初物、終物管理など
・Cost(コスト)…利益=売価-原価で原価低減をはかる、原価企画など
・Delivery(納期)…DR(デザイン・レビュー)、生産準備計画書など
・Safety(安全)…KYTなど
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4.課題認識と振り返り |
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【求められる役割機能】
課の経営と運営・方針や目標を明確にし与えらえた
経営資源を基に具体的な施策立案し推進する
Q:部門横断での品質改善
C:製造原価の低減・総就業時間の短縮
D:リードタイム短縮・ラインの整流化
S:労働災害につながる危険要因の撲滅
※プログラム内容は、変更される場合があります。
また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
石川秀人
コンサルソーシング株式会社
エグゼクティブ・コンサルタント
一部上場大手メーカー勤務後、(社)日本能率協会、(社)中部産業連盟、トーマツコンサルティング(株)などを経て、2005年にトヨタグループOBらと現コンサルティングファームを設立し、現在に至る。
TPSベースの現場改善、5Sなどのテーマで国内外のコンサルティング、および、講演会・セミナー等で活躍中。
【著 書】「最新トヨタ式の基本と実践がよ~くわかる本」「最新5Sの基本と実践がよ~くわかる本」
「製造現場の見える化の基本と実践がよ~くわかる本」(以上 秀和システム)等。
定員について
22名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)