開催概要
物流は調達とともにサプライチェーンの重要な構成要素です。
日本ではサプライヤーが指定納入場所へ輸送する取引が一般的であり、バイヤー自身は調達物流を直接ハンドルしないのが通常です。ただ、ここで意識しなければならないのは、
「調達物流コストは調達コストの一部」だということです。このことからバイヤーも調達物流をよく知る必要があると言えます。また、あえてバイヤーが管理して、全体最適化を狙う打ち手があることを知っておくのも良いでしょう。
本セミナーでは、バイヤーの世界標準である“調達+調達物流”の知識を得ていただくべく、物流の基礎および各種施策の理解を深めていきます。
対象
・ 全体最適の視点で、調達と物流を合わせて強化を図りたい調達担当者の方々
・ グローバル調達を担当される調達担当者の方々
セミナーのねらい
①物流の基本的な機能を再確認する
②物流と調達の関係を整理する
③総コスト低減のために調達領域における物流関連の打ち手を理解する
受講者の声
・資料の見せ方、説明の仕方がお上手で、ひきこまれました。内容もバイヤーが関心を持てそうなものが多く参考になりました。
・調達として知っておきたい物流の知識を解説いただけました。わかりやすかったです。
・物流における基礎的なことや実例も交えて説明いただけたので、内容の理解がしやすかった。物流を取り巻く現状や費用面も数値やグラフで表現されていたので、納得感があった。
・具体例がいろいろあったのがよかったのと、参加者を巻き込んでもらえたのがよかったです。
・経験談も踏まえながらご説明いただいたので、内容に説得力があった。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・原則としてカメラをオンにしてご受講いただきます。快適な受講環境のため、イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
※申込時には当日受講される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~16:30 |
1.物流と調達の関わりを押さえる
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・調達にとっての物流
・グローバル調達における物流
・国内調達における物流
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2.物流とは何かを知る
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・物流、ロジスティクス、SCM
・物流業界の現況
・サプライチェーンと物流
・物流の6大機能
・物流コスト
・物流業務委託
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3.調達に関係する物流事象を理解する
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・グローバル調達における物流
・国際物流
・インコタームズ
・コンテナ輸送
・ルート選択の工夫
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4.調達におけるトータルコスト低減のための物流施策
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・トータルコスト低減のための物流施策
・調達物流の打ち手
・ミルクラン
・集荷センター
・VMI
・クロスドッキング
・バイヤーズコンソリデーション
・物流費低減のための施策
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5.調達における物流施策
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・物流と環境
・新世代テクノロジー
・フィジカルインターネット
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
八島 俊彦
SSMリサーチ 代表
日本電気入社以来、コンピュータ、通信機、デバイスの部材調達を担当。海外現地法人向けに日本製部材の供給や米国・ボストン、サンノゼの調達事務所にて北米部材の調達、域外関連会社への供給業務に従事。その後、北米のマーケットプレース立上げに参画。日本帰国後、調達の企画業務、コンサルティング事業部で一般企業向のSCMの業務改革コンサルティングを担当。再び、調達部門で、パソコン部材、グループ調達企画管理、開発子会社のSCM部門を担当。退職後、企業の供給サイドの業務改善を研究中。