開催概要
調達担当者は、新製品の開発プロジェクトや新システムの開発プロジェクトなどのプロジェクトに参画する機会は少なくないでしょう。調達はプロジェクト遂行の重要な10の知識領域の一つと考えられていることから、当然、タスクを適切に完遂することが期待されます。
その期待に応えるためにはプロジェクトとそのマネジメントに関するしっかりした知識に基づき、プロジェクト全体の視点を持って、タスクを遂行する力が必要です。
本セミナーでは、調達がプロジェクト成功のために考えるべきことを丁寧かつ具体的に解説します。
対象
・プロジェクトに関係する調達担当者の⽅々
(新製品開発プロジェクト、事業部門の原価低減プロジェクト、システム開発プロジェクトなど)
・プロジェクトにメンバーを送り込む調達管理者の⽅々
ねらい
1.プロジェクト、プロジェクトマネジメント、そしてプロジェクトマネジャーの概念を具体的に理解する
2.プロジェクト遂行のために必要な知識を体得する
3.調達としてプロジェクトで価値発揮する場面を認識し、打ち手や注意する点を把握する
受講者の声
・プロジェクトやプロジェクトマネジメント等について全く知識のない状態で参加しましたが、10の領域について具体的にどのようにアプローチしていけば良いのか,体系立ててご説明いただいたため、プロジェクト遂行に何が必要なのか自分の頭を整理することができました。
・プロジェクトにおける各部門での役割及び、プロジェクト事態でのステップなのどが改めて学ぶことが出来たのが良かった。実際の仕事の中でも様々なプロジェクトに関わっているが、実際の動きと講習内容がほぼ一緒だったので、より知見が深まったと思う。
・講師の実際の経験に基づいた見解(知見)を聞くことができたのが良かった。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・原則としてカメラをオンにしてご受講いただきます。快適な受講環境のため、イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
※申込時には当日受講される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~16:30 |
1.プロジェクトとは何かを知る |
・プロジェクトの定義
・プロジェクトの成功
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2.プロジェクトを深く理解しよう
プロジェクトに参画したことはあっても、正式なプロジェクトマネジメントの知識にふれたことがない人は意外と多い。ここではおさえておきたいPMのポイントを解説します。
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・プロジェクトマネジメントのステップと必要な知識
・プロジェクトマネージャー(PM)の役割を知る
・プロジェクトメンバー 参画の心構え
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3.プロジェクトにおける調達活動とは |
・調達の役割は外部からのリソース獲得
・調達機能として具体的な活動
・プロジェクトに役立つ調達の打ち手
・新規サプライヤー開拓策
・コスト目標達成策・開発購買
・調達LT短縮策
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4.プロジェクトケースによる考察
調達が関わる代表的なプロジェクトのケースを使って、成功へのポイントを考えます。
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① 新製品開発プロジェクト
・ハード製品の新規開発
・原価企画
② 新システム開発プロジェクト
・ITシステム開発
・ソフトウェア開発のポイント
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5.プロジェクト遂行の知見を活かす |
・プロジェクトマネジメントの知見
・リスク管理
・コミュニケーション
・日常業務への応用
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
八島 俊彦
SSMリサーチ 代表
日本電気入社以来、コンピュータ、通信機、デバイスの部材調達を担当。海外現地法人向けに日本製部材の供給や米国・ボストン、サンノゼの調達事務所にて北米部材の調達、域外関連会社への供給業務に従事。その後、北米のマーケットプレース立上げに参画。日本帰国後、調達の企画業務、コンサルティング事業部で一般企業向のSCMの業務改革コンサルティングを担当。再び、調達部門で、パソコン部材、グループ調達企画管理、開発子会社のSCM部門を担当。退職後、企業の供給サイドの業務改善を研究中。