開催概要
対象
・デザイン思考を学びたい方
・新商品開発・社会課題解決のヒントを得たい方
・DXやビジネス変革、新規事業に活かしたい方
ねらい
VUCAの時代と言われ、イノベーションやDX(デジタル・トランスフォーメーション)の必要性も様々なところで言われるようになりました。しかしながら、コロナパンデミックやその対応状況を見るまでもなく、私たちは本当に時代や環境の変化に対する対応力を身に付けてきたでしょうか?(地球の大きさから考えれば)小さな隕石の落下による環境変化に対応できず、滅びた恐竜のような存在に私達は陥っていないでしょうか?
日本で「デザイン思考」という言葉がブームになって10年が過ぎました。デザイン思考はプロダクト(製品)デザインだけでなく、サービスデザインや組織デザイン、アジャイルへの活用など、ビジネスモデルの変革などにも拡がりを見せています。
本セミナーは、先が見通せない現代だからこそ、改めて原点に帰って、
「人間中心デザイン(Human Centered Design)」、即ち顧客やユーザーひいては社会の「想い」に共感し、イノベーティブな製品やサービスをデザインする手法を「ダブルダイアモンド」「5つのプロセス」に沿って、体感しながら学ぶワークショップです。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 9:45~16:45 |
1.オリエンテーション |
自己紹介とアイスブレイク
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2.デザイン思考とは |
デザイン思考とはどういうものか、なぜデザイン思考によってイノベーティブなアイデアを産み出すことができるのか。またDXやアジャイル開発、組織デザインなどビジネスへの応用について学ぶ。
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3.ワークショップ1 観察と共感 |
「観察と共感」のステップには、ユーザーインタビューや実際にフィールドに出向いて観察やエスノグラフィを行うなど様々な手法がある。ここではアート作品を鑑賞する手法を応用し、作品(製品やサービス)を観察しながら、その背後の顧客やユーザーの想いを認識し共感する手法について学ぶ。
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4.ワークショップ2 発散と収束によるアイデア創造手法 |
ダブルダイアモンドの手法に沿い、発散と収束を繰り返しながら、課題を定義し、イノベーティブな解決へ導く手法を学ぶ
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5.ワークショップ3 プロトタイピングとプレゼンテーション |
プロトタイピングとはなにか。手元にあるもの、あるいは何もない状態でもプロトタイピングは可能。ワークショップで産み出したアイデアを素早くプロトタイプにする方法を学び、プレゼンテーションを行う。
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6.振り返りとクロージング |
セミナーの振り返りと今後の実務への活かし方を考える。
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
島 青志
ブルーロジック株式会社 代表取締役
一般社団法人自然経営研究会 代表理事
慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科研究員
認定スクラムマスター
IT ベンチャー、広告会社、会計事務所などを経て、 2010 年に企業コンサルティングの株式会社 Salt を創業。2011年の東日本大震災時には、復興ボランティアとして、街づくりや商店街の復興、ビジネスの再構築の援助などを行い、その時の縁もあり、 2015 年に慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科に入学し、システム思考やデザイン思考、アート思考を地方振興やビジネスに活かす手法について学ぶ。 2018 年修了(現在は研究員として研究や学生の指導)。
企業コンサルティングの一環として、企業での組織づくりやイノベーション(新製品開発)に関しての研修やワークショップを行う。物事や課題をシステムとして捉え、レバレッジポイントを見出して、課題解決方法をデザインすることを得意とする。最近は AI や DX 導入に関する、生産性向上や評価手法などについてのコンサルティングも行っている。
定員について
20名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)