開催概要
セミナーのねらい
企業の社会的責任は年々増しています。持続可能な社会を形成するために、短期の経済的な視点だけでなく、長期的な地球環境や社会貢献の視点を見据えた経営が求められています。
また、企業へ投資しリターンを求める投資家の間でESG(Environment、Social、Governance)を重要視して投資先企業を選定するといった価値観が醸成されはじめて10年以上が経過しています。
企業にとって、サスティナブルな社会実現へ貢献しながら、自社の経営戦略と投資家視点であるESGを、どのように有機的に整合をはかり融合していくのかが、今問われています。ESG経営・サスティナブル経営が求められている中で、様々な矛盾や課題を抱えながら、どのような考え方に基づいて、ESGやサスティナブル経営を意識し体現していくのか、その本質を踏まえた上でESG・サスティナブル経営を推進することができていない企業が多いのではないでしょうか?
本セミナーでは、SDGs との関係性も整理・理解しながらESG経営とは何か、サスティナブルな社会の実現へ貢献し、ESG経営を実現するための経営課題は何か、そしてそれらの課題をどのように解決するのかといった、ESG経営・サスティナブル経営の本質を学び、実践できることを目指します。
セミナーの特徴
・ケース企業を活用したESG・サスティナブル経営の良い例、悪い例を理解する
・簡易診断によって自身の会社のESG・サスティナブル経営上の課題を抽出設定する
・経営戦略にESG・サスティナブルの概念を組み込む方法を理解する
・SDGsとの関係も明らかにし広い視点からESG・サスティナブル経営を実践できるようにする
対象者
・ESG経営の推進事務局の方
・経営企画・IR関連部門の管理職・担当の方
・サスティナビリティ推進・SDGs推進を担う管理職・担当の方
・各事業部でのESG経営推進を担う管理職・担当の方
・その他、ESG・サスティナブル経営の実現に向けた取組みを始めようとしている管理者、担当者
(上場企業、非上場企業とも)
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
【1】ESG・サスティナブル経営とは
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1.社会の価値観の変化
2.ESG・サスティナブル経営とは何か?
3.ESG・サスティナブル経営が求められる背景、歴史
4.社会的に求められるSDGsの取組み
5.ESG・サスティナブル経営とSDGsとの関係
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【2】企業活動への要求の変化と対応課題 |
1.投資家の要求の変化(企業評価の視点)
2.顧客の要求の変化(消費者、顧客企業)
3.従業員の要求の変化
4.ESG、SDGsへの対応
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架空企業における事例研究ワーク(グループワーク) |
・複数の架空企業におけるESG・サスティナブルへの取組から悪いESG・サスティナブル経営、良いESG・サスティナブル経営の違いを理解する
ケース文読み込み
→良い点/改善点の抽出
→悪いESG・サスティナブル経営、良いESG・サスティナブル経営のポイントを抽出する
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【3】ESG・サスティナブル経営における経営課題 |
1.自社ミッションとESG
2.ビジョン/事業戦略とE(環境)S(社会貢献)
-自社の提供価値にE(環境)、S(社会貢献)を組み込み事業成長と一体化させる
-ビジネスモデルにESを実装する
3.戦略実行のためのG(ガバナンス)
-ガバナンスの本質
-運用不全に陥らないための体制づくり/p>
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【4】ステークホルダーへの発信力 |
1.自社のESG・サスティナブルにおけるストーリーを語る
2.財務的情報開示とESG・サスティナブル情報開示
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・自社のESG・サスティナブル経営の簡易診断ワーク(個人ワーク&代表者発表) |
・自社のESG・サスティナブル経営実態のチェック
・チェック結果に基づく自社のESG・サスティナブル課題設定
→自社のガバナンスへ反映すべき事項
→ビジョン/事業戦略等へ反映すべき事項
→組織体制、マネジメントへ反映すべき事項
→各部門の取組課題へ反映すべき事項
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まとめ/全体質疑応答 |
まとめ/全体質疑応答
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
田村 健二
株式会社 経営革新ラボ 代表取締役
定員
20名(参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。)