申込受付終了 セミナーID:152307 JMA152307
- 思考力強化
- 新事業開発/事業戦略/イノベーション
- DX
【旧名称:DX時代の技術倫理ワークショップ】
対象 | ● デジタル技術によるビジネス創出をする方 ● デジタルサービスを開発・提供する方 ● デジタルにかかわる技術部門・開発部門の方 ●「デジタルと倫理」の考え方を学びたい方 |
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ねらい | 生成 AI の利用が進み、新しい技術・サービスが生み出される昨今、グローバルでは「倫理」の問題が数多く議論されていますが、自社ではどうでしょうか。日本では、グローバルと比べると、なかなかその議論に至っていないのが現状です。 良い技術にもかかわらず、倫理を無視したリリースの仕方が原因で新規事業が市場から退場を余儀なくされるケースが多々あります。そして「倫理的な知識があれば事前に防げたかもしれない」ということが少なからず見受けられます。 一方、日本でイノベーションが起きづらい要因の一つとして、「オーバーコンプライアンス」が挙げられます。「法令遵守が日本を滅ぼす」とかつて言われた様に、「やってはいけない」という予防倫理の考え方では、技術者を委縮させてしまうだけです。 だからこそ、重要になるのが「志向倫理」です。志向倫理の対義語として従来型の予防倫理(規範倫理)の考え方は、事故・けが・危険が起きないように予防するのが技術者の倫理であるという考え方です。そのため、かつての「~してはいけない」という予防倫理から、「~を変えたい」という志向倫理への変化が起きており、技術者はその適応が求められます。つまり、社会をこうしたいという姿をめざして考えを巡らせることが重要です。 本コースでは、志向倫理を掘り下げて、技術と社会との関係についての勘所を、事例で学ぶとともに、対話を通じて養っていきます。 |
特長 | ①倫理的・法制度的・社会背景を踏まえた技術の社会実装についての勘所を養う ものづくりなら製造してから繰り返し検査するという考え方で良かったものが、デジタルでは作る前に考え抜くことが求められます。そのため、本コースでは、Ethics byDesign」を対話で行い、「技術と倫理」、つまり「技術と社会」の関係を考えます。 ②事例「を」学ぶのではなく、事例「で」学ぶ 生成 AI、自動運転、見守りサービスなどを社会実装する際に必ず検証されるべきこと、つい見逃されがちなこと。あらゆる新技術や新サービスをローンチする際に必要な知識を学べます。成功事例・失敗事例をなぞるのではなく「自社に置き換えたらどうなるか」を深く考えていただきます。 ③気づきをアウトプットすることで学びが深まる 講義を通じて得られた気づきを参加者にそれぞれに発表してもらう時間を設けます。一方的なレクチャーを行うのではなく、受講者が自ら言語化する体験を通じてより深く学びが定着することを狙います。そして、志向倫理に基づいて、技術の社会実装を考えることを目指します。 |
パンフレット |
日本企業からイノベーションが起きない理由は、オーバーコンプライアンスによって、技術者が委縮していることだと考えます。そこで重要になるのが「志向倫理」です。従来型の予防倫理(規範倫理)は、事故・けが・危険が起きないように予防するのが技術者の倫理であると考えます。「志向倫理」すなわち社会をこうしたいという姿をめざして考えを巡らせる重要性を学びます。
項目 | |
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第1回 2024/1/11(木) 13:30~ 16:30 | 1.IoT技術と社会 IoT技術を社会に実装する時の勘所について、見守りサービスを例に対話を通じて考えていきます。 |
第2回 2024/1/25(木) 13:30~ 16:30 | 2.自動運転自動車の社会実装 自動運転自動車を社会に実装する時の勘所について、対話を通じて考えていきます。
自動運転自動車を作る計画のない企業にとっては意味のないテーマかというとそんなことはありません。自動運転自動車をモデルとして、参加者との対話によって、どういう倫理的な問題が存在するのかをあぶりだしていきます。そこでの気づきこそが学びです。これが「ケース」で考えるという意味です。 |
第3回 2024/2/8(木) 13:30~ 16:30 | 3.AI技術と社会 AI技術を社会に実装する時の勘所について、バーチャルサービスを例に対話を通じて考えていきます。 |
第4回 2024/2/22(木) 13:30~ 16:30 | 4.brain-computer interfaceと社会 新技術を社会に実装する時の勘所について、brain-computer interfaceを例に対話を通じて考えていきます。 |
第5回 2024/3/7(木) 13:30~ 16:30 | 5.Privacy by Design 新技術を社会に実装する時の勘所について、健康管理サービスを例に対話を通じて考えていきます。
「プライバシーデザイン」は、ISO の規格にも含まれた今、デジタル機器を使って位置情報などの個人情報を収集する場合には避けては通れません。健康管理サービスのアプリを例に、参加者全員で対話してデジタルと倫理の勘所を養っていくことが狙いです。現代は、社会人に対し一方的なレクチャーを行う時代ではないと思いますので、本コースでも対話を通じた講義を実施します。 |
第6回 2024/3/21(木) 13:30~ 16:30 | 6.技術と社会 倫理的・法制度的・社会背景(ELSA)を踏まえた責任ある研究(RRI)における志向倫理での考え方について対話を通じて考えていきます。 |
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
村上 恭一
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授
協創&競争サステナビリティ学会理事
価値創造フォーラム21顧問
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開催7日前 ~前々日 (開催当日を含まず) |
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開催前日 および当日 |
参加料の |
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