開催概要
対象
【部 門 別】
・工場長、製造部門のマネジャー、リーダー、スタッフ
・品質保証部門の責任者、マネジャー、スタッフ、新たに品証部門に配属になった方
・生産革新の責任者、KAIZEN × IoT/AIを推進したい方
【要 望 別】
・短期間に確実に不良をゼロにしたい方
・異物、ポカミス、キズ不良に悩んでいる方
・「なぜなぜ分析」では納得いく結果が得られず、代わりになるツールが欲しい方
・ポカミスへのAIの適用を知りたい方
・品質改善、品質管理、品質保証を体系的に学びたい方
・サプライヤーの品質、海外工場の品質を向上したい方
・現場のモラル(やる気)を上げたい方、理想の監督者を育てたい方
本セミナーのポイント
不良ゼロは実現可能です。
本セミナーでは講師が28年間の経験から生み出した考え方と進め方を体系化したツールを紹介します。
このツールは、実際にコンサルティングに使っているものであり、スピーディーに効果を出すことができます。
「不良ゼロの9原則」では、不良の要因を71、対策は55と明確にし、不良をゼロにするために基本的な考え方、進め方を説明します。
「異物ゼロへのアプローチ」は、異物の経験則、異物不良発生のメカニズム、ゼロにする具体的な方法を説明します。
「ポカミスゼロへのアプローチ」は、10,000を超える事例を分析し、20の要因、20の対策を提案します。
本アプローチにより今まで悩んでいたポカミスの発生メカニズムが明確に認識でき、自職場に合った対策を的確に打つことができます。
更に、設計ミス、サプライヤー・海外工場の品質向上のアプローチを用いて説明します。
品質は、最終的には人のやる気に依存します。
「モラルアップへのアプローチ」では、現場作業者をやる気にさせる8つの施策、それを実現するための監督者のあるべき姿を説明します。モラルアップにより、品質を高次元で維持できるようになります。
本セミナーを聞き、実践することにより不良は必ずゼロになります。そして、「不良って、こんなに簡単にゼロになるんだ。一体自分は今まで何に悩んでいたんだろう」という実感を持っていただけます。
参加された方のご感想
・実体験からの講義は、はっきりしており、説得力があった。
・今までの考え方の間違えに気づくことができた。
・聞いていても飽きずに、面白く勉強できた。
プログラム
|
項目 |
内容 |
1日目 10:00~16:30 |
1.不良ゼロの9原則 |
・原則‐1:不良は結果
・原則‐2:不良の要因は71
・原則‐3:対策は55
・原則‐4:改善ツールは10
・原則‐5:要素別改善
・原則‐6:データ分析
・原則‐7:発生工程の見つけ方
・原則‐8:現物・現場
・原則‐9:現象の連鎖
「なぜなぜ分析」はもういらない
・5 つのべからず
・不良ゼロの9 原則
・不良ゼロへのアプローチ
|
2.異物ゼロへのアプローチ |
・異物は感性
・異物の経験則
・異物不良の発生メカニズム
・異物の正体
・13の発生源
・5つの伝達経路
・品質と生産性の両立
|
3.ポカミスゼロへのアプローチ |
・ポカミス20の要因
・人の改善に対する方程式
・知らなかった対策(NG/OK シート)
・ルールを守らせるには
・うっかり対策(作業者思いの対策)
・AIによるポカミス対策:検査ミス、入力ミス、判断ミス(デモ)
・ポカミス20 の対策
・3つのアプローチ
・小集団活動での進め方
・質疑応答による要因探し
・チェックリストによるコミュニケーション
|
2日目 10:00~16:30 |
4.ビデオ標準整備へのアプローチ |
・標準整備へのアプローチ
・ビデオ標準作成へのアプローチ
|
5.キズゼロへのアプローチ |
・キズは結果
・個別改善
・総合対策
|
6.クレームゼロへのアプローチ |
・今、日本の品質が危ない
・クレームの原因
・マインドチェンジ
・顧客条件による全数検査
・検査のあるべき姿
|
7.設計、購買、海外工場へのアプローチ |
・設計の実態
・設計ミス28の要因
・設計ミスをなくすには
・サプライヤーの実態
・品質向上のための施策
・海外工場における品質向上:部品、検査、異物、NG/OK シート
|
8.モラルアップへのアプローチ |
・モラルとは
・モラル低下の原因
・動機付け
・やる気にさせる8 つの施策:目標を与える→成功させる→ほめる
・尊敬される上司になる:7原則と6つの言動・姿勢
|
※プログラム内容は変更される場合があります。
※参加者のご希望によりセミナーの時間配分が変わる場合があります。あらかじめご了承ください。
※昼休みは、昼休みは12:00~13:00を予定しております。
ご案内
講師紹介(敬称略)
中崎 勝
㈱ロンド・アプリウェアサービス
代表取締役社長
1992年、株式会社ロンド・アプリウェアサービス設立。不良ゼロを追究し、日々のコンサルティングでツールを磨き上げ、効率的効果的なオリジナルツールを開発し続ける。その結果として、短期間で効果を出すコンサルティングには定評がある。異物ゼロは経験則により生み出され、ポカミスゼロは日々進化し、整備ではTPMコンサルタントしての知恵を集約した。また、人というものを根本から追究し、モラルアップへのアプローチを開発し、不良ゼロ活動のマネジメントに適用した。最近では、IoTのものづくりへの適用をコンセプトしてまとめ、実践している。これまでの指導企業、44社5団体(うち、海外9社)
【主な著書】
『やりたくなる5S』、『工場管理2,4,5,6月号「はじめてのIoTカイゼン」』(日刊工業新聞社、2016年)
『工場管理臨時増刊号「IoTと品質管理」(4月)、4月号「熊本地震から学ぶ日本版BCPの必要性」』(日刊工業新聞社、2017年)
定員
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。