開催概要
対象
研究者、開発者、技術者や技術営業担当者で下記のような悩みのある方々
・デザインレビューや技術報告において、上司、同僚、顧客等に上手く伝えたい方
・技術営業担当者の営業活動や展示会・セミナーなどの販促場面でよりわかりやすく説明したい方
・人前での説明に苦手意識のある方
ねらい
・説明上手になるための情報整理の基本原則を知る
・技術者の仕事で頻出する説明の基本パターンを知る
開催目的
エンジニア(研究・開発者、技術者)は円滑な業務遂行のため、顧客やステークホルダー(上司、同僚、部下、他部門メンバーなど)に対して、専門知識や技術、成果をわかりやすく伝える必要があります。
ところがその説明は「自分が知っていること」に偏りがちで、相手の関心と予備知識に合わせてうまく「伝える」ことができずに、やってきたことの成果の未達成やプロジェクト進行の遅延・商談の損失などを招く例が頻発しています。
そういった場面では、わかりやすく相手の立場に応じた的確な説明をする「説明力」が必要ですが、専門的なスキルを持つ技術者がそれらを身に付ける機会は残念ながらなかなか多くありません。
そこで、本研修では、良い説明のカギを握る「情報整理」の考え方を身につけ、論理構成の定型パターンを身につけることにより、伝わる説明上手になる極意とノウハウを習得いただきます。
オンライン受講のご案内
・テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.良い説明のカギを握る「情報整理」の考え方を身につける |
①複雑な情報は文章だけでは通じない
②情報を整理分類して図を書こう
③「情報整理」は図解しないときも役に立つ
④現実世界の構造を表現しよう
⑤ロジック図解とピクチャー図解
⑥G/P/Sの構造を考える
⑦長文は分解・分類してラベリングせよ
⑧カテゴリーとサマリーを考える
⑨入れ替え可能なラベルに注意
⑩繰り返しフレーズと文字数のギャップに注意
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2.論理構成の定型パターンを身につける |
①しくみ・事象・対処のパターン
②状態・トリガー・アクシデントのパターン
③事実・解釈・方針・影響のパターン
④問題・目標・原因・施策のパターン
⑤Goal・Problem・Howtoのパターン
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
開米 瑞浩(かいまい みずひろ)
アイデアクラフト 代表
1986年東京大学理科一類に入学後、コミュニケーションに問題を抱えメンタルを崩し中退。プログラマーを始めるがやはり周囲とうまくコミュニケーションがとれず挫折。しかしそれらの失敗経験を通して難解な技術情報の論理構造を整理し図解説明する手法の教育研修カリキュラムを開発し、2003年から独立し企業人材教育を手がける。
著書に「エンジニアのための伝わる書き方講座」「エンジニアを説明上手にする本」など13冊。
テクノロジー、サイエンス分野のライターや教材開発も手掛ける。
定員
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。