開催概要
こんな課題をお持ちの方にお奨めします
・顧客ニーズを満たし、価値を創出する製品開発・商品開発の必要を感じているが、進め方がわからなくて困っている。
・自社の強みや価値をどう開発に結び付けるのか分からない。
・BtoB事業のため顧客分析や他社分析が難しく、限界を感じている。
・既存の商品開発プロセスを改善する着眼点を学びたい。
対 象
法人向けビジネスや素材・部品・機器など生産財ビジネスにおいて
・ 研究開発や技術開発の中で新商品・新サービス企画・開発の知識・スキルが求められる方々
・ 商品企画や事業企画部門に配属または配属予定の方々
・ ビジネス知識として、新商品企画・開発の基礎を知っておきたい方々
・ 中小・中堅企業において独自商品の企画が求められる方々
参加のお奨め
法人向けビジネスや素材・部品・機器など生産財ビジネス(BtoBビジネス)では、これまで既存の顧客の要求に応える形で商品やサービスを提供して企業規模を拡大してきました。しかし、既存商品だけではやがて成長が鈍化し成熟期に至ります。そこで必要となるのが新商品開発です。BtoBビジネスの新商品開発はBtoCビジネスとは異なることが多くあり、一般書籍や一般セミナーでは十分に学ぶことができません。
本セミナーでは、BtoBビジネスに携わる研究開発・技術開発・商品企画・事業企画などの方々に向けて、様々なフレームワークや分析手法をBtoB事業に特化して考え、要望の変化が激しい時代に対応する新商品企画・開発の進め方を体系的に解説します。
講師は、各社の新商品・新サービス開発をリアルタイムで支援している現役のコンサルタントが豊富な経験から事例を解説し、演習を交えながら学ぶ実務的な内容となっております。
受講者の声
・商品開発のセミナーというと、従来は分析の仕方などに重点が置かれていましたが、演習が多く実践的ですぐに役立つセミナーでした。自社に戻ってからは、「気づきシート」を活用し、データを咀嚼したうえでMUST条件を導くようにしてみます。
・BtoBの商品開発について、机上の手法ではなく、より現場に即した手法が学べました。今回学んだ手法を活かし、客先から言われた通りのものを開発する従来のスタンスから顧客の顧客にまで価値を届けるプロセスを整理し、提案できる製品開発に取り組みたい。
・グループワークが豊富で、他社の方と色々情報交換できてよかった。アイディアや思考の整理を学んだので、自社で実践していきたい。
・グループ演習によって、分析方法も理解しやすかったです。戻ってからは、事業性の評価軸について見直しと活用を行っていきます。
オンライン受講のご案内
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・ビデオオンできる環境をご用意ください。イヤホンやヘッドセット、外部スピーカーを使用しての受講をおすすめします。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは事前に配布します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
事業環境分析と顧客価値構想 |
1 新商品開発の必要性 |
(1)BtoB企業の置かれている状況
(2)企業各社の新商品開発事例
他社事例研究
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2 事業環境分析 |
(1)顧客環境分析
●顧客研究
●顧客マップ
(2)競合環境分析
●競合研究
●競合との差別化要素
(3)市場環境分析
●事業環境認識
●気づきシート
●環境俯瞰図
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グループ演習1 |
・環境俯瞰図の作成・代表者演習結果発表
・まとめ 質疑
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3 顧客価値構想 |
(1)顧客研究
●ターゲット顧客設定
●顧客プロセス分析
(2)ニーズ分析
●顧客価値分析
●上位ニーズ分析
(3)コンセプト検討
●ソリューション構想
●商品コンセプト構想
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グループ演習2 |
・環境俯瞰図の作成・代表者演習結果発表
・まとめ 質疑
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仮説提案と企画開発 |
4 仮説提案 |
(1)仮想カタログ
(2)リバウンド分析
●顧客訪問
●リバウンド分析
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5 商品企画書の作成 |
(1)企画課題ばらし
●企画課題ばらし
●必要機能の棚卸
(2)BtoB商品企画
・商品企画書の作成
・代表者演習結果発表
・まとめ 質疑
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6 事業性の評価 |
(1)市場性の評価
(2)自社適合性の評価
(3)ビジネスモデルの評価
●独自性、持続性、収益性
(4)リスクの評価
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7 提案開発 |
●提案書の作成
●顧客提案
●市場開発と技術開発の統合推進
●テストマーケティング
・提案書の作成
・代表者演習結果発表
・まとめ 質疑
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1日の振り返り |
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※昼食は12:00~13:00の予定です。
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講 師
池田 裕一(いけだ ひろかず)
㈱日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター シニア・コンサルタント
機械販売会社の財務部門を経て、1990年(株)日本能率協会コンサルティングに入社。
以降、一般企業を対象とした新商品・新規事業企画、新サービス開発、事業立上げなどのコンサルティング、研修、講演にあたる。
【著 書】
「新製品・新事業の育て方」同友館
「限界を突き破る戦略的事業連携」日刊工業新聞社
「はじめての新事業開発マニュアル 」海文堂出版
「新規事業・新用途開発技法とテンプレート」日本能率協会総合研究所 ほか
野田 真吾(のだ しんご)
㈱日本能率協会コンサルティング 技術戦略センター チーフ・コンサルタント
ソフトウェア開発企業を経て、2004年(株)日本能率協会コンサルティング入社。 企業の研究開発部門を中心に、技術・商品戦略、組織マネジメントなど幅広い領域においてコンサルティングに取り組んでいる。
【著 書】
「成熟をブレークスルーする新たな成長の波を生み出す革新的商品創出への挑戦」
(JMAマネジメントレビュー 2008/4)
「Product Compass ~成熟市場を打破するビジョン主導型商品革新実践手法~」(JMAC MCB)
「技術者の目利きする力~日々の気づきを引き出し創造性を高める」
(コスメティックジャパン Vol.2 No.9 2012/10他)
定 員
20名 (5名に満たない場合は延期する場合があります。)