開催概要
特徴
・「予測」について、企業内での共通の価値、共通言語としての知識水準の向上をめざします。
・販売予測を展開する具体的な方法を、わかりやすく基礎から学べます。
このような課題をお持ちの方々にお奨めです
・予測データを使って、上司や顧客を納得させることが難しい。また、販売予測にどのようなデータを活用し、精度を高めていけばよいかがわからない
・今後の需給予測など分析の要望が以前より増してきたが、理論に裏付けされた手法が確立できておらず、方法に困っている
・不確定要素による月毎の販売のばらつきをどのように予測したらよいのか悩んでいる
・複雑化するサプライチェーン、多様なデータによる業務負荷の増加を踏まえ、今後どのようにして先のことを予測していくかが課題である
・日々変化していく市場における自社製品の動向について、その要因を明確に特定することが難しい
・販売予測がマンパワーに頼っており、仕組化できていない
対象
・各企業の営業・販売・マーケティング・調査・企画・商品開発などの部門において、販売予測を担当されている方々
・販売予測の基礎と実務を体系的に学びたい方
・Excelを活用して販売予測を行いたい方
持ち物
ExcelをダウンロードしたPCをご持参ください。
なお、開催前にデータ資料の送付をいたします。併せてご確認をお願いいたします。
参加特典
セミナーで用いるExcelの事例集とアドイン(ホルトウィンターズ法)を参加者にプレゼントします。
事例集はセミナーで学んだことの復習に、アドインは自社ですぐに活用できます。
受講者の声
・予測に対して不安を持たれている方に特におすすめです。様々な分析法を学ぶことで私はその不安を払拭できました。自社に戻ってからは、同部署内のマーチャンダイザー全員が活用しやすい回帰分析のフォーマットを作成・共有します。
・販売予測についてゼロから学べ、明日から販売予測が試せるようなセミナーでした。まずは自社データを用い、演習を繰り返し行って、売り上げ予測を正しく出せるようにしてみます。
・テクニカル的な話だけではなく、予測とは?統計とは?とかなり広範囲の内容で、初心者や入門者にも適していると思います。今回習った相関や回帰分析など、手元のデータを使って自分のモノにしたいと思います。
プログラム
1日目:販売予測の基礎知識
販売予測とは何か?その定義や基礎知識、概念としての予測手法について、体系的に学びます。これによって、販売予測の全体像がわかります。
2日目:販売予測の実際
各種予測手法について、理論的背景およびExcelを活用した事例・演習を通して、販売予測の実際を学びます。予測手法を身につける最速の道は、実務でのトライ&エラーを繰り返すことです。
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
【1】販売予測とは何か |
・予測の定義
・販売予測の重要性
・販売予測のプロセスと枠組み
【学習のポイント】 計画の前提となる予測の概念を学びます。
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【2】販売予測の基本的な2大方法 |
・定量的予測法と判断的予測法
【学習のポイント】 予測の基本的2大方法を学びます。
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【3】予測に必要な基礎知識 |
・予測単位と予測期間
・データの分布状態を把握する基本統計量
・2つの変数の関係性をみる相関係数
・Excelによる事例&演習
【学習のポイント】 予測に必要な基礎知識を学びます。
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【4】予測に用いるデータとその準備 |
・データの分類と具体化
・データの加工方法
・Excelによる事例
【学習のポイント】 データの事前処理の方法を学びます。
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【5】因果関係を考慮した予測 |
・回帰分析の理論的概要とその活用方法
・Excelの分析ツールで回帰分析を行うには
・Excelによる事例&演習
【学習のポイント】 アクション変数を加味した予測方法を学びます。
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■1日のまとめ |
(1日のまとめ)
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2日目
10:00~17:00 |
【6】予測のための留意事項 |
・予測に役立つ9つの秘訣
【学習のポイント】 予測担当者が知っておきたい秘訣を学びます。
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【7】時系列モデルによる予測 |
・季節指数の求め方
・月次変動を除去する移動平均法
・売上傾向を分離して解くTCSI分離法
・指数平滑法に季節性を加味したホルトウインターズ法
・Excelによる事例&演習
【学習のポイント】 過去の売上傾向(パターン)を用いた予測方法を学びます。
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【8】人の判断による予測 |
・人の判断を活用したベイジアン・コンセンサス法
・Excelによる事例
【学習のポイント】 意思決定者の暗黙知を活用した予測方法を学びます。
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【9】製品ライフ・サイクルと予測 |
・製品ライフ・サイクルとは
・普及率や成長率を予測する成長曲線モデル
・Excelによる事例&演習
【学習のポイント】 製品のライフサイクルを考慮した予測方法を学びます。
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【10】エリア別の予測 |
・地域特性を把握する特化係数法
・地域性を考慮した共分散重回帰分析
・Excelによる事例
【学習のポイント】 地域特性、期間特性を考慮した予測方法を学びます。
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■2日目のまとめ |
(2日目のまとめ)
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
二宮 政彦
(株)アイ・エム・シー開發 シニアディレクター
データサイエンティスト
専門:統計解析及びマーケティング
著書:「カオス的市場の販売予測」(共立出版)
「EXCELによる販売予測入門」(日刊工業新聞社)
定員
15名(10名に満たない場合は延期する場合があります)
会場(東京)
日本能率協会・研修室(東京)
〒105-8522 東京都港区芝公園3-1-22
TEL: 03-3434-6271
交通アクセス
東京メトロ日比谷線 神谷町駅 3出口 より徒歩7分
都営三田線 御成門駅 A1出口より徒歩5分
都営大江戸線 大門駅 A4・A5・A6出口 より徒歩12分
JR山手線 浜松町駅 より徒歩15分
※開催会場は変更する場合があります。
その場合は別途ご案内いたします。
無料特典 【Excelのアドイン】時系列モデルによる予測を加味した売り上げ予測
1日目の最後のプログラムで行う
「指数平滑法に季節性を加味したホルトウインターズ法」で利用するExcelのアドインを、セミナー参加者に無料でプレゼントいたします。
プログラム中でアドインを用いながら、販売予測の原理を学びますが、このアドインを利用すれば学んだことをすぐに自社で展開することができます。
お早目のお申し込みをお待ちしております。