開催概要
セミナーのねらい
技術者のみなさんにおかれましては、業務の難易度があがり、量も増えていく中、いわゆる「働き方改革」を求められ、時間の使い方に苦慮している方も多いのではないでしょうか?
一般的に言われているタイムマネジメント、業務効率化は、長時間の拘束を要する自分の業務には適用できず、困っているという相談を受けることも多いです。
これからの働き方は、
無駄をなくし、密度を濃くすることで時間効率を高めていくほか方法はないのですが、日常業務を見ると実験に無駄な回り道が多い、結論が出ない無駄な会議が多すぎる・・・など
時間の効率化という観点が欠けていると言わざるをえません。
本セミナーでは、特に技術者の方が無駄をなくし、効率を上げることで時間を生み出すための時間管理の方法を詳細に事例を交えながら解説します。
若手の方はもちろん、ご自身の仕事の仕方を見直したい方や、働き方改革のご担当者の方のご参加もおすすめです。
本セミナーで修得できること
・ 時間密度を上げる方法
・ 無駄を見つけて解消する方法
・ 時間を生み出す方法
・ 効率的な時間管理法
・ 業務の効率化
対象
主に研究、開発、技術部門の方で
・無駄だとわかっていても効率化できていない方
・効率的な計画が立てられないと悩んでいる方
・時間管理の方法がわからない方
・業務改善や働き方改革のご担当者
参加者の声
・タスク管理など、計画の具体的な立て方がはっきり資料としてあるので、社内展開しやすいです。
・根本的なところをロジカルに説明してもらい、参考になりました。
・演習があったことで、研修内容をより深く理解することができた。講義の時間配分が素晴らしかったです。
・技術者が業務改善(効率化)を考え、実施する上で大変参考になった。早速着手していきたい。
・無理とあきらめるのではなく、どうやったらできるかという視点を学びました。
・技術者としての考え方も教えていただいたのは、とても参考になりました。
オンライン受講方法
・ テレビ会議ツール「Zoom」で配信します。事前に
接続テストにアクセスいただき、動作をご確認ください。
・1申込につき1名様がご受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けしません)
・すべての参加者がカメラやマイクを使いながら参加いただきます。
・お申込み時、参加される方のメールアドレスを必ず登録してください。
・テキストは会期の3営業日前~前日にお手元に届くよう手配します。
・本セミナーの講義資料および配信映像の録画、録音、撮影など複製ならびに二次利用は一切禁止です。
・Zoomにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側にて停止させていただきます。
※お申込みの前に必ず
オンラインLIVEセミナー規約をご確認ください。お申込み完了を以て規約に同意したことといたします。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:30~16:30 |
1 時間管理とは |
・業務における「時間」とは
・時間管理要素
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2 時間管理の基本とポイント |
・優先順位
・インパクトファクター
・イシュードリブン
・ボトルネックシーク
・タスクの抽出、分解
・リソースマネジメント
・時間の生み出し方
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3 目的と目標 |
・時間管理における目的、目標の意義
・判断基準
・目標設定のためのSMARTルール
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4 仮説思考による研究開発と問題解決 |
・仮説が必要な理由
・仮説の精度と確度
・仮説→課題設定→計画
・2種類の事実
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5 シナリオを考える |
・Howは行動の最後
・何が必要で、何に使うのか
・よくある破綻のパターン
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6 計画の考え方 |
・タスクから計画へ
・計画設定のためのSMARTルール
・シナリオメイク
・タスクの分別と割付
・イレギュラー対応
・マージンタイム
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7 知っておくと役立つポイント、コツ |
・時間価値を上げる
・細切れ時間
・作業と思考
・集中型タスク
・計画の緻密さ
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8 時間管理手法 |
・GTD 計画実行の3R
・実行フェーズノチェック
・ステージゲート
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9 時間管理のための思考法 |
・目的志向、アウトプット思考
・思考のポイント
・ロジックの条件
・目利き力
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10 コミュニケーションと情報発信 |
・時間管理とコミュニケーション
・報告のルール
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11 部下の時間管理 |
・時間がない?
・指示の出し方、指導の補法
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12 事例 |
(1) 実験を計画する
(2) 会議を実施する
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13 まとめ、質疑応答 |
(まとめ、質疑応答) |
関連セミナー
結論を導き、行動へとつなげる 技術者のための効果的な会議の準備と進め方
※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
奥村 治樹
ジャパン・リサーチ・ラボ代表
東レ、パナソニック等にて材料開発や開発マネジメントに従事。その後、化学系ベンチャー企業などを経て現在は、ジャパン・リサーチ・ラボ代表として技術コンサルティング、人材育成を行う傍ら、大学での講義や中小企業の育成事業等に携わっている。博士(工学)
定員
参加定員の関係でご参加いただけない場合は折り返しご連絡いたします。