開催概要
このような課題をお持ちの方々にお奨めします
・これまで顧客ニーズや技術シーズを起点に新商品や新サービスを開発してきたが、差別化が難しくなった
・自社の成長のためには新たなアプローチで企画開発を行う必要があるが、その進め方がわからなくて困っている
・SDGsに関わりたいと企業に入社したが、どう企画・開発すればよいかわからない
・会社でSDGsの取り組みを推進しているが、SDGsとどのような関わり方をすればよいか分からない
・自社の持つ強みを活かしたうえで社会に役立つ商品・事業を提案したい
対象
・研究開発や技術開発の中でSDGsを見据えた開発が求められる方々
・SDGsに積極的に関わっていきたい若手社員の方々
・新商品開発や新事業開発で新たな視点を求められる方々
・商品企画・事業企画部門で独自商品・サービスの企画が求められる方々
・社内ベンチャーや社内提案制度にエントリーを予定している、またはエントリーしている方々
・人材開発部門でSDGsを見据えた開発を技術者教育として求められる方々
・ビジネス知識として、SDGsの基礎を知っておきたい方々
参加のお奨め
企業各社においてはSDGs(持続可能な開発目標)の実現に向けて様々な取り組みがなされています。「日本企業の経営課題2019調査結果」(日本能率協会)においても、5年後の経営課題としてCSR、CSV、事業を通じた社会課題の解決に着目する企業は増加しており、中長期的な経営にとって事業を通じた社会課題解決が重要であると認識されています。
SDGsの実現は、既存事業の変革および新商品開発としても大きなビジネスチャンスであり、社会課題解決なくして自社の成長はありません。
本セミナーは上記のような社会環境において事業変革を目指した商品開発にどのように取り組んでいけば良いかを事例や現場体験から、わかりやすく解説します。SDGs実現のための開発は多くの企業が目指すテーマでもあり、SDGsに積極的に関わっていきたい若手社員の方々にとっても、基礎的な知識とスキルを学んでいただく内容になっています。顧客・エンドユーザー視点だけでなく、自社製品のライフサイクル全体(原材料生産から廃棄まで)に視野を広げ社会課題を解決する思考を学んでいきます。
世界各国で実際に社会課題解決に取り組んでいる専門家と各社の新商品開発をリアルタイムで支援しているコンサルタントが講師陣としてタッグを組み、豊富な経験から事例を解説し、グループ演習を通じて、より実践的な内容となっております。
受講者の声
・事業開発の大事なエッセンスを実用的に学べました。また、SDGsの繋がりを持って、実践的な思考を考えられました。
・事業モデルの作り方など参考になりました。社内の新規事業プロジェクトのメンバーに伝えたいです。
・複数の講師が登壇されていたので、講義内容やテイストにバリエーションが持って、実践的な思考を考えられました。
プログラム
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項目 |
内容 |
1日 10:00~17:00 |
1.SDGs時代のビジネスモデル |
〇SDGsの歴史
〇SDGsと商品開発
〇途上国におけるSDGsビジネスの事例紹介
〇SDGsビジネスの成功要因
社会課題が記載された情報を読み、取り組むSDGsゴールを決める。
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2.SDGs実現に向けた開発が
求められる背景 |
〇既存コンテンツ+社会課題解決の好循環モデル
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3.SDGs実現に向けた
商品開発の基本ステップ |
〇自社製品ライフサイクルに着目したニーズ抽出
〇ニーズ/シーズ仮説
〇現地・現場観察
〇新ソリューション仮説
〇コンセプト検証
〇新商品検証
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4.ニーズ/シーズ仮説 |
・自社製品ライフサイクルに着目しニーズを抽出する
・マインドマップを作成し、課題解決の因果関係を整理する
・ニーズ/顧客マップで自社の強みと効用からアイデアを抽出する
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5.現地・現場観察
~途上国の現地・現場観察事例~ |
〇途上国の社会課題
〇ミスマッチの発見
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6.新ソリューション仮説 |
〇取り組むべき課題と経営資源とのマッチング
~国内の社会課題とのマッチング事例~
社会課題解決コンセプトシートを作成する
〇ビジョン
〇成果(SDGs)
〇商品(シーズ)
〇課題(ニーズ)
〇現状認識/活用できる資源
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7.コンセプト検証 |
〇現地・現場でのコンセプト検証事例
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8.新商品検証 |
〇市場実証の評価視点
〇検証による商品プロモーション
•社会課題解決型ビジネスモデルを構想する
•発表に対するコメント、ディスカッション
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9.1日のまとめ |
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師紹介(敬称略)
池田 裕一
株式会社日本能率協会コンサルティング シニア・コンサルタント
機械販売会社の財務部門を経て、1990年 ㈱日本能率協会コンサルティングに入社。
以降、メーカーやサービス業を対象とした新製品・新規事業探索、開発テーマ設定、新規事業企画、事業性評価、事業立上げなどのコンサルティング、研修、講演にあたる。
【著書】
「新製品・新事業の育て方」同友館
「日本企業のBOPビジネス」日本能率協会マネジメントセンター(共著)
「新規事業・新用途開発技法とテンプレート」日本能率協会総合研究所 ほか
上原 有恒
博士(農学) / 株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル
民間企業、経営コンサルティング会社、独立行政法人を経て、現在は開発コンサルタントとして、アジア、アフリカ諸国で地域開発にかかるプロジェクトに参画。 開発途上国における調査・研究を20年以上にわたり従事している。
石塚 周太
㈱日本能率協会コンサルティング コンサルタント
定員
20名
開催可能な人数に満たない場合は、開催中止または延期する場合があります。