開催概要
このような課題をお持ちの方々にお奨めします
・商品開発に関する発想が湧かない
・アイデアを出すだけでまとまらない、収束できない
・グループでアイデア出しを行う効果的な手法がわからない
・ヒット商品やロングセラー商品を生み出せずに困っている
対象
・メーカー、サービス業の商品企画部門
・マーケティング部門・営業企画部門などのスタッフの方々
・ブランドマネジャー、プロダクトマネジャーの方々
・本テーマにご関心のある方々
ご参加のお奨め
AIやロボティクスなどの導入が盛んになる中、単純なルーチンや意思決定業務はアルゴリズムに置き換えが可能となります。
そのような環境の中で、人間の持つ「発想力」は0から1を生み出す能力として今後はますます重要になる力量です。
しかし、「発想力」は、企業内において個人の資質に依存することが多い能力であり、独創性を発揮できる開発者はごくひと握りの人々に限られていて大きな課題となっています。
一方、成功商品の開発には、消費者に受容される商品コンセプトが不可欠です。
商品コンセプト作りには、消費者心理を探りニーズを探求する「洞察力」と商品アイデアを考案する「独創力」、この2つの力量が必要です。
「独創力」は成功商品アイデアを考案するためになくてはならないスキルなのです。
本セミナーでは、古くからある優秀な発想法と新市場創造に貢献する独自の発想法を小集団による実習形式で網羅的に体験し、時、場合、目的などでの使い分けを学びます。
さらに、成功商品開発に必要な、梅澤メソッドのひとつでもあるキーニーズ独創法を習得し、商品開発、事業開発、
現場改善、問題解決など様々な企業の現場ですぐに活用できる様々な「発想法」を習得することができます。
受講者の声
・ニーズのある商品でないと売れないということが身にしみました。商品開発に行き詰っているマネージャー、製品担当の方々におすすめです。発想の仕方が変わるかもしれません。(40代 男性 商品開発・企画担当 係長・主任クラス)
・メラキア法など実践でやってみると、現状の枠組みで考えてしまっていることに気付きました。様々な手法の概念を知ることができて良かったです。商品開発、コンセプト作りで悩んでいる人におすすめです。(20代 女性 研究開発担当 一般社員クラス)
・グループでのアイデアを広げていく様々な方法は社内ですぐに活かすことができそうでした。(20代 女性 商品開発・企画担当 一般社員クラス)
プログラム
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項目 |
内容 |
1日目 10:00~17:00 |
伝統的発想法の理解 |
1 ビジネスにおける想像力の必要性 |
①創造力の目的
②IT社会における仕事の位置づけ
③雇用の未来
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2 創造力と創造力の鍛え方 |
①創造力とは
②創造力の鍛え方
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3 アイデア発想のポイント |
①アイデア発想のメカニズム
②発想法とは
③発想は発散と収束
④アイデア発想メソッドの種類
⑤アイデア発想のポイント
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4 シーン別発想法 |
①発想法は目的と状態で使い分ける
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5 発想メソッド~アイデアの発散~ |
①アイデアの拡散と収束
②白紙状態からの発想法
頭の体操:AHA GAME
発想法【発散】
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6 発想メソッド~アイデアの収束~ |
①アイデアの収束とは
②アイデアの収束手法
ブレインストーミングおよびブレインライティングによるアイデアの発散とグループ整理法によるアイデアの収束。
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2日目 10:00~17:00 |
成功商品開発のためのアイデア発想法 |
1 成功商品とは |
①なぜ成功率が低いのか
②なぜMIPの成功率は圧倒的な高いのか
③「MIP(新市場創造型商品)とは何か」
④成功商品とは
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2 売れる商品を創るための理論 |
①消費者ニーズ理論
②C/Pバランス理論
③未充足ニーズ理論
④MIP理論
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3 商品コンセプトの重要性 |
①キーニーズ法とは
②コンセプトと発想法の関係 |
4 キーニーズ独創法 |
①独創力の重要性
②アイデアは必ずニーズと結びつける
③キーニーズ独創法発想メソッド
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5 非常識反転発想法~メラキアの発想~ |
①メラキアの発想とは
②非常識反転発想法(メラキア)の構造
③活用事例
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6 メラキア事例分析 |
AHA GAME
アイデア発想の源をさかのぼる推論実習
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7 非常識反転発想法による多角的アイデア出し |
実務に活かすメラキアチャートを使用した多角的アイデア出し・発表 ①常識反転アイデアによるアイデア発想
②非常識反転によるアイデア発想(目的達成型)
③非常識反転によるアイデア発想(用途活用型)
の3つのアイデアに展開する。
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※内容は、変更される場合があります。また、進行の都合により時間割が変わる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
ご案内
講師
清水 孝洋
商品企画考房 代表
一般社団法人日本市場創造研究会 理事
1989年大手文具事務用品メーカーに入社。
広告宣伝、販売促進、デザイン部門、営業部門、調査部門、中期計画策定事務局を経て、2005年よりマーケティング部門責任者、営業企画部門責任者、海外企画部門責任者を歴任。メーカー勤務でありながら小売バイヤーを経験したり、デザインディレクターとしてグッドデザイン賞を受賞するなど幅広い業務を担当。
長年にわたりヒット商品に関わる、調査、コンセプトづくり、パフォーマンスづくりを実践。
そのかたわら、梅澤伸嘉氏に師事し、独創法の研究やキーニーズ法コンセプターとして、社内外の教育研修、産学連携による学生の技能向上、各種講演会などを通じて梅澤式商品開発メソッドを知らしめる活動に従事。
2011年からは日本市場創造研究会理事として各種分科会リーダーとして活動。
定員について
参加人数が最少催行人数に達しない場合は、延期もしくは中止にさせていただく場合がございます。