生産技術者戦略会議

ランチセッション 12:40-13:20

ICTを活用したグローバル生産革新

中村昌弘
富士通株式会社 民需ビジネス本部
エグゼクティブ・アソシエイツ&GP4ファウンダ
(所属会社 株式会社レクサー・リサーチ 代表取締役社長)
製造業の生産技術研究所に勤務後、3次元仮想化技術を基軸とした研究開発を行った後、
 日本のものづくり力強化に繋がればと願いGP4シリーズを開発。先日その功績が評価され、
 第4回ものづくり日本大賞・経済産業大臣賞
尾上  隆
富士通株式会社 民需ビジネス推進本部
(敬称略)
講演内容
急激かつ驚異的なスピードで製造業のグローバル展開が進んでいます。そこで発生する工場海外移転や更なる生産性向上などの生産領域の課題解決策として、「GP4(ジーピーフォー)」を活用した新しい生産エンジニアリング手法をご紹介します。
GP4の概要
工程設計の見える化を可能にした生産準備ツールです。
 組立系、物流系などの人の活動がキーポイントである製造業務において、効率的な工程設計と多面的な評価・検証を仮想ライン上で行うことが出来ます。
 
■グローバル生産立ち上げの効率化、低コスト化を実現可能
  
・簡単な操作と500種類の設備ライブラリ、作業者動作の自動生成により1日で仮想ラインをモデル化可能です。
  
・カイゼンの前倒しで高生産性と垂直立上を実現します
 
■経験の無い初めてのライン構成でも、生産諸元を定量的に算出し、理論的に最適プランを決定
  
・目指すライン構成を定量的な評価値を元にチューニング可能です。
  
・仮想トライを通じてのアイデア検証や、先行事例活用による知見の活用を支援可能です。
 
■現行ラインを止めずに生産現場改善、生産性向上を実現可能
  
・マウスのドラッグ操作でレイアウトや作業手順の変更ができ、その結果と効果を即時に確認可能です。
 
 ・ライン変更時に生産関係者の共有理解と合意形成・意志決定を支援可能です。
  • 作業性検証

  • 自動車(ライン1)

  • 自動車(ライン2)

  • 電機(ライン)