結果報告 その7
NEC 長尾政彦さん
生産技術には事業部門を横断して協働することが必要です。
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長尾政彦
(CPE-MEホルダー)
日本電気株式会社
(敬称略) |
安部武一郎
一般社団法人日本能率協会
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特別研究セッションの企画に関わっていただきました生産技術特別研究会メンバーのNEC 長尾さんへ日本能率協会 安部がインタビューしました。
--2012年の
生産技術者戦略会議(以下、
戦略会議)の振り返りを交えながら、生産技術者に求められる役割ついてお聞きしたいと思います。
戦略会議では開催に先立ち、出席者全員に隣の方と名刺交換して頂き、
戦略会議に来た目的について話をしてもらいました。今回初めての取り組みでしたが、予想以上に盛り上がっている印象を受けました。
長尾:
戦略会議は異業種の方が集まる折角の機会ですし、きっかけがあれば様々な方と交流を図ろうと考えますよ。
普段話せない方と話をすることで良い刺激を受けます。
今回は弊社の若手社員も参加していました。彼は部課長クラスに案内していた
戦略会議に、自ら参加したいと申し出てくれた積極的な人間です。
--最近は、受け身の若手が多いとよく聞きます。積極的な方は珍しいのでは?
長尾:
先ほど話した若手社員のような積極的な方も少なくないと感じています。
採用の際にも積極性や情熱などを評価していますし。
--積極性やチャレンジできる人材が求められているという事の現れかもしれないですね。
他に生産技術者に求められている事はありますか?
長尾:
生産技術には事業部門を横断して協働する力が求められているように感じます。
--様々な事業が社内にあると、商品によってお客様が変わっていきますよね。
長尾:
そうですね。
お客様が異なっていても、生産技術には共通性がある場合も多いので、お客様のニーズを理解した上で様々な提案をすることができます。
--お客様が誰かをきちんと技術者の方も認識する必要がありますね。
戦略会議で他に印象に残っている事はありますか?
長尾:
延岡先生の講演は非常に興味深かったです。
生産技術という視野が狭くなりがちな話を、高い視座から見た価値づくりについての話でしたので。我々もエンドユーザーに対しての価値づくりが必要だという気づきを改めて得ることができました。
そのために知識を広げるだけではなく、視野も広げることが必要ですね。
--視野を広げる意味でも、
戦略会議などを利用して異業種の方と交流して頂きたいです。
次回をお楽しみに。
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